第1041回 例会 2023年4月5日(水)
更新日:2023/04/05
第1041回 例会
ゲスト:安城市教育委員会生涯学習室文化振興課課長補佐 齋藤弘之様
本日の卓話担当:沓名由美子君
1.点鐘
2.君が代、ロータリーソング斉唱(第1週)
3.稲垣善朗会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
本日はゲストに安城市教育委員会生涯学習室文化振興課課長補佐 齋藤弘之様にお越し頂いております。
大河ドラマに因んだタイムリーなお話を聞かせていただけます。
担当は沓名君です。よろしくお願い致します。
はじめに報告をさせていただきます。
前回の例会でご挨拶いただきましたが、会員の山口恭正君が会社のご都合で退会されました。
今後のご活躍を期待したいと思います。
さて、4月に入りまして本当に暖かい日が多くなり、桜は散ってしまいましたが春本番という感じです。
ただ、毎年の事ですが物価が上がったり制度が変わったりしております。
コロナに関してはマスク着用が自己判断になりまして、今は沈静化しているように感じますが、ニュースでは東京の方で感染者が増えていると流れていました。
規制の緩和がされているイギリスを見てみますと、常時3~4割の人が感染しているということで、いまだ医療のひっ迫が継続しており、そこが課題とも言われております。
専門家は「第9波がくる」と言っております。
コロナもインフルエンザと同じ第5類に分類されると言われておりますが、罹らないにこしたことはありませんので、皆さんもご注意いただければと思います。
当クラブにおいても、マスク着用は自己判断とさせていただいておりますが、場に合わせてご協力いただければと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
4.食事 (会長)
5.幹事報告 (代理:荒木芳紀副幹事)
(1)他クラブの例会変更は事務局にお問い合わせの上、メーキャップにご協力ください。
(2)IMの報告書を配布いたしました。各自ご確認をお願いいたします。
6.副幹事報告 (荒木芳紀副幹事)
(1)4月9日(日)は地区研修協議会が開催されます。
10:40よりマリオットアソシアホテル16階にて名札をお渡し致します。また、次週12日の例会で、分科会ごとの報告を代表の方にお願い致します。
(2)本日平野年度の組織図をお配りいたしました。
(2)委員会開催のお知らせ (クラブ戦略委員会)
〇古居一雄クラブ戦略委員長
【一向宗についての補足(第1015回例会での卓話の補足)】
浄土真宗本願寺派。
「一向」とは「ひたすら念仏を唱える」という意味。
第8代蓮如上人が開いた。
本願寺派は現在西本願寺を差すので注意。
【大河ドラマ「どうする家康」で描かれた三河一向一揆】
〇「一向」の意味について
“生きることすら大変な時代に「南無阿弥陀仏」と唱えれば、生前どんなに不遇であったとしても極楽浄土に行くことが出来る“
そのことを信じることのみが希望だったとドラマでは描かれた。
歴史を勉強する身からも「そういうことだったのか」と感心させられた内容だった。
〇千代について
恐らくだがモデルは信濃国望月城主望月盛時の妻、戦国時代における信濃巫の巫女頭とされた望月千代女という人物。
武田信玄に会いに行くというシナリオに「なるほどな」と思った。
~映像鑑賞(取材、編集:安城農林高等学校放送部)~
【三河一向一揆のその後】
和議が成立した後に家康は「一向宗からの改宗」と無理難題を言い出し、結局は一揆側からの和議条件「前々のごとく」を引き合いに、「前々は野原なれば、前々のごとく野原にせよ」と言い放ち、反発する者の多くは領国外追放となり、寺院建物は取り壊された。
〇追放された人々のその後
・空誓 加茂郡菅田和(現在の豊田市足助町)に退去した後、大阪本願寺に身を寄せる。
・三河三ヶ寺の面々 信濃国塩崎(現在の長野市)に身を寄せる。その後上宮寺の二人については「長嶋一向一揆」にて自刃した。
【時代の変遷】
〇20年の本願寺教団禁制
天正11年(1583年)徳川家康は20年ぶりに国内本願寺教団を赦免して諸寺復興を許可。
本願寺、秀吉、家康それぞれの思惑があったが、芳春院の働きもあり三河門徒の宗教活動は芳春院へ赦免状を送られたことで許された。
〇空誓の勇み足
家康との仲介に立っていた本多重次の書状を改竄し、家康の許可を得たと偽って幡豆郡荒川に道場を建立するという事件を起こし、本證寺の立場を危ういものにしている。
※但し、改竄については暗躍した人物がいたのではないかともいわれている。
赦免は天正13年だった。
【本證寺の今】
末寺は三河、尾張をはじめ江戸方面にも広がるおおきな存在となっている。
以上ご清聴ありがとうございました。