クラブ会報

第1012回 例会 2022年7月27日(水)

更新日:2022/07/27

第1012回 例会 

ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:堀尾 豊君

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第4週) 

3.稲垣善朗会長 挨拶 

稲垣善朗会長  挨拶
稲垣善朗会長 挨拶

会長挨拶に先立ちまして、亡くなられた会員の方に黙祷を捧げたいと思います。
2022年7月27日本日森田勝己さんが亡くなられました。
それでは黙祷したいと思います。ご協力お願いします。

黙祷


本日27日はスイカの日だそうです。
と言ってもスイカの話をするわけではなく、本日は節電についてお話させていただきます。
私事ですが、私の店には入り口に「節電」と書いた紙を貼り、必要のない電気は落としております。
数年前から電気はLEDに、エアコンは新型のものに変えまして節電になっていると思います。
一部だけ消していてもあまり効果はないかもしれませんが、ポイントになってくるのはエアコンだと思います。
夏の電力の58パーセントはエアコン関係の電力だそうです。
大手エアコンメーカーによると、エアコンの節電には4つポイントがあるそうです。
まず、30分ほどの外出ならエアコンは切らない方がいいそうです。
理由として、再起動した時の室内の温度と設定温度の差が電力の消費につながるためだそうです。
更にエアコンの設定温度を1度下げることで10パーセントほど消費電力が下がるそうです。
2つ目は扇風機などを使い、空気の循環を作り、温度のムラを無くすことです。
扇風機はエアコンの吹き出し口の反対側に置くと良いとのことです。
3つ目は、フィルターの掃除をこまめにすることです。
2週間に1回の頻度で行うと、消費電力が減るそうです。
そして4つ目は、室外機をできるだけ風通しの良い場所に置くことです。
室外機は室内の暖かい空気を外に放出させるためのものです。
なので室外機の周りには、あまり物を置かないようにしましょう。
室外機を日陰に置くと、さらに消費電力が抑えられるそうです。
今年は、こう言った節電を心がけていただきたいと思います。

節電をすることで、電気料金を抑えるとともに、地球環境もよくなっていくと思います。
今年の夏もまだまだ暑いですが、節電を心がけつつ乗り切っていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。

4.食事 (会長) 

5.丹羽 修幹事 報告 

丹羽 修幹事  報告
丹羽 修幹事 報告

(1)本日例会終了後、定例理事会を開催いたします。
(2) 事務局は、8月9日(火)~8月15日(月)まで夏休みとさせていただきます。
(3) 他クラブの例会変更を事務局にご確認の上、メーキャップをお願い致します。

6.委員会報告  

金子豊久出席委員長
金子豊久出席委員長

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数 64名
出席義務者数 33名
本日の出席者数 56名
出席率 91.8%
先々回の修正出席率 86.2%

山内正幸会計
山内正幸会計

(2)年会費についてお願い (山内正幸会計)

大見知生親睦活動委員長
大見知生親睦活動委員長

(3)秋の会員家族親睦旅行のご案内 (親睦活動委員会)

上村祐貴ニコボックス委員長
上村祐貴ニコボックス委員長

(4)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
10件

7.本日の例会   

卓話者 堀尾 豊君
卓話者 堀尾 豊君

卓話  :『人生で感じたこと、考えたこと。思いつくまま、気の向くまま』      
卓話者 :堀尾 豊君
卓話担当:堀尾 豊君

ピロキの小話でこういう話があります。
ピロキはやんちゃな子だったんでしょうね。
おふくろさんが「お前なんか産んだ覚えはない」と言ったらピロキは「産んでくれと言った覚えはない」。
こういう小話があります。
皆さんも、何かしたいと思って生まれてきたわけじゃないし、自然に生まれてこられたんだと思います。

ところで、今の日本は皆さんいい国だと思いますか?どう思われますか?
これはちょっと愚問ですね。いいところもあり、悪いところもある。
それではもうちょっと具体的にですね、皆さんが子どもの頃小学校・中学校の頃でいいと思いますが、その頃と比べて今の日本はどうでしょうか?
私の印象では、非常に便利にはなりました。
携帯電話ができたり、1人1台の車、私の子供の頃に比べるとずいぶん便利になりました。
けれども、ただ人間はどうでしょう。
悪くなっているんじゃないかという風に思っております。
というのは、非常に自分本位になった、自分さえよければいいというような風潮があるのと非常に無責任になったという風に思います。
昔、子供の頃は小学校や中学校のいじめの自殺なんてありましたでしょうか?
昨日も名古屋でニュースになっておりましたけれども、教師も教育委員会もいじめで亡くなった子に対する接触の仕方がですね、私には非常にずさんに思えます。
いじめた子にいじめたかって聞いたって、そりゃいじめてないっていうに決まってますよ。
いじめられた子がいじめられたと言ったらそれはいじめなんです。
だからもっと真剣に教師とか教育委員会は接触してもらいたいと思っております。
そんなことがこの頃の感想です。
じゃあ、そうなってしまった原因は何か、私なりに考えてみました。

ちょっとこの間大事件がありましたので、まことに言いにくいんですけれども政治家の資質のっていうか、それから戦後教育の誤りではないかと私は個人的にそう思いました。
昔はですね、教師や親は悪いことをすれば叱る、ですから怖かったですね。
今は友達みたいになってしまって、下手をすると殴ると殴り返してきますよ、今の子どもは。
それは平等化ではなくて画一化ですね。
私が思うに、そんな感じがいたします。
それでは私の辿ってきた人生をちょっとお話してみたいと思います。

私は豊橋生まれでありまして、それは父が東京の大学から豊橋市民病院に派遣されてきたときに生まれたんだと思います。
豊橋の豊をとって豊(ゆたか)と命名されました。
しかし私が物心ついた時には東京目白でした。
当時、自由学園というところがありまして、その幼稚部に所属しておりました。
そこでの1番の思い出は卒園式の演奏会に大太鼓を叩いたこと、もう1つ強烈に残っているのは羽仁説子園長のお母さん羽仁もと子さんが園児に向かってこう言われたんですよ。
「皆さん、意味は分からなくてもいいから、この言葉は一生忘れないでください。」
と言われたのが『謙遜』という言葉でした。
今でも覚えております。
親指を縦にされまして胸の前で「謙遜」こういわれたんですね。
これは私一生忘れておりません。
じゃあ、お前はそういう生活をしてきているかと言われますと、それは私が決めることではありません。
皆さんがお決めになることで、自分の価値は自分で決めるものではありません。
そう思っております。

自由学園を出て、入ったのが高田第五国民学校、戦時中です。
ちょうど目白の学習院の真ん前にありました。
高田第五国民学校、その時に私の大きな転機が参りました。
東京医科歯科大学という国立の大学が、お茶の水大駅のすぐそばにありますけれども医科歯科大学が開校することになりました。
そこの教授に私の父の恩師、高橋昭先生が父を東京医科歯科大学の教授に推薦してくださったんです。
まだ大学は完成していなかったのか文部省がたらたらしていたのか、その間を縫ってですね、赤紙が到来してしまったんですね。
これで私の転機が訪れたわけでございます。
父が戦争に取られてしまった以上、私たちは東京にいる意味がありません。
親友にも会えません。
したがって安城へ帰ってきたわけでございます。
父が大学に勤務している時、それから兵隊で行っていた時、病院を守ってくれていたのが父の妹の文子先生でした。
ですから、その頃はばあさんが権力を握っておりまして、そこに娘家庭と嫁家庭が同居することになったんです。
やっぱり差がありました。
娘家庭はですね、奥の畳の部屋でラジオもありました。
私ども、嫁家庭は上り框の板の間、女中と一緒に食事をしておりました。
まあ子ども同士は仲良かったですからそう感じなかったんですけれども、母親の気持ちとしてはずいぶん辛かったんじゃないかと今思って、もっと親孝行しておくべきだったという風に反省しております。
東京から安城へ越してきまして、当時安城第四国民学校で1年生の3学期を、それから終戦は4年生の時ぐらいに東部小学校になって、青年試案の付属中学へ入りました。
その後4年間くらいで岡崎に統合され教育大学の付属になってしまいましたので今はもちろんありません。
それから高校ですけれども、実は3年下の弟が東海中学に受かったんですね。
親としては小学校でたてを電車に乗ったりして名古屋まで通学させるのはちょっと心配で、「お前も東海高校へ行かんか」と言われて急遽東海高校を受けることになりました。
でもあそこは中高一貫教育ですので、途中から入ったものは本当に20人くらいだったと思います。
高校を卒業後、私日本医科大学に入学しまして、と申しますのは私医学部以外は全然才能もないし、考えなかったです。
その当時だいたい東京の私立医大は東大卒の先生が多かったです。
と申しますのは、教授ってのは1人が教授になるとその後10年くらいは教授になりたくてもなれないんです。
ですからそういう人たちが私立へ散っていったんだと思います。
そんなこんなで野球部へ1年生は様子見ましたけれど、2年生からレギュラーになれるかなと思って2年生から野球部に入りました。
医学部は6年間なんですね。
それからインターンといって全科を回って、それから国家試験を受けて、受かると医師ということになります。
4年間で論文を書いて学会に出して発表して合格すると医学博士という称号がもらえました。
その前にですね、私大学院へ行くときに親父へ相談に帰ったんです。と申しますのは、親父が学生時代「お前を医者にはしてやるけども、その後の面倒は一切見ん。」と言っていたんです。
私は若気の至りで「はい、結構です。」といった覚えがありますので、大学院へは医師になってから行くもんですから、家へ帰ってきて父の許可を得てそれで大学院へ入ったわけです。
大学院を出るころに、~~皮膚科をこうやって終わるわけにはいかないけれど、誰か継がなくちゃいけないと思ったんですね。弟が京都大学の皮膚科におりましたから、お前帰れよというつもりで実は安城の実家で家族会議を開いたんです。そこで
私を除く全員が長男帰れと言われまして、私その頃皮膚科は勉強していなかったんですが、多少は准教授とか先輩に教えられて訓練はしておりました。
じゃあ、どこへ行ったらいいのだろうと親父に相談しましたところ東京逓信の皮膚科へ行って訓練を受けろということで東京逓信病院の皮膚科へ参りました。
東京逓信というのは郵便局の病院でして、関東逓信て言うのは電信・電話の病院です。
そこで飯田橋にありました東京逓信でそれは猛特訓、部長や副部長の診察の時は常に横にいて色々聞かれたりですね、勉強をしました。
その後、オイルショックの影響を受けながらも診療所を建設しました。
それは生涯今までで1番苦労した時であります。
患者さんにもたくさん来ていただかなければいけない。
じゃあ、どうしたら患者さんが来てくれるか、もうどこよりも早く、どこよりも安く治せば患者さんは来てくれるんじゃないかと思っておりました。
駐車場は確保して、その当時親父の時は職員が住み込みでしたから、それはちょっと時代遅れだと思って現在の建っている2階が1億の建物です。

借金は数年で返したと思いますが、それで現在があります。
人生、運・不運というものは自分ではどうにもならない、そういう制度とか景気とか色々なものに左右されますが、私は本当に幸せな人生でした。
ただ、今気になるのはソ連がウクライナを侵攻したり、北朝鮮がミサイルを打ったりしていることですけれども、どうでしょうか。
大きな魚が小さな魚を食べたり、ライオンがシマウマを襲ったりという光景はみたことはありますけれども、それは生きるためですね。
それが今は生きるためではない戦争が起ころうとしております。
私が子どものころは世界平和が来るんじゃないかと思いましたけれども、ミサイルなんかあれ高いんでしょ、北朝鮮が実験と言って打つたびに北朝鮮の国民はどうなっちゃうんだろう、それだけ貧乏になっちゃうわけですから、人間の殺し合いだけは絶対に避けなければいけない、そういう風に思っております。
ですから、人生1つのことしかできないと思うんですよ。
私は医者としての仕事しかできませんし、他は全部皆さんに助けられて現在があります。
ですから、人生の真髄は助け合いではないでしょうか。
以上です。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 

今後の予定 


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