第1026回 例会 2022年11月16日(水)
更新日:2022/11/16
第1026回 例会
ゲスト:碧海信用金庫 経営管理部 榊原部長、同コンサルティング営業部 竹之内部長
本日の卓話担当:職業奉仕委員会
1.点鐘
3.稲垣善朗会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
本日は、職業奉仕委員会による職場例会です。
よろしくお願いします。
先日のに常滑にて地区の大会が開かれました。
ご出席された皆様、お疲れ様でした。
また地区のロータリー財団から感謝状をいただきました。ここに披露させていただきます。
最近、コロナがまた流行っています。
第8波に向かっているそうで、感染者の数も増えています。
今朝の安城市の新規感染者数は215人と発表されています。
皆さんにも十分お気をつけいただきたいと思います。
本日はそれに関連して、マスクについて話したいと思います。
今ではマスクも日常に馴染んできています。
白いマスクをしている人がほとんどだと思いますが、最近黒いマスクをつけている人が増えてきました。
マスクが流行り始めた当初は、黒いマスクが主流でした。
マスクの歴史を見てみますと、日本においては、明治の12年に呼吸器として生産されました。
形としては今でいう立体マスクのような形で、炭鉱で使われていたため、黒色だったそうです。そのように使われていたそうですが、今の白いマスクへの転換期があったそうです。
大正時代に日本でも多くの死者を出した、スペイン風邪が流行りました。
これを原因に、衛生面の点から白に変わっていったそうです。
スペイン風邪が流行した時にマスクの価格がとても高騰したそうです。
考えてみますと、コロナが流行り始めた時もマスクの流通量が減り、価格が高騰しました。
歴史は繰り返すというのがよくわかります。
本日来ていただいた皆様にも、これから気をつけていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
5.丹羽 修幹事 報告
(1)次週、11月23日(水)は、休会です。お間違いないようお願い致します。
(2)次回例会終了後、定例理事会を開催致します。
(3)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
◯碧海信用金庫 山内正幸理事長 挨拶
こんにちは。
ようこそ碧海信用金庫にお越しいただきありがとうございます。
今日は2部構成で進めさせていただきます。
昨年の卓話で、金融機関を取り巻く環境というのが非常に変わってきて、私ども預金をお預けいただいて、融資をするだけの仕事ではなくて色々課題解決に向かって踏み込んでますよというお話をしました。
この辺りの話を具体的な形で第2部として、コンサルティング営業部というのがございますので、そちらの方から預金、貸出金、為替以外にこんな活動をしてるんだということを申し上げるような形の映像で、皆さんにご理解いただくというような構成を考えています。
第1部が経営管理部の榊原、第2部がコンサルティング営業部長の竹之内がご説明いたします。
少しでも私たちの活動がご理解いただければと思いますので、よろしくお願いします。
◯会社概要 説明(経営管理部 榊原部長)
皆さまこんにちは。
本日はお忙しいところお越しいただき誠にありがとうございます。
まずは冒頭、新卒者対応用に作成しましたプロモーション動画をご覧いただきました。
まず前半当庫が地域金融機関として実際どのような業務を行っているかを各部署で行われている業務を中心にご説明させていただきます。
【各フロア本部所の業務案内】
◯1階:本店営業部
現在、安城市役所出張所やインターネット支店を入れると78店舗。
預金、融資、為替各種業務の他、営業担当者が法人先や個人のお客様のお宅へ直接訪問して、お客様が抱える様々な課題解決や資産運用についての相談に対応。
最近では女性職員の活躍推進として営業担当者9名のうち3名が女性営業担当として活躍している。
◯2階:証券財務部とディスク統括部
(1)証券財務部
主に株式などの有価証券で運営。
近年ではSDGsへの取り組みとしてカーボンニュートラルの達成を目指した銘柄への投資も積極的に行っている。
(2)ディスク統括部
金庫職員はお客様の大切な資産をお預かりしていることから、当然高いコンプライアンス意識が必要。
ここでは法令等重視方針の策定やコンプライアンスの徹底、各種ディスクの統合的把握等の管理、さらにはお客様の様々な要望等の対応を行っている。
◯6階:融資部と監査部
(1)融資部
2022年9月現在、約1兆1,500億円の融資金を有する。
ここでの業務は借り入れの審査、業務の効率化を目的とした融資実行業務の本部集中化、融資商品の保管など多岐に渡る業務を行う。
地域のお客様に円滑な資金供給を行うことで地域経済の発展に貢献できるよう業務を行っている。
(2)監査部
本部組織の中で唯一理事長直轄の独立した組織体制となっております。
営業店や各部本部のコンプライアンス管理体制、ディスク管理体制、さらには業務運営体制が適切かつ有効に機能しているかを検証、評価する。
内部管理体制等、より厳しい目線で監査している。
◯7階:コンサルティング営業部、営業戦略部(2部署とも昨年4月に新設)
(1)コンサルティング営業部
お客様の課題解決に関する業務を行う。
主に経営改善のサポート、事業承継やM&A、相続支援など。
(2)営業戦略部
金庫全体の営業戦略に関する立案・実行、新商品、新業務の企画・立案、外国為替業務、地域との連携強化による地元活性化支援などを行う。
平成26年7月にタイバンコクに駐在員事務所を開設して、お客様、お取引先様への金融サービスや各種支援、現地情報収集等に積極的に対応している。
◯8階:デジタル戦略部、経営企画部と経営管理部
(1)デジタル戦略部
昨年新設。
取引先事業者様のデジタル化支援、ホームページ、アプリやLINE等、ウエブメディアの運営、インターネット支店の運営等、当庫のデジタル化の推進を行う。
高いクオリティで迅速に改革できる信用金庫になるためデジタルを生かした業務イノベーションを積極的に行っている。
(2)経営企画部
経営方針や経営戦略の企画・立案、広報、店舗運営方針など金庫運営の舵取りを行う。
また、気候変動対応を基点とした環境戦略グループを今年4月に立ち上げ、脱炭素社会に向けTCFDF担当、環境省の委託業務であるECG促進事業の実施などに積極的に取り組む。
(3)経営管理部
主に新たな人事政策、人材育成、採用、福利厚生やメンタルヘルス、建物設備の管理運営業務、経費に関する業務や金融交換等人事と総務に関する業務を統括。
特に人材育成面において中期経営計画の柱としても掲げている自立型の人材の育成に力を注いる。
1人ひとりが主体性を持って行動することでトップダウンではなくボトムアップの組織作りのため現在、人事制度や昇給制度の改革に取り組んでいる。
◯お客様の課題解決に向けた取り組みについて(コンサルティング営業部 竹之内部長)
当部署は昨年度できた部署になりますが、実はお客様支援という形で2017年度から色んな組織の名称を変えながら、金融支援とお客様支援を合わせた形の支援を取り組んできた部署でございます。
だんだん人数も増えてきまして、業務も広くなってきたというところをご説明させていただきたいなと思っております。
碧海信用金庫コンサルティング営業部
・現在、総勢29名
・事業承継支援グループ、経営サポートグループ、相続支援センターの3つに分かれている。
コンサルタントを行う上で、所謂金融機関ですと専門の業者に丸ごと投げてしまうというスタイルをとっている業者が多いと思います。
私どもはそれとは一線を画しまして、当庫自身でご相談を受け、当庫自身でマッチングの相手先を探すという、売り手企業様と買い手企業様の両方を繋げる仲介業という形で実績を上げております。
今年度も非常に好調で、例年より勢い良く進めております。
やはり当庫のお客様内でマッチングをさせていくということが多いのですが、中には北陸や関東圏など、こういったところもマッチングさせていただいております。
インターネットを活用してお相手が決まったということもございます。
そのような形で、愛知県の信用金庫ではありますが全国的にもご紹介可能な形となっております。
売り手企業様の気持ちに寄り添うということと買い手企業様の買った後の事業展開を真剣に考えていくというところが長期戦略のミソかなと思っております。
補助金申請支援:
補助金のご支援の率が非常に高いです。
私共で、お客様にヒアリングをし、計画を作成するというサービスを行っております。
20件受けておりまして、結果が出たのが13件です。
実は100%採択を受けており、現在7件が申請中となっております。
人材紹介業:
認可を取得して行っております。
片手型、両手型という2つのパターンをやっております。
ニーズが多いので最近1人増やしまして4名で対応しております。
成約件数につきましては、20%と高くなっております。
この秘訣は利用者様への聞き取りは非常に丁寧にやっているところだと思っています。
ビジネスマッチング:
こちらもご希望が多くて、令和2年一気に数字が伸びております。
今大体900件までいっております。
当庫のお客様、いわゆる受注企業様と発注企業様全て当庫のお客様で構成されております。
ファンド:
令和2年 6月にへきしん未来の架け橋になろうということで設立しまして、資金の供給をしたいということで先日オープンしました。
ターゲット層は、お客様の課題解決に進むものであれば、私どもの方で審査させていただいて、可能なものはご支援させていただいております。
カーボンニュートラル:いわゆるCO2の排出量の算出をご支援するサービスも始めております。現在3社と提携しております。
◯その他の業務
企業向け:経営体制の事業再生、医療看護支援(建物の建築など)、相互支援など
個人向け:相続支援センター
こういった取り組みの裏付けとしまして実は私ども営業店ビジネスサポートデスクというものがあります。
様々な経営者様、企業様のご相談を営業店から本部のコンサルティング営業部まで上げてもらうというような仕組みを作っております。
最後に、志は高く腰は低くというモットーでやっておりますので、何かあった時はお声掛けいただきたいと思います。
ありがとうございました。