第1117回 例会 2025年2月5日(水)
更新日:2025/02/05
第1117回 例会
ビジター:
ゲスト :安城市中学軟式野球協会会長 上田將人様
本日の卓話担当:上村祐貴さん
3.弥政晋輔会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
まずご報告させていただきます。
会員の丹羽 修さんがこの度健康上の理由で退会届を出されました。
私還暦の時はそんな自覚はありませんでしたが、古希ともなるとやっぱり歳と取ったなと思います。
私の住んでいる部屋は4階にるのですが、エレベーターはなく階段で上り下りします。
最近は3階の踊り場で大体一息をつくことが増えた。
そんな時、老いを感じます。
スーパーに買い物に行くと、最近は肉売り場の前よりも魚売り場の前の方が長時間になってきた。
そんな時、老いを感じます。
車のラジオで時々演歌特集というのが流れていて、今まではチャンネルを変えていたのに、最近は時々聞いて演歌もなかなか良いなと思うようになった。
そんな時、老いを感じます。
5本に1本ぐらい力が滑ったような感じで、ペットボトルの蓋が開かない。
そんな時、老いを感じます。
好きなミステリー小説を読んでいる時、だいぶ読み進めてから以前読んだことがあったと気づく。
そんな時、老いを感じます。
テレビに出ている芸能人の名前がサッと出てこない。
そんな時、老いを感じます。
ひどい時は、メンバーの皆さんの顔はわかるけど、名前がサッと出てこない。
そんな時、老いを感じます。
最後に、ロータリーの会長に推挙されたとき、老いを感じました。
〇推薦人 堀尾 豊さんより伊吹ヱリ子さんのご紹介
ご紹介させていただきます。
伊吹ヱリ子さんは1962年2月12日生まれ、安城市今本町にて伊吹保険パートナーズでお勤めをされております。
推薦人は私と、杉浦真理子さんの二人です。
職業分類は保険代理店です。
息子さんが1人いらっしゃいます。
趣味はよさこい踊りAnjo“北斗”の代表をされております。
安城商工会議所の理事であり、城北商店街の理事でもあります。
〇歓迎の言葉 (親睦活動委員会)
伊吹ヱリ子さんを心から歓迎いたします。
このクラブはからっとした雰囲気の中で、例会および諸活動が行われているとてもアットホームな会でございます。
ゴルフカラオケなどの諸活動も大変盛んでございます。
ぜひ様々な場面で親睦を深めていただきまして、ロータリーライフを大いに楽しんでいただきたいというふうに思います。
ロータリークラブへようこそ!
〇伊吹ヱリ子さん 挨拶
今本町に生まれて育ってずっと安城に住んでいる伊吹保険パートナーズの伊吹ヱリ子と申します。
父が大変ロータリーにお世話になりまして、昔から家族会とかでお邪魔していて雰囲気を何となく家族会の時に感じておりましたが、今日ロータリーソングを歌った際に、いつも座っているのに今日から立ったままなんだなを実感しました。
皆さま、よろしくお願いいたします。
5.杉浦秀郎幹事 報告
(1)本日入会された、伊吹さんの所属委員会は 出席委員会です。
(2)次週2月12日(水)の例会は休会です。また2月19日(水)の例会は、2月22日(土) IMに変更しています。出席の登録をされた方は、12時30分から幹事杉浦より名札をお受け取り頂き、ご入場下さい。登録された方には、資料をお配りしました。
(3)下半期事業予定の訂正版を配布いたしました。
(4)他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します。
8.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)
会員数 61名
出席義務者出席数 35名
本日の出席者数 48名
本日の出席率 90.5%
先々回の修正出席率 85.8%
(5)職場例会のご案内 (職業奉仕委員会)
今、教育現場において中学校の部活動継続が難しくなっておりまして、部活動を地域に移行するという取り組みが行われますが、皆様ご存じでしょうか。
初めに文部科学省およびスポーツ庁がこういった提言をかいつまんでお話いたします。
『中学校等の運動部活動は、これまで生徒のスポーツに親しむ機会を確保し、学校教育の一環として人間関係の構築や自己肯定感の向上など、教育的意義だけでなく問題行動の発生抑制、また学校への信頼感、一体感の育成等にも大きく貢献してきました。
しかし一方で深刻な少子化の進行により、中学校等の生徒数の減少が加速し、運動部活動は持続可能性という面で厳しさを増すとともに、競技経験のない教師が指導せざるを得なかったり、休日も含めた指導が求められたりするなど、教師にとって大きな業務負担となっております。
そういった経緯を踏まえて、文部科学省としても令和3年10月に有識者による運動部活動の地域移行に関する検討会議を設置地域における子供たちのスポーツ環境の整備等の具体策が議論され、令和4年6月に提言を取りまとめました。
その取りまとめたガイドラインでは、令和5年度から本年度までを改革推進期間として位置づけ、休日の部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行について地域の実情等に応じて、可能な限り早期の実現を目指すこととしております。』
要約しますと
(1)教諭の労働環境が過酷を極め、過労死や・精神疾患を患う教諭の増加が今回の改革に至る経緯である
(2)そもそも部活動の活動時間が残業時間である
(3)少子化が進み、人数が揃わない
(4)部活動の成績が個人の成績に反映されなくなった
(5)教諭によっては協議経験がないが指導にあたるようになった
(6)多様性の重要化に伴い、生徒個人で専門的なクラブに通うことが非常に多くなった
(7)コロナ禍を経て、運動機会が特に激減した
(8)教諭の人材不足
以上の要因から、部活動を学校教育の一環としてではなく地域へ部活動を移していくというのが、この改革の取り組みでございます。
【部活動の現状】
・週2回夕刻までに下校をする
・日の入りの短い冬は短時間のみの活動になるため、基礎練習のみで終了することがある
・土日祝祭日は月2回且つ、4時間程度の活動がガイドラインで定められている
【移行スケジュール】
~2025年9月 従来の活動を継続
2025年10月~ 月1回以内且つ、4時間の活動に切り替え
2026年4月以降 休日の部活動完全廃止
【混乱を避けるための2組織】
・「地域移行部活動」、「地域クラブ」の2組織による、個人の考えを重視した活動を行う
【地域移行部活動】
・指導ガイドライン有り
・要届け出の教諭の指導
【地域クラブ】
・指導ガイドライン無し
・専門的な指導者の指導
【野球人口の推移】
〇高校野球
2020年代に入り、全国で3000人減少するなど、競技人口の減少が顕著
〇少年野球
10年で5万人の減少
2023、24年にかけては大谷翔平選手の登場により、やや増加した
野球に限らずスポーツ人口は減少しています。
やはり、長嶋茂雄さんや王貞治さん、そして大谷翔平さんのようなスター選手の出現というものが効果として大きいのかなと、現場の人間として感じております。
大谷選手はまだまだ現役ですが、次の時代の大谷選手を生み出していきたい、発掘していきたい、それが責務ではないかと感じております。
【安城での取り組み】
安城市の中学校軟式野球協会加盟団体(7団体)
(1)安祥クラブ
(2)安城ジュニアクラブ
(3)安城西クラブ
(4)安城南クラブ
(5)桜井クラブ
(6)篠目クラブ
(7)明祥クラブ
214名在籍(令和年6年度4月現在)
地域により、人数差や活動場所の制限が異なるため、今後の課題は残っている
西三河大会、そして全国大会の開催などを目標に活動を継続していく
【持続可能な組織】
・協会のコンプライアンスを確立し、ハラスメントですね暴力や言葉のハラスメントを排除して、部活動の地域移行ということを念頭に置いて社会教育機関としてしっかりと対応していくということが大事
・スローガン「グッドプレイヤー、グッドポーズ」を掲げて日々協会として運営している
・熱中症対策などの対策(夜間練習の推奨)
・夏の大会のナイター開催
・通報窓口の設置
【今後の課題】
・練習場所、大会場所の確保及び経費
・共有道具(ボール、ヘルメット)などの供給
・家庭への経済的負担
部活動への加入は大きな要素があり、これまで部活動が担ってきた成果は計り知れないものがございます。
部活動を実現してこられた背景には従事されてこられました恩師の先生方の、献身的な寄り添いが大きかったと思います。
ほとんどの時間が時間外労働出会った事実に、今は先生方への深い敬意を示すとともに、今後は学校側と地域社会双方が子どもに対して未来へと希望が持てる環境を創出すべく、時代に即した改革案を提示する義務があると我々は考えております。
あらゆるスポーツには人を成長感動させる不思議な魅力がございます。
子供たちが真剣に競技に取り組むか素晴らしい未来を創造していると感じます。
私達大人が常に当事者意識を持ち、何が大切なのかを考え、子供ファーストを掲げて、子供のための改革な改革でなければならないと強く思っております。
課題はいくつもございますが、また地域の皆様のご協力もいただきまして最善の努力をしてまいります。
ありがとうございました。