クラブ会報

第1027回 例会 2022年11月30日(水)

更新日:2022/11/30

第1027回 例会 

地区資金推進委員会委員 長尾秀義様
地区資金推進委員会委員 長尾秀義様

ゲスト:地区資金推進委員会委員 長尾秀義様:小牧RC
本日の卓話担当:国際奉仕委員会

1.点鐘 

2.ロータリーソング心唱(第4週) 

3.稲垣善朗会長 挨拶 

稲垣善朗会長  挨拶
稲垣善朗会長 挨拶

皆さん、こんにちは。
本日からしばらくの間、国歌やロータリーソングを心の中で
歌っていただき、少しでもコロナ予防の勤めていきたいと思います。

今日は加賀の温泉郷で貰ってきました観光案内のお話をしようかと思います。
12ページの案内ですが、30分の卓話が出来そうな情報量です。
内容は温泉ソムリエ協会による “かけ湯の儀式”や“タオルののせ方”、“湯上りの心得”などが掲載されており、本日はその中の“快眠入浴法”をご紹介しようと思います。
快眠を得るためには、夕食後1時間以内に入浴するというのが良いそうです。
人間は眠る時に深部体温がだんだん下がっていくことによって睡眠に入ります。
お風呂に入ることによって一時的に深部体温があがり、その後2時間ほどで自然と眠くなっていくというわけです。
入浴することにより深部体温が1度ほど上がるそうですが、1度の入浴で一気に上げるのではなく、2.3階に分けて徐々に上げていくのが良いのだそうです。
快眠を得るために思うことは、良い環境と良い寝具も使っていただくのが良いのかなと思います。
本日は入浴と快眠の関係についてお話ししました。
ありがとうございました。

4.ロータリー財団認証伝達式 

神谷 宏君
神谷 宏君

◯マルチプルポールハリスフェロー寄付
3,000ドル達成

神谷宏君
都築征成君
阿部光廣君

都築征成君
都築征成君
阿部光廣君
阿部光廣君

食事 (会場委員会) 

5.丹羽 修幹事 報告 

丹羽 修幹事  報告
丹羽 修幹事 報告

(1)本日例会終了後、定例理事会を開催します。2Fパーティールーム
(2)次週12月7日(水)の例会は、12月10日(土)年末会員家族親睦例会に変更しています。
(3)本日、12月14日(水)開催の年次総会の御案内を配布いたしました。当日ご欠席の方は、委任状のご提出をお願い致します。
(4)

6.委員会報告  

三浦 伸出席副委員長
三浦 伸出席副委員長

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数 64名
出席義務者数 29名
本日の出席者数 46名
出席率 78%
先々回の修正出席率 96.6%

杉浦秀郎親睦活動副委員長
杉浦秀郎親睦活動副委員長

(2)年末会員家族親睦例会のご案内 (親睦活動委員会)

杉浦眞理子青少年奉仕委員長
杉浦眞理子青少年奉仕委員長

(3)RYLAセミナーについてのご案内 (青少年奉仕委員会)

磯村孝彦会場委員長
磯村孝彦会場委員長

(4)新年初例会のご案内 (会場委員会)

渡辺真一社会奉仕委員長
渡辺真一社会奉仕委員長

(3)地区委員会会議の報告 (社会奉仕委員会)
・環境保全について

上村祐貴ニコボックス委員長
上村祐貴ニコボックス委員長

(5)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
17件

7.本日の例会   

加藤泰司国際奉仕委員長
加藤泰司国際奉仕委員長

卓話:『ロータリー財団を活用しよう』
卓話者:地区資金推進委員会委員 長尾秀義様
卓話担当:国際奉仕委員会

地区資金推進委員会委員 長尾秀義様
地区資金推進委員会委員 長尾秀義様

2760地区ロータリー財団 資金推進委員会の長尾秀義です。
小牧RC所属で会歴15年でございます。財団には2020-2021年度より出向しております。
本日は、ロータリー財団月間にあたり、ロータリー財団へのご理解を深めていただけるよう卓話をさせていただきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
少し歴史を遡りますが、時は1917年6月18日、まだヨーロッパで戦火が荒れ狂うころ、米国ジョージア州アトランタにて開催された「第8回ロータリー年次大会」に於いて、当時の会長アーチ・クランフは「世界で良いことをするための基金を作るのが、極めて適切であると思われる」と自身の構想を発表されました。その1ヶ月後に26ドル50セントの協力で始まった基金が、1928年「ロータリー財団」と改称され今日に続いています。
ロータリー財団の使命は、人々の健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、「世界理解・親善・平和」を達成できるようにすることです。そしてその役割は、ロータリークラブ及び地区を通じて受付けた協力を集約し、承認された人道的及び教育的活動支援への資金に分配するのが、ロータリー財団の役割であります。
国際ロータリーが人間の「カラダ」だとしたら、ロータリー財団は「血液」といわれます。「血液」が無ければ、「カラダ」は動きません。国際ロータリーは皆さまの会費で運営をされていますが、ロータリー財団は、ロータリアン皆さまからの協力で運営・活動をしているのです。
協力の分類は、2022₋23年度版の手引きをご覧頂きたいと思います。
 昨年度2021-22年度は貴クラブより多大なるご協力をありがとうございました。
本年度も、どうぞよろしくお願い致します。

グローバル補助金事業は、年々実施件数が増えており、2020-21年度は2,066件が承認されました。 
チャリティーナビゲーターは世界の奉仕団体を調査している組織ですが、ロータリー財団は、14年以上、最高位の4つ星を獲得しています。このように第三者機関にも認められております。ロータリー財団の情報は、財団室NEWSを是非お読み下さい。毎月DCSでクラブにお届けしていますので、事務局員さんから皆さまに転送されていることと思います。また、地区のホームページからもダウンロードできます。いろいろな情報が掲載されています。特に、ポリオの発症数については毎月掲載されていますので、会長挨拶の時などにお話していただければ幸いです。

地区の財団委員会のプログラムを順に説明致します。
まずはポリオプラスです。END POLIO の映像をご覧ください。
ポリオ根絶は、ロータリーの最優先項目で、世界の子どもたちへのロータリーの約束であります。特に感染しやすいのは5歳未満の子どもで、治療法はないですが、ワクチンで予防が可能です。
実は本年、ポリオに関してショッキングなニュースが世界を駆け巡りました。6月に、ロンドンの下水からポリオウイルスが検出され、ロンドンに居住する1歳から9歳までのすべての小児を対象に、ポリオオワクチンの緊急追加接種を実施することが発表されました。また、ニューヨークでも下水からポリオウイルスが検出され、7月には、アメリカでは約10年ぶりにポリオの感染者1名が確認されました。とにかく、世界にひとりでも発症者がいたら、毎年4億人の新生児にワクチンを打ち続けなければなりません。そしてポリオがパキスタンで感染者が増えている理由ですが、不十分なインフラと文化的障壁、辺縁の地域まで なかなかワクチンが届いていない、パキスタンのタリバンがワクチンを推奨していない、個別訪問するポリオ接種チームが政府のスパイと思われているそうです。そのため、医療従事者の身にも危険が及ぶ可能性があり、WHOは、医療従事者の身の安全を最重要としているので、ワクチン接種がうまく進んでいないようです。
 ところで皆様お住まいの町の新生児数は何人いらっしゃるかご存じでしょうか?ポリオが根絶されれば、ポリオワクチンをそもそも打たなくてよくなれば、その町の財政負担の軽減にもつながるのです。
また、10月24日に世界ポリオデーとして、全世界でポリオ撲滅のイベントを行いました。2760地区では10月25日に南山カントリークラブにて、チャリティーゴルフコンペを行いました。また、2023年4月15日(土)、16日(日)にはワールドフードふれ愛フェスタ(WFF)が行われます。ここでのご協力のより、移動図書館をパキスタンに寄与したします。
続きまして教育への支援という事で、平和フェローシップとグローバル補助金奨学生のご説明です。ます、平和フェローですが、世界8つの大学と提携している「ロータリー平和センター」では、世界平和と紛争予防の担い手を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築いています。世界中の多くの応募者の中から、毎年、最高130名が平和構築のために勉強しています。修士号取得プログラムでは3年以上、専門能力開発修了証プログラムでは5年以上の実務経験が必要です。当地区からは、しばらく奨学生を送り出していないので、候補者がいましたら推薦をお願いします。
次に地区補助金の活用のお願いです。地区補助金には、地区補助金とグローバル補助金の2種類がございます。今年度地区補助金は84クラブ中56クラブからご申請をいただきました。申請時に「地区とクラブの覚書」(MOU)を会長と会長エレクトが署名をした書類を提出していただきます。授与と受諾の条件には、事業に際して「やってはいけないこと」注意書きが記載されています。どちらも、しっかりとお読みいただき、遵守していただかなければなりません。
続いてシェアシステムの説明です。財団では、3年の資金サイクルを採択しております。年次基金を3年間資金として運用し、その運用益は財団の運営費に使われます。3年後、その元金の半額が地区財団活動資金(DDF)と言われるものです。そしてその半分が国際財団活動資金(WF)です。そしてさらにこの地区財団資金の半分が地区補助金として使う権利があるという事です。また、この半分がグローバル補助金として使われます。2つの補助金について具体的にご説明致します。
地区補助金は、比較的小規模で短期間のプロジェクトを支援致します。地元や海外で今すぐ必要とされる支援に取り組む事が必要です。今年度から各クラブの申請可能額を設定させて頂きました。クラブが3年前に拠出して下さった年次基金協力の総額25%を今年度使っていただけるように設定させて頂きました。お早目に2023₋24年度の事業立案に取りかかって頂きます様、宜しくお願い致します。
次に毎年補助金委員会で頭を悩ますテーマが継続事業と寄贈事業です。
継続事業についてですが、先程申し上げました、授与と受託の条件の制約事項に、特定の受益者に過度の支援をしてはいけないと書いてあります。今年度は委員会で議論を重ねた結果、内容が昨年と同じだけれども、受益者が違えばOK。また、受益者が同じでも内容が違えばOKとしております。申請可能額を設けさせて頂いた事で限られた条件の中、よりインパクトのある奉仕事業を構築して頂きたいという想いから、ルール改正させて頂きました。
続いて、寄贈事業です。地区補助金というのは、ロータリアンが汗を流して地域に貢献するという事を大きな目的にとして作られたシステムですので、ただ物を差し上げるだけでは地区補助金として認められないという風に考えています。ロータリーが積極的に参加する事が求められていますので、事業目的達成のために必要な資材・機材の整備が伴う事業はOKです。実際にリアルに何か物を運んだり、工事を手伝うことはもちろんですが、地域のニーズを調査したり、準備をするプロセスも含めています。
今年度の地区補助金事業を、コロナに負けずに実行してください。規模の縮小など、変更点がある場合はご相談ください。また、今年度の地区補助金事業を、地区公共イメージ向上委員会に伝えるとともに、HPやSNSで広報してください。
グローバル補助金事業です。グローバル補助金事業は、長期的で持続可能な影響をもたらす事業、予算、海外のクラブと協力、地元地域の人々が特定した重要なニーズに取り組む事です。この「持続性をいかに担保するか」ということが重要なポイントです。加えて、「ロータリー重点分野の少なくとも一つに一致する活動を含む」プロジェクトでなければなりません。皆様すでにご存知かと思いますが、2021年7月より重点分野に『環境』が加わり”7分野”となりました。これまで日本は、主に「援助国」側でしたが、『環境』については、日本も「実施国」となり得る分野だと思います。今年度から、当地区のDDF配分ルールが変わりました。そのため、理事会に諮る必要が出てきます。地区補助金の申請には期限がありますが、グローバル補助金はいつでも申請ができます。ただし、必ず事前に「RID2760 地区財団活動資金申請書」を提出してください。書式は、地区補助金の申請書と同様に、地区のホームページよりダウンロードできます。
職業研修チームです。Vocational Training Team の略でVTTと呼ばれます。専門家チームを海外に派遣して研修を行う。または、専門家チームを国内に招聘して研修を行うプログラムです。
続きまして、グローバル補助金奨学生です。以前はどのような分野でも奨学金を申請することができましたが、未来の夢計画導入によって、ロータリーの重点分野に限定されました。グローバル補助金奨学金の申請には、実務経験は不要です。こちらも候補者がいましたら、推薦をお願いします。奨学金の申請については、締め切りがあります。今年度の募集は締め切りました。次の応募期間は2023年7月1日から10月31日で、2024年秋入学以降の方が対象となります。
ロータリーカードの紹介をさせて頂きます。カードの種類に応じて、利用額の0.3%または0.5%等が自動的にポリオ根絶の支援金となります。
 本日は、とくにダイナースクラブのクラブカードのご案内をさせていただきます。今年度は、クラブカードの他に、地区補助金事業用として、ネット等での支払いに利用できる「地区補助金専用口座に紐づけしたカードを作成してください」とお願いしています。とくに使用されているのが、「例会費」、「人頭分担金」、「財団協力」の支払いです。これだけでも、結構な金額になると思います。

最後になりますが、ロータリー財団を是非ご活用ください。そして、財団に協力したものがどのように使われているのかしっかりご理解頂き、ご協力を、どうか宜しくお願い申し上げまして、本日のロータリー財団の卓話を終えさせて頂きます。
ご清聴ありがとうございました。

例会前の会場にて
例会前の会場にて

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 


2022~2023年度版

2023年6月開催の例会
第1051回 例会 2023年6月21日(水)
第1050回 例会 2023年6月14日(水)
第1049回 例会 2023年6月7日(水)
2023年5月開催の例会
第1048回 例会 2023年5月31日(水)
第1047回 例会 2023年5月24日(水)
第1046回 例会 2023年5月17日(水)
第1045回 例会 2023年5月10日(水) 
2023年4月開催の例会
第1044回 例会 2023年4月26日(水)
第1043回 例会 2023年4月19日(水)
2023年4月15日(土).16日(日) WFF
第1042回 例会 2023年4月12日(水)
2023年4月9日(日)地区研修・協議会
第1041回 例会 2023年4月5日(水)
2023年3月開催の例会
第1040回 例会 2023年3月29日(水)
第1039回 例会 2023年3月22日(水)
第1038回 例会 2023年3月8日(水)
第1036回 例会 2023年3月1日(水)
2023年2月開催の例会
第1036回 例会 2023年2月18日(土)
第1035回 例会 2023年2月8日(水)
第1034回 例会 2023年2月1日(水)
2023年1月開催の例会
第1033回 例会 2023年1月25日(水)
第1031回 例会 2023年1月10日(水)
2022年12月開催の例会
第1030回 例会 2022年12月21日(水)
第1029回 例会 2022年12月14日(水)
第1028回 例会 202212月10日(水)
2022年11月開催の例会
第1027回 例会 2022年11月30日(水)
第1026回 例会 2022年11月16日(水)
第1025回 例会 2022年11月9日(水)
第1024回 例会 2022年11月2日(水)
2022年10月開催の例会
第1023回 例会 2022年10月26日(水)
第1022回 例会 2022年10月19日(水)
第1021回 例会 2022年10月12日(水)
第1020回 例会 2022年10月5日(水)
2022年9月開催の例会
第1019回 例会 2022年9月21日(水)
第1018回 例会 2022年9月14日(水)
第1017回 例会 2022年9月7日(水)
2022年8月開催の例会
第1016回 例会 2022年8月31日(水)
第1015回 例会 2022年8月24日(水)
第1014回 例会 2022年8月17日(水)
第1013回 例会 2022年8月3日(水)
2022年7月開催の例会
第1012回 例会 2022年7月27日(水)
第1011回 例会 2022年7月20日(水)
第1010回 例会 2022年7月13日(水)
第1009回 例会 2022年7月6日(水)

過去の会報

2023~2024年度版
2022~2023年度版
2021~2022年度版
2020~2021年度版
2019~2020年度版
2018~2019年度版
2017~2018年度版
2016~2017年度版
2015~2016年度版
2014~2015年度版
2013~2014年度版
2012~2013年度版
2011~2012年度版
2010~2011年度版

↑このページのトップへ