第1021回 例会 2022年10月12日(水)
更新日:2022/10/12
第1021回 例会
ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:竹内泰夫君
1.点鐘
3.稲垣善朗会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
本日のゲスト及びビジターの紹介はございません。
本日の卓話はプログラム委員会の竹内さんにお願いしまして、「歴史を考える、後世の創作」というテーマでお話をいただきます。
久しぶりの竹内節を楽しみにしております。
さて、先週の例会ですけれどもガバナー補佐訪問ということで企画させて頂きましたが、大変なハプニングがありまして直前にガバナー補佐が救急車で運ばれるということがありました。
先日、それに関しまして西尾一色のガバナー補佐からメールが来まして、その時のお詫びと救急車の手配など対応して頂いたことを感謝しておりました。
メールが来たことを報告させていただきます。
あれからすぐ回復されまして、先週の安城の公式訪問は無事終えられたということをお聞きしております。
さて、本日の挨拶ですが、先日亡くなられたプロレスラーのアントニオ猪木さんに関連したお話を少しさせて頂きます。
アントニオ猪木と言うと、私たちの年代のプロレスファンには大変馴染みのある方なんですけれども、30年程前にあるイベントでよく聞かれるフレーズ「1、2、3、ダーッ!」、というフレーズ、あれを始めたそうです。
それから好評だったみたいでプロレスのイベントがある度に「さぁ、いくぞ!」と言って会場で大抵「1、2、3、ダーッ!」という風な掛け声をかけるようになったそうです。
その「1、2、3、ダーッ!」ですけれども、実は商標登録がされておりまして、その話を少しさせて頂きます。
商標登録というのは、ご存知の通り自社の製品やサービスを登録しまして、他の企業とか宣伝に使われないように、もし宣伝があった時にはそれを差し止める権利を有する目的で商標登録をされるということです。
登録商品には色々ありまして、同じ名前を使えないようにするんですけれども、例えば一般的には文字を商標登録して他者に使われないようにするとか、またあの企業のロゴなんかも図形登録として登録できるそうです。
またあの立体的な人形ですね、例えばケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースおじさんも登録されておりまして、また不二家のペコちゃん人形も登録されております。
その他商標登録といたしまして、標語とかなんかも登録できるそうです。
また芸人の芸名なんかも商標登録して、保護するというようなことが行われているそうです。
そして先程のアントニオ猪木なんですけれども、「1、2、3、ダーッ!」の他に「ボンバイエ」とか「元気ですかー!」というのも商標登録されておられるそうです。
一般的にはその他に例として、JCBの現地で旅館をとらずに列車や飛行機で宿泊して0泊何日というツアーがあるんですけれども、あれも弾丸ツアーという商標登録がされているそうです。その他あのCASIOのG-SHOCKなんかも商標登録されておりまして、CASIOの場合はAからZまで全部登録しているそうです。
また珍しいところでは、人名っていうのはなかなか商標登録にならないんですけれども、福沢諭吉というのも申請されておりまして、それが受理されたということであります。
なかなか世の中色々なものが登録されておりまして、規制があると思いますけれども、先程のアントニオ猪木の掛け声のフレーズもなかなか使いにくい、そんな時代であると思います。
最近大変涼しくなって、体調崩しやすくなっておりますけども、皆さん健康に是非留意して頂きまして、毎回例会に出ていただけると大変嬉しく思います。
どうもありがとうございました。
5.丹羽 修幹事 報告
(1)本日例会終了後、第2回指名委員会及びクラブ戦略委員会を開催します。
(2)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
(4)地区委員会報告(国際奉仕委員会)
9月21日に第一回クラブ委員会委員長会議が行なわれました。セレモニーと、今までに行った国際奉仕委員会についての発表が行われました。地区から補助金をもらうには、前年に申請しなければいけません。ぜひ計画を立てて、順序立てて行動しましょう。
1.徳川家康の遺訓といえば、「人の一生は重荷を負うて・・・・」であります。この名言は家康本人の語った言葉と思われている方が多いのですが、これは明治になってから久能山東照宮、日光東照宮に掛け軸が奉納されたことから、世に出回っていきます。現在では後世の創作であることが判明しています。
2.「本能寺の変」で明智光秀の語ったとされる「敵は本能寺にあり」という言葉も。時代劇では必ず使われる言葉です。しかし光秀自身が語ったものではなく、江戸時代に書かれた書物の中に最初に記された言葉であるとされます。現代においては、「本当の敵は別のところにある。」という意味に使われています。
3.武田信玄の有名な歌に「武田節」があります。この歌詞に、「人は石垣、人は城」という名言があります。これも、信玄が自ら語った言葉ではありません。そもそも信玄の時代には石垣造りの城はなく、「城に石垣」という発想はありません。
4.毛利元就の「三本の矢」の話は、あまりにも有名です。安倍総理の時代には経済政策にも使われています。今際の際に3人の息子を枕元に呼んで3本の矢を取り出して、毛利の結束を語るものですが、長男は元就より先に亡くなっていますので、この話も後世の創作であります。
これらの名言や言葉は、どれも後世に伝わる有名なものですが、本人が自ら語ったものではありません。しかし、それぞれの時代を駆け抜けた名称にふさわしい名言であることに違いはありません。