第1045回 例会 2023年5月10日(水)
更新日:2023/05/10
1.点鐘
2.君が代、ロータリーソング斉唱(第1週)
3.稲垣善朗会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
今日から新型コロナウイルス感染症が5類に移行されました。
この変更により、様々な変更点がございます。
毎日感染者数の発表があったものが、週1になったり、感染者への対応が変わったりします。
個人の判断による対策が主になる事が大きな変更点と言えるでしょう。
株の種類や感染による影響も多種多様あります。
一部の専門家は今後第9波が来ると言っていたり、変異株の流行なども予想されます。
一息ついた感じはしておりますが、今一度注意することが必要かと思います。
当クラブも十分注意して運営していきますが、皆さんも健康に気をつけていただければと思います。
ありがとうございました。;
4.食事 (会長)
5.丹羽 修幹事 報告
(1)次週5月17日(水)の例会は、“次年度の為の合同委員会”を行います。今年は、昼間の通常例会です。
(2)5月よりクールビズを実施致します。
(3)事業報告書の原稿の御依頼を致します。本年度理事、委員長の皆様は5月31日までに事務局へご提出ください。
(4)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
〇RCC支援に関する御報告 (石橋幼稚園園長 兵藤 伸彦様)
本日は私立幼稚園安城支部の代表という形で参加させていただきました。
ご存じのように世の中には幼稚園と保育園、そして今はこども園というものがあります。
現在私立幼稚園安城支部には9園の幼稚園が所属しておりますが、4つの園がこども園に移行しております。
毎年ご支援いただきまして本当にありがとうございます。
主には絵本類、大きな絵本を園で買わせていただいております。
世の中、子どもさんの数が急激に減ってきており、この地区もここへきて変わりだしているのを現場で感じております。
その中でご支援いただけて本当にありがたいと思っております。
今日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
まずはこちらの動画からご覧ください。
~動画鑑賞~
4月からスタートした子ども家庭庁は「こどもまんなか社会」を目指しています。
人は生まれた時から人権を持っているのです。
子どもに人権があることを皆さんにも広く知っていただきたいと思います。
文部科学省のデータから、最近は小学2年生で一番多くいじめが発生しているそうです。
いじめ発生の低年齢化にはコミュニケーション不足が考えられます。
自分の想いを正確に言葉で伝えられない子が多いのです。
何故言葉で伝えることが出来ないのか。
周囲の大人が忙しかったり、病気だったり、無関心あるいは過干渉であったりするために子ども達の学び、経験する大切な時間が無いまま過ぎてしまうのです。
その結果不登校のお子さんが過去最高の24万人を超えました。
引きこもりになった人の55%は過去に不登校を経験しているそうです。
不登校のお子さんは決して怠けているわけではありません。
それまで必死にみんなと同じことをしようと頑張ってきました。
大好きなお父さんお母さんに嫌われないように必死に良い子で生きてきたのです。
でもある日限界がきて心がぽきっと折れてしまいました。
昨年は子どもの自殺が年間で500人を超えました。
何故未来ある子どもが自ら命を絶たなければいけなかったのか。
学校とは楽しい場所のはずでは。
弱い立場の子ども達にしわ寄せがきている現状はとても見過ごすことはできません。
さて、ここからが本題です。
子ども食堂を始めようと思ったのは、私の娘がが中学校の頃不登校になり、当時の私はわからないことも多く理解できませんでした。
娘は今、就職し一人暮らしをしています。
そんな風に順調に回復してくれれば良いのですが、学校にも家にも居場所がない。
そんな子はどうしたらよいのか。
3rdプレイスが必要ではないか。
そう感じた時、そんな子たちが安心していられる場所として子ども食堂の存在を知りました。
それは子供だけでなく親にも必要な場所です。
私自身、子供が不登校になった時、周囲に助けを求めることが出来ずとても苦しい思いをしました。
今はその経験を活かし、不登校の親の会や相談センターで相談員の仕事をさせてもらっています。
私が関わっている親、特にお母さんは皆さんとても頑張って生活しています。
それでも大変な状況から抜け出すことが出来ないのです。
自己責任で済ませることではないと感じています。
子ども食堂は今のところ「楽しい事半分、大変な事半分」といったところです。
準備をしたり管理をすることが大変だったり、支援したいただく方と意思疎通がうまくいかず、支援を中止せざるを得ないことがあったのでそれは2度と起こさないように気を付けています。
活動をしていると、喜んでもらえたり嬉しい言葉をかけてもらうと疲れも吹き飛び楽しいと思えます。
食堂に来ている子ども達と真剣に遊び、喜びを共有することはとても有意義な時間です。
子ども食堂の認知が高まってきて、だれでも利用できる場所として知られて行っていると感じています。
ボランティアの方も活動に参加していただくことで生き生きとしているとお聞きしたことがあります。
子ども食堂を継続するためには、人が重要だと思います。
行政機関に思いのある人が一人いてくれるだけできっと何か違うのだろうと期待をしています。
ただ、待っているだけではなく「行きたい時に行きたい場所に行ける居場所」を増やしたいと思っています。
今の目標は市内中学校区に一つの子ども食堂です。
今も様々な支援をいただいております。
必要な物を必要な場所に届けられる仕組みが必要と感じております。
是非皆様にも出来ることからご協力いただけたら嬉しいです。
他にも、場所や人など様々な経験ができる子ども食堂を広げていきたいと思います。
2021年8月からスタートし1年半ほど活動してきましたが、その間に安城市内でも5か所、今後さらに1か所の子ども食堂が立ち上がっています。
全国でも子ども食堂の立ち上げが進んでいます。
何か情報がありましたらお声がけいただければ嬉しいです。
伝えたいことは沢山ありますが、本日はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。