第1035回 例会 2023年2月8日(水)
更新日:2023/02/08
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱(第2週)
3.稲垣善朗会長 挨拶
本日は女優の松原実智子様をお招き致しまして、この後「近頃、思うこと」というテーマでお話をいただきます。
担当は石原勝成さんです。
先日、安城RCの創立65周年の記念式典に参加してまいりました。
ゲストには安城市長初め、篭橋ガバナー、岡崎RCの会長さんなどもいらっしゃいました。
記念式典の後に行われた記念講演では、「中小企業でもできるSDGs」というテーマで株式会社ノウハウバンクの三科 公孝さんが講演されました。
内容は、SDGsをやると企業のイメージアップになり、儲けにも繋がるから是非取り組んでほしいというような話でした。
本をいただいてきました。
事務所に置いておきますので興味のある方は是非読んでいただければと思います。
最後に、安城クラブの65周年の記念事業の紹介がありました。
それに伴い、小学生にSDGsの事業を展開したこともありまして、その表彰式も行われました。
大変立派な事業であると感じました。
久しぶりに例会に出席させていただいて、人数がだいぶ減ったなという印象を受けました。三河安城もそうならないように頑張っていきたいと思っております
本日は、記念セミナーの紹介で挨拶とさせていただきます。
5.丹羽 修幹事 報告
(1)本日例会終了後、定例理事会を開催致します。 2Fパーティールーム。
(2)次週2月15日(水)の例会は、2月18日(土)IM(14時30分開会)に変更しています。15日の例会はありません。また当日ご参加の方に、御案内を配布させて頂きました。変更がある方は、お早めに事務局または幹事にお知らせ下さい。
(3)2月22日(水)は、定款第7条第1節により休会です。お間違いないようお願い致します。
(4)他クラブの例会変更は事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
皆様こんにちは。
私は生まれも育ちも名古屋です。
三河の方へ疎開もいたしましたので、三河弁も少し分かります。
放送の仕事というのは色々な地方の言葉を使って成り立っているものですので、名古屋弁は大丈夫なのですが、三河弁の時は少しトレーニングをしまして、お教えするという図々しいことをしております。
放送という仕事は耳が良くなくてはできない仕事なので、ほんの微妙な上がり下がりが、それらしく聞こえるか、そうではないか色々です。
私達の仕事は、夜の録画の時は真夜中でも出て行き、子どもを育てながら厳しいこともずっとやって参りました。
私もこの歳ですから色々な経験をしておりますが、戦争も経験しております。
足助の方へ疎開をして、結局卒業したのは足助の小学校でした。
戦後、名古屋に帰ってきて、色々なことを経験した世代だと思います。
両親が病弱だったので、私が16歳の時に亡くなりました。
祖母が足助の方から出てきてくれて、一緒に住んで親代わりをしてくれました。
そんな風で恵まれた少女時代ではなかったのですが、芝居っとう世界に足を踏み入れて、それが楽しくて、心も痛めつけられないで、芝居って良いものだなと思って今に至ります。
戦争中は本当に大変でした。
防空壕も掘りました。
その時今池に住んでいましたが、庭に掘った防空壕の中に色々なものを入れて、空襲警報がなるとそこへ逃げ込んでという生活でした。
今のウクライナを見ていると、本当にあんな感じだったなと思います。
今池から都通の方にかけて、三菱重工があったものですから、そこが攻撃されました。
爆弾がダンダンダンと落ちてきて、我が家の1本前の通りまでやられました。
ギリギリで我が家は助かったというすごい経験、したくない経験をしました。
この経験は役には立ちませんが、無駄にしないで、良い世の中にして欲しいなという思いが強くあります。
私の1番の悲しみはやはり、早くに両親を無くしたことです。
それでも頑張らなくてはいけないということで、人一倍色々なことを頑張ってきました。
アルバイトもしました。
その頃は、甘いものに飢えていた時代でした。
ジュースの自販機も昔はありませんでした。
ジュースの素である濃いジュースを薄めて飲むというものでした。
ジュースの素を売っている所が割と近くにありましたので、そこへ行って素を買って、大きな編み篭に入れて、父の会社に持って行きました。
父は電信局という、現在の電話局に勤めていました。
その頃、役員をしていたので、そこに売りに行くと「松原さんのお嬢さんが来た」って一度に何本か買ってくださって、随分助かりました。
信じられない話かと思うのですが、そんなこともしておりました。
ありがたいことによく売れました。
親の七光りとは言いませんが、お嬢さんだなんて言って買ってくださって本当に助かりました。
戦争聞くと、色々なことがわーっと思い浮かびます。
戦争を知らない人ばかり増えてきて、今ではドラマを見るように戦争を見ています。
戦争は本当に酷いことだって、誰が見ても聞いてもわかる事ですが、それでも戦争が止められないという、本当に悲しいことだと思ってテレビを見ております。
ぬくぬくとした部屋でテレビを見るという時代になりましたが、戦争があったということを忘れずに私たちは生きていかなければならないなと思っております。
取り留めもない話なでしたが、私は戦争に対しては心から憎いと思います。
ですので、これからもそんなことを考えながら過ごしていかなければと思っております。
ありがとうございました。