第1018回 例会 2022年9月14日(水)
更新日:2022/09/14
第1018回 例会
1.点鐘
3.稲垣善朗会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
本日はゲスト及びビジターの方はいらっしゃいません。
本日の卓話は植村さんの担当で、会員の寺部保美さんに「ロータリーの今昔」ということで卓話を頂きます。
よろしくお願いします。
さて、最近のニュースではイギリスのエリザベス女王が逝去されたということで、19日の国葬に向けての準備の報道がされています。
70年という長い在位の間に色々な功績があり、大変偉大な方だったと感じます。
エリザベス女王の逝去とは関係ありませんが、私も約30年前にロンドンに旅行したことがあります。
その時にホテルが近かったので、朝の食事前に散策しましてバッキンガム宮殿だとか、葬儀が行われるミンスター寺院なども見た記憶があります。
大変立派だったと記憶しております。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
またもう一つ、アメリカのニューヨークでポリオの患者が10年ぶりに発生したというニュースがあります。
ロータリーではポリオ撲滅の活動をしておりまして、最近ではアフガン、パキスタンでもう撲滅まで後一歩と言われていましたけれど、どうなってしまうのかと感じております。
イギリスでも下水からポリオのウイルスが検出されたというニュースも流れております。
ニューヨークでは緊急事態宣言が発令されたということも聞いております。
ご存知の通り、ポリオは腸で増えて、便と一緒に排出されます。
アメリカとイギリスで検出されたということは、また世界各国に蔓延するのではないかと心配しております。
今後のニュースに注目していきたいと思います。
まだ昼間は暑いですが、本当に涼しくなりました。
夏の間の疲れが秋に出て体調不良を起こすと聞きます。
皆さんも体調に注意して楽しい秋をお過ごし下さい。
ありがとうございました。
5. 荒木芳紀副幹事 報告
(1)先週の青森県大雨災害 義援金を送金致しました。ご協力ありがとうございました。
(2)次週例会終了後、定例理事会を開催します。
(3)ホテルラウンジの利用について
(4)「ロータリーの友」創刊70周年特別企画について
(5)他クラブの例会変更を事務局にご確認の上、メーキャップをお願い致します
7.本日の例会
卓話 :『ロータリー今昔』
卓話者 :寺部保美君
卓話担当:植村律保君
皆様、こんにちは。
植村律保でございます。
今日の内容は前回、植村律保が卓話した時に自分で書き上げたものです。
それを時の変化に合わせて今回修正してきました。
よろしくお願いいたします。
◯入会のきっかけ
私は今年でロータリー歴48年2か月在籍していることになります。
私がロータリーに入会したのは39歳の時でした。
ロータリー入会の推薦をしてくださったのは、今は亡き神谷さんという方でした。
ロータリーとJCの二束わらじを履くのはいかがしたものかと悩んで、ある先輩に相談したところ、入会をお受けするようにとのアドバイスでした。
そして1974年安城ロータリークラブに入会させていただきました。
◯新入会員の時にIMのスピーカーになった話
入会して間もなく、IMのスピーカーに指名したから頼むぞと言われ、まさに青天の霹靂でした。
各クラブの新入会員はガバナーのテーマに従ってスピーチをすることとなっていました。
私達新入会員に与えられたテーマは「ロータリーに入会して感じたこと」という簡単なテーマでした。
◯会員増強、1業種1人制について
現在、会員の種類は正会員と名誉会員が統合されると共に、1業種1人制の職業分類制度が廃止されメンバー50人以下のクラブは、5名それ以上の会員数を持つクラブは会員数の1割以内で同業他社の入会を認める、ただし先に入会している会員の同意を求めることが必要である、とされております。
なぜ長年のロータリーのプライドともいえる1業種1人制を廃止して、1業種複数制にしたかというと1997年、アジア通貨危機が到来し、世界経済に限りが出て、多くの会員が退会したことが主な要因です。
◯Eクラブについて
Eクラブの設立促進と家庭の主婦にもロータリー入会を認められるようになりました。
ロータリーはService Above Self、超我の奉仕の下、職業奉仕を中心に歯車が回らなければいけません。
約8年前、2760地区、近藤ガバナーが当クラブへ訪問されたときのお話では、ロータリーは1業種1人制が基本であると力説されました。
果たしてインターネットのEクラブで親睦と奉仕活動はできるのか。
疑問に思うところは無いと言い切れないところであります。
◯女性会員について
1989年規定審議会で承認され、ロータリーの歴史上、重要な転換期となりました。
日本においても、1989年北海道の清水ロータリークラブに初の女性会員が誕生しました。
男女会員の比率は、2022年度6月現在、世界平均では男性が約74%、女性が約25%、日本置いては男性が約91%、女性が7.3%となっています。
そして日本の女性会員の比率は、219の国と地域の中でなんと、217位でございます。
◯安城メインプロジェクトについて
1986年〜87年、RI会長のマット・カバラス氏が尊徳近隣地域社会で生活を向上させるためのロータリー尊徳共同体、すなわちRCCのプログラムを設けました。
1987年〜88年、RI会長チャールズ・シーン・ケアー氏はポリオグラフキャンペーンで、世界中のポリオを撲滅するために世界保健機構ユニセフとの提携を始めました。
今日に至るまで、ポリオ撲滅のための資金協力が行われています。
1日でも早くポリオの撲滅ができることを祈念する次第です
◯ロータリーへの思い
皆様ご存じの通りロータリーは1905年明治38年に、シカゴで誕生してから117年の歴史を刻んできました。
創始者ポール・ハリスをはじめ、多くのロータリアンの人生がその中にあります。
多くの人がロータリーに希望を見出し、中には失望して去った人も少なくからずあると思います。
しかし現在、ロータリーは基本的には多くの人々の共感を得ることで拡大を続けており、そのことは紛れもない事実であります。
我々会員は、ロータリーの原理・原則を我が物にして、ロータリアンとしての意識の高揚を図ることが寛容であると思います。
ロータリーはこれまでの歴史的経緯から言って、その主体はロータリアン個人であります。
よくロータリーは奉仕団体である、とする人がいますが、そうではなく奉仕を志す人の集まりだということであります。
それはつまり、その根底に「I serve.」という考えがあるわけであります。
ロータリーの基本は「I serve.」であります。
その中でもロータリーの奉仕を象徴するのが職業奉仕という考えです。
ロータリーの目的の2つ目にこの狙いのすべてが簡潔に示されています。ここに示されてる事柄はそれこそがロータリーの基本的な生活態度であると思います。
「I serve.」の哲学、起源はあの有名な決議、23-34に示されています。
これは社会奉仕のみならず、ロータリー活動のあらゆる取り組みの取り組み方の指針として今も生き続けています。
◯ロータリーをよく知ること
ロータリーをよく知るには、まずロータリーの歴史を知ることが寛容であります。
ロータリー発展の歴史はロータリーが進む方向を理念として打ち立てていく歴史でもあります。
そこには興味深い事柄がいくつも現れ、全く尽きることはありません。
例会出席は会員の最も大事な責務でありますが、ロータリーの目指しているものが伝わってこない例会では自然と足が遠のくのではないでしょうか。
そういった意味で前半の食事を挟んだ30分間は大変重要であります。
この30分間は各種の報告も含まれ、ロータリー活動の全容を知ることができる時間であり、またそうあればならない時間であります。
大切にしたいと思います。
ロータリーに自信と誇りを持ってもらうためにロータリーと例会の接点をもっとわかりやすくする事業の確立が重要であります。
歯ごたえのある事業、クラブの名誉を高める事業、クラブに在籍してクラブを誇りに思える事業、多変大切かもしれませんが、会員の英知を集めれば、決してできないことではありません。
今こそ、ロータリーのこころが必要であるとロータリアン一人ひとりが肝に銘じ、目に見える形で世の中に示さなければならないと考えます。
ロータリーは社会の変化とともにその本質をしっかりと理解し行動することが大切であると思います。
ご清聴ありがとうございました。
8.閉会 (会場委員会)
9.点鐘
今後の予定
9月17日(土) 〇秋の会員家族親睦旅行 『劇団四季”キャッツ”観劇』 12時30分現地集合 9月21日(水)例会(第1019回) 卓話担当:下村幸真君 〇2022~2023年度 第3回定例理事会 例会終了後 9月27日(火) 〇第1回三河安城RCゴルフコンペ 於三甲ゴルフクラブ京和コース 9月28日(水)例会休会 定款第7条第1節による