クラブ会報

第1155回 例会 2025年1月28日(水)

更新日:2026/01/28

第1155回 例会 

ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:柵木政美さん

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第3週) 

3.長坂 誠会長 挨拶 

長坂 誠会長  挨拶
長坂 誠会長 挨拶

本日は、普段あまり話さない時事問題から少しお話しします。

先日、東京大学の皮膚科教授が収賄容疑で逮捕されたというニュースがありました。
それを見て、私自身が昔、医学部で学んでいた頃のことを思い出しました。

実は今でも時々夢を見るんです。
医師国家試験を目前に控えているのに、何の準備もできていないという夢です。
同級生が「教科書を3回読んで完全に覚えた」と話しているのを聞いて焦り、汗びっしょりで目が覚めます。
目が覚めて、「そうだ、もう国家試験は終わっていた」と安心することが今でもあります。
それほど医師国家試験というものは大きな重圧でした。

医学部の学生は、何が何でも国家試験に合格し、医師免許を取得しなければなりません。
各大学でも国家試験の合格率は重要な指標で、卒業試験も非常に厳しく行われます。

私が学生だった頃、解剖学の試験は口頭試問でした。
100枚のカードの中から1枚引き、その単語について5分間説明し、その後5分間教授から質問を受けます。
教授が納得すれば単位がもらえますが、答えられなければ再試験です。

ところが学生は知恵を働かせました。
カードを2枚引いて1枚だけ提出し、残りの1枚を持ち帰って勉強し、再試験で確実に合格するという方法です。

しかし当然、そのうち教授もカードが減っていることに気づき、大激怒しました。
それ以降は学生がカードを引く方式をやめ、人数分のカードを机に並べ、同時に表にする方式へ変更されました。
これで裏技は使えなくなり、100枚すべて勉強しなければならなくなったのです。

私が最初に引いたカードは「腕」でした。
まったく答えられず、教授から「君は絶対に整形外科へ行ってはいけない」と言われました。
再試験では「食道」のカードを引き、しっかり勉強していたので無事に単位をもらうことができました。

一方で、4回目の試験まで受けた学生もいました。
3回目に落ちたとき、教授はこんな話をしました。

「君を留年させれば、国は1年間余分に医学生を養成する費用を負担することになる。
だから私にできることは一つしかない。
勉強して、私の試験に通ってくれ。」

教育者として学生に頭を下げるような思いで語られたその言葉は、今でも印象に残っています。

その学生は4回目で無事に単位を取り、国家試験にも合格しました。
その後は地方の病院で長年勤務し、先日定年退職されたそうです。

今回のニュースを見て思ったのは、立派なお医者さんでも学生時代にはさまざまな苦労や失敗があるということです。
人は失敗を重ねながら成長していくものなのだと、改めて感じました。

以上です。

4.食事 (会長) 

5.沓名由美子幹事 報告 

沓名由美子幹事  報告
沓名由美子幹事 報告

(1)理事会開催について
本例会終了後、会場後方にて定例理事会を開催します。理事の皆様はご出席をお願いします。
(2)次回例会について
次回例会は2月4日に開催します。
(3)メーキャップについて
他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願いいたします。

6.委員会報告  

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数        62名
出席義務者出席数  38名
本日の出席者数   41名
本日の出席率    78.9%

竹内裕恭職業奉仕委員長
竹内裕恭職業奉仕委員長

(2)職場例会について (職業奉仕委員会)

3月4日開催の職場例会の案内を配布しました。参加者名簿提出のため、2月4日の例会までに出欠の回答をお願いします。

渡邊真一会計
渡邊真一会計

(3)会費納入について (渡邊真一会計)

2025-26年度下半期会費の未納がある方は、今月末までに納入をお願いします。

横山智則ニコボックス委員
横山智則ニコボックス委員

(4)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
8件

7.本日の卓話 

卓話者 柵木政美さん
卓話者 柵木政美さん

卓話  :『たった一人の生還(たか号漂流二十七日間の闘い)を読んで』

卓話者 :柵木政美さん
担当  :柵木政美さん

私はヨットに乗り始めて40年以上になりますが、今でも忘れられない一冊があります。それが『たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い』です。この本を読んだことで、ヨットや海に対する私の考え方は大きく変わりました。

「たか号」は1991年に行われた外洋ヨットレースに参加し、悪天候の中で転覆・沈没しました。救命いかだへ避難した乗組員たちは、わずかな食料と水で27日間の漂流生活を送りましたが、仲間を一人、また一人と失い、最後に救助されたのは著者の佐野三治さんただ一人でした。この本には、極限状態の中で人が何を考え、どのように生き抜いたのかが克明に記されています。

私がこの本から学んだことは、海では「大丈夫だろう」という考えは決して通用しないということです。出航前の準備を徹底すること、少しでも危険を感じたら出航を見送る勇気を持つこと、そして最後まで決して諦めないこと。この四つの心構えは、ヨットだけでなく、日常生活や仕事にも通じる大切な教訓だと感じています。

また、後日談として紹介したヨット事故では、私自身が親交のあったご夫婦を亡くしました。事故は決して遠い世界の出来事ではなく、判断一つで命を左右することを改めて痛感しました。海の怖さを知ると同時に、安全への備えと慎重な判断の大切さを忘れてはならないと、皆様にもお伝えしたいと思います。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 

今後の予定 

職業奉仕月間

1月7日(水)〈第1153回〉
新年初例会
※昼間の例会を変更しています
(夜間)於すず岡

1月14日(水)〈第1154回〉
年男・年女放談

1月21日(水)〈第1155回〉
休会(定款第7条第1節(8))

1月28日(水)〈第1156回〉
担当:柵木政美君

◯第7回理事会 於会場


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第1133回 例会 2025年7月2日(水)

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