クラブ会報

第980回 例会 2021年8月25日(水)

更新日:2021/08/25

第980回 例会 

ゲスト:日本藝術院会員 山本眞輔様
本日の卓話担当:横山夕葉君

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第4週) 

3.安藤 毅会長 挨拶 

安藤 毅会長  挨拶
安藤 毅会長 挨拶

皆さん、こんにちは。

先週末から本日の例会日まで、大変悩ましい時間を過ごしておりました。
本日は政府から愛知県の緊急事態宣言が発令され、期間は9月12日までとなります。
従って9月1日、8日の例会は休会となります。
担当されるメンバーの方には大変申し訳ないのですが、そのあたりの対応をよろしくお願いいたします。
緊急事態宣言が間もなく発令ということで、愛知県では昨日1614人もの感染者数の発表がありました。
安城市では昨日は43人の感染者が出たということです。
この43人という数字は今までで最も多い数字であり、岡崎や豊田の感染者数の推移をみておりますと、デルタ株は西三河で猛威を振るっているのだなと感じます。
病床占有率もかなり厳しい状況であると思われ、マスコミの発表と現場との食い違いは大きいなということも少し感じました。

昨日からパラリンピックが始まりました。
またメダルラッシュに沸くことを願っておりますが、この時期やこの状況を踏まえて人の動きや賑わいがコロナ感染拡大の一因と言われたりすることが無いようにしないといけないなというように思います。

少し話題を変えまして、現状日本で猛威を振るっているデルタ株ですが、発生源はインドだと言われております。
5月にインドで猛威を振るったデルタ株は、日々数十万人の感染者を出し、死者累計は40万人と言われていました。
実際には死者累計は350万人とも500万人とも言われています。
現在の状況はどうかといいますと、1日あたり約3万人と言われております。
感染状況が落ち着いてきたということで、夜間の外出や大人数での飲食、マスクの未着用が多くなっているようです。
その理由というのが、コロナウイルスの抗体保有者比率が75%に達しているからだと言われております。
ワクチンの接種率に関しては15%くらいのようですが、抗体保有率が高くなり感染者が減少したそうです。
テレビのコメンテータだったと思いますが「他の国はインドのような沈静化の仕方をしないでほしい」というようなことを言っておられました。
日本のコロナウイルス対策が本当に沈静化に効果的に作用するのか考えてしまう今日であります。

最後に、最近の生活の中での楽しみを考えてみるとメジャーリーグの大谷選手の活躍のことではないかなと思っております。
大谷選手の活躍を見ていると、ほっとしたような気分になります。
皆さんも是非そういった心の落ち着け先を探して実践していただきたいと思います。
ありがとうございました。

4.食事 (会長) 

5.植村真一幹事 報告 

植村真一幹事  報告
植村真一幹事 報告

(1)本日例会終了後理事会を行います。
(2)地区大秋登録登録の締切について
(3)他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します。

6.委員会報告  

柴田茂博出席委員
柴田茂博出席委員

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数 64名
出席義務者数 35名
本日の出席者数 53名
出席率 81%
先々回の修正出席率 100%

横山智則ゴルフ部会幹事
横山智則ゴルフ部会幹事

(2)ゴルフ部会開催についてお知らせ (ゴルフ部会)

水谷 存ニコボックス委員
水谷 存ニコボックス委員

(3)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
11件

7.本日の例会   

卓話担当 横山夕葉君
卓話担当 横山夕葉君

卓話:『生活の中で美術を楽しみ』 
卓話者:日本藝術院会員 山本眞輔様
担当:横山夕葉君

~ビデオ鑑賞~

日本藝術院会員 山本眞輔様
日本藝術院会員 山本眞輔様

中部日本放送(CBC)で作っていただいたVTRをご覧いただきました。
私がどんなことをやっているかお判りいただけたと思います。

今日のお話は実は2月3日にさせていただく予定でした。
色々な事情が重なり、今日チャンスをいただきました。
大変ありがとうございます。

「先生、何をして生きてらっしゃるんですか」
とよく聞かれます。
私は彫刻をやって生きているんですが、どういった日常かといいますと午前8時半にアトリエに入って午後5時まで仕事をします。
これを毎日続けています。
お弟子さんが来る日はお弟子さんに手伝ってもらいますが、一人アトリエでほとんどの時間を過ごします。
作っているものは子供の粘土細工の大きいものだとでも思ってください。
それで色々作っています。
かつては学生の指導もしておりました。
具体的には、名古屋市立大学の芸術工学部を創ったのは私です。
本職は彫刻ですので、今は制作一本です。
所属しているのは日展です。
こちらのメンバーの方も在籍されていますね。
今は日展をこれからどうしていこうかという岐路に立って、会議などに出席しております。

皆さんのお家に油絵がある方いらっしゃいますか?
彫刻がある方はいらっしゃいますか?
まだまだ数が少のうございます。
絵描きや彫刻家の出る幕がある、可能性があると考えております。
何故、数が少ないのでしょうか。
それは、家に飾っても一銭にもならないからです。これが現実なんです。
知人に作品を見てもらい「あげるよ」と言うと、相手は喜んでくれます。
そして「これはいくらだい?」と聞いてくるわけです。
それで評価されるわけです。
これは子供から大人まで全部共通しております。

最近、作品を鑑定し金額で美術を評価しようという風潮が出てまいりました。
これも一つの方法ですから、どうぞやってみてください。
但し、そこには色々な要素がありますのでそれが正しいかどうかはわかりません。
今日皆さんに申し上げたいのは「作品を理解する第一歩」ということです。
焼き物で話したいと思います。
焼き物の理解の仕方は、まず1点だけ買うんです。
良いなと思ったものを1点だけ買ってください。
伴侶にちょっと渋い顔をされるくらいの金額を想定していただければいいです。
そして、それを時間のある時に見てください。
そうしますと他の作品を見た時に「自分の持っているものと似ている」「似ていない」という作品の中に入っていける入口になるのです。
1点持っているとそれが入り口になって、どんどん広がっていきます。
一番身近に美術品を理解する近道だと思います。

では美術品というものはどういうものが価値があるのかというお話です。
まず、私達の中で絵画や彫刻というのはどう使われているのか。
これは需要と供給という観点があります。
絵画ブームの時にものすごい金額の絵がありました。
これはマネーロンダリングに使われていた背景もあります。
もう一つは「古い」と「新しい」です。
古ければ良い、新しければ良いというわけではありません。
私達が今考えている「美」というものは、その作家が何をどんな風にどう表現したかということがわかっているものが「良いもの」だと思います。
それには1点持って作品に近づいていただきたいと思います。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 


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第1005回 例会 2022年6月1日(水)
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