クラブ会報

第1076回 例会 2024年1月31日(水)

更新日:2024/01/31

第1076回 例会 

ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:安藤 毅君

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第5週) 

3.平野勝則会長 挨拶 

平野勝則会長  挨拶
平野勝則会長 挨拶

皆さんこんにちは。
先日日曜日、安城市のデンパーク駅伝大会があり、開会式に出席してまいりました。
出席参加人数が1110名と、チーム数がなんと186チーム、8部門にわかれて行われました。
天気も良く、皆さん本当に元気に頑張っておられました。

2月3日は節分ですが、節分は年に1回だけではなく実は4回あるのをご存知でしょうか?
節分とは季節を分けるという意味があります。
季節を分ける日は1年間に4回あり、春夏秋冬の始まりの日です。
春は立春、夏は立夏、秋は立秋、冬は立冬と呼ばれており、この春夏秋冬それぞれが始まる日のことを節分といいます。
節分の豆まきは中国から伝わっている風習で、季節の変わる日には邪気が生じると考えられており、その鬼を追い払い、無病息災を願う儀式として天武天皇の時代に初めて行われました。
室町時代の頃には、冬から春になる時期を1年の境目とし立春は、新年を迎えると同じくらい大事な日として重要視されました。
そして立春の前日の節分には参拝をして鬼を追い払う、無病息災を願うものとして庶民に定着していきました。

ここで節分の食べ物を紹介したいと思います。
今、流行っているというか宣伝するのは恵方巻きです。
今年は東北東です。
関東ではけんちん汁、群馬・島根・山形・四国ではこんにゃく、長野はそばと様々です。
私は2月3日には豆まきをして、汁物をいただいてまいります。

4.食事 (会長) 

5. 杉浦秀郎副幹事 報告 

杉浦秀郎副幹事  報告
杉浦秀郎副幹事 報告

(1)本日12時から定例理事会を開催いたしました。
(2)次週12時より25周年実行委員会を開催いたします。
(3)次週2月14日(水)の例会は2月17日(土)のIMに変更の為、例会はありません。お間違いのないようにお願いいたします。
(4)2月17日(土)のIMのパンフレットと、ご出席予定の方に名札をお渡しさせていただいております。

6.委員会報告  

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数    63名
出席義務者数 29名
本日の出席者数 67名
出席率    85.45%
先々回の修正出席率 87.72%

(2)会計よりお知らせ (大見育太会計)

(3)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
7件

7.本日の例会   

卓話者 安藤 毅君
卓話者 安藤 毅君

卓話  :『三国志』
卓話者 :安藤 毅君
卓話担当:安藤 毅君

私が三国志に興味を持ったきっかけは、学生時代の友人のお兄さんが持っていた『三国志』というタイトルの漫画を読ませてもらったことが始まりでした。

漫画の作者は横山光輝さんこの漫画の他に『鉄人28号』や『魔法使いサリー』を描かれた方です。
『三国志』全60巻を読破し、その間に漫画の基調となった吉川英治さんの小説を読破したりして、結構夢中になって読んだ記憶があります。

三国志というのは本来、歴史書であるということです。
日本によく広まっている三国志というのは、三国志演義という小説ではないかというふうに思います。

三国志の時代背景といたしましては、漢という時代が中国にあるのですが、これは劉邦という人物が建国した国で、それが500年近く経って政治が荒廃し、色々と緩んできた時代に様々な志を持って立ち上がった人がたくさん出てきたというのが始まりです。
三国時代という時代を迎えて新国が設立されるまで約100年間、これが三国時代であったということになります。

日本では卑弥呼の時代でありました。
日本は当時、卑弥呼が納めており、この三国の中の曹操が治めていた魏という国に使者を派遣したという記録が残っているそうです。

『三国志』は、100年近くの間の歴史に基づいてできた小説ですので、登場人物も非常に多く、この中では多くの軍師と呼ばれる武将が多く出ています。

【劉備玄徳】
劉備玄徳というのが三国志の主人公であると思って良いと思います。
貧しい身でしたが、若い時に関羽と張飛という2人の豪傑と出会い、義兄弟の契りを結びました。
これは『桃園の誓い』と言われています。
非常に優しくて温厚な人柄で、親孝行で、誰に聞いてもあの人は良い人だと言われるような人であったということで、ヒーローにふさわしい性格と人となりであったということではないかなと思います。
しかし、この性格がだからこそ、厳しい決断ができなかったり踏ん切りがつかなかったりというようなことが見受けられます。

【曹操】
中国人の中は、この曹操が三国志の主人公であると思う人も少なくはないと思います。
本を読んでいても登場する場面とか回数は、むしろ主人公よりも多いのではないかと思います。

非常に裕福な家に生まれた反面、悪役のイメージもあって、独断でやりたがるというタイプの人間であり、優秀な人をすぐに欲しがるというような性格であったようです。

【孫権】
呉の国の皇帝で、劉備や早々と同世代と思っていただければ良いと思います。
父親の孫権が早くに亡くなり、その後を孫策が継ぎましたがその孫策も亡くなり、息子の孫権が継いだという流れで、登場もあまり多くなく控えめな感じの印象があります。
大変立派な体格をしていて、瞳の色が緑色で南国系の血が入っているという人物であったようです。

【物語とその他の登場人物】
暴れまわる黄巾賊が各地を荒らし回っていました。
その中で有力な豪族が黄巾賊を倒そうと一致団結して見事討ち果たし、その中で都に一番近い力が董卓という人物でした。
董卓というのは非常に罪深い人間だったもんですから不満がすぐに出て、反董卓軍が結成され、戦いが続きます。

〇呂布
董卓の武将。
とにかく腕っぷしが強く、私の偏見があるかもしれませんが、彼が一番強いと思っております。
ただし、少し頭が悪くすぐに騙されてしまう、調子に乗って裏切ったり裏切られたり繰り返すような人物のようです。
〇赤兎馬
呂布の愛馬。
赤い毛色を持ち、兎のように素早い馬と言われ、晩年は劉備の兄弟である関羽の持ち馬となりました。
関羽が処刑された後は、呉の馬忠の持ち馬になりましたが、馬草を食べなくなり餓死してしみました。

〇諸葛孔明
劉備玄徳の軍師。
中国は一国で治められる状況ではないと判断し、劉備に対し「曹操・孫権と当たることを避けて、まずは荊州・益州を領有し、その後に天下を争うべきだ」(天下三分の計)と説きました。

〇赤壁の戦い
圧倒的に曹操が強かったが、孫権・劉備連合軍が迎え撃ち、黄河中流の水軍戦で、孫権の奇策が成功して連合軍の勝利となった。 その結果、天下三分の形勢が固定化され、ここから魏・呉・蜀三国分立に向かうことになりました。

〇その後
諸葛亮孔明を中心に物語は展開。
諸葛亮孔明の死をもって一応小説の物語は終わり告げるということになりました。

登場人物が多く、皆何かしらに優れていたにもかかわらず、時代の流れや事情によって一国統一には至らなかったお話ではありますが、非常に魅力的な出来事が散りばめられているのが『三国志』です。
今日をきっかけに、興味が出てきた人がもしこの中にいらっしゃったとしたら、60巻出ている漫画もしくは、若い人であればゲームソフトで、もしくは吉川英治さん、柴田錬三郎さんあたりも小説を書いていますので、ぜひ一度目通しをいただければ大変嬉しいことであります。
ご清聴ありがとうございました。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 

今後の予定 


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