クラブ会報

第1065回 例会 2023年10月18日(水)

更新日:2023/10/18

第1065回 例会 

ゲスト:有職家 一ノ瀬将之様
本日の卓話担当:木村恭子君

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第3週) 

3.平野勝則会長 挨拶 

平野勝則会長  挨拶
平野勝則会長 挨拶

皆さん、こんにちは。

昨日、安城RCとの合同ゴルフコンペが開催されました。
皆さん素晴らしい成績でした。
成績発表は後ほどゴルフ部会の方から発表しますので楽しみにしていてください。
さて、こちらをご存じでしょうか。
先週、中日新聞の号外で入った藤井聡太さんが史上最年少で王座奪取、8冠を達成されたという内容です。
2020年に初めてタイトル戦に挑んでから18期連続でタイトルを獲得、4つの一般棋戦でもグランドスラムを成し遂げ、出場できる公式棋戦を全て成し遂げた。
地元愛知県をはじめ、全国でお祝いをしたという喜ばしい内容です。

そして、悲しい出来事がありました。
谷村新司さんがお亡くなりになりました。
私にとってアリスは青春時代真っただ中で、スキーに行くときなどはいつも聞いておりました。
「冬の時代」「チャンピオン」など、数々の名曲がございます。
一人での活動になってからも、「昴」「サライ」などの名曲を発表され、活躍されました。
大変残念な出来事でした。
謹んでお悔やみ申し上げます。

本日はカラオケ同好会がございます。
追悼の意を込めて歌いたいと思います。
よろしければご参加ください。
以上でございます。

4.食事 (会長) 

5.杉浦秀郎副幹事 報告 

杉浦秀郎副幹事 報告
杉浦秀郎副幹事 報告

(1)本日12時より “定例理事会”を開催しました。
(2)11月1日(水)の掬び会の登録、11月8日(水)の追弔例会の登録は、本日が締め切りです。
(3)次週10月25日(水)は定款第7条第1節により休会です。お間違いないようお願い致します。
(4)ロータリー希望の風奨学金へのご協力をお願いいたします。
(5)11月より、クールビズ実施をやめ、ネクタイ着用でお願い致します。
(6)他クラブの例会変更は事務局にご確認の上、メーキャップをお願い致します。

6.委員会報告  

沓名由美子出席委員長
沓名由美子出席委員長

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数 63名
出席義務者数 29名
本日の出席者数 48名
出席率 85.7%
先々回の修正出席率 90.9%

久田庸平副会長
久田庸平副会長

(2)掬び会のご案内 (久田庸平副会長)

山本雅仁ゴルフ部会長
山本雅仁ゴルフ部会長

(3)合同ゴルフコンペ成績発表 (ゴルフ部会)

優勝  植村康人君
準優勝 金子功男君

シニア優勝 金子功男君
レディース優勝 杉崎義枝君

団体優勝 三河安城RC

(4)カラオケ同好会よりご案内

堀尾 豊ニコボックス委員
堀尾 豊ニコボックス委員

(5)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
10件

7.本日の例会   

卓話担当 木村恭子君
卓話担当 木村恭子君

卓話    :『日本の伝統装束 十二単衣のはなし』
卓話者   :有職家 一ノ瀬将之様
卓話担当  :木村恭子君

卓話者 有職家 一ノ瀬将之様
卓話者 有職家 一ノ瀬将之様

本日は、宮廷装束における女性の正装にあたる『十二単』のお話をさせていただきたいと思います。
2年前(第979回例会)では、竹内様に男性の正装を着装していただきました。
今回は寺部様に着装いただいております。
十二単の重さは15kg~20kgくらいが一般的で二人がかりで30分ほどかけて着ていただきました。

先ずは立ち姿をご覧いただきたいと思います。

十二単を着装した寺部保美君
十二単を着装した寺部保美君

【十二単】

正式名称は「女房装束(にょうぼうしょうぞく)、唐衣裳(からぎぬも)」

本日は緋色の袴を着装いただいております。
こちらは既婚女性は「緋色」、未婚女性は「濃き色」といって紫色を切るというのが現在の正装となっております。
令和の即位式では秋篠宮御一家の紀子妃殿下は緋色を、眞子内親王(当時未婚)と佳子内親王は濃き色を履かれていました。
また、成人する前は「裳(も)」をつけることはなく、成人してから着装しました。

現在の十二単は10枚の衣で構成されており、
・単衣(ひとえ):装束の肌着
・五つ衣(いつつぎぬ):5枚重ねて着る。かさねの色、グラデーションを出す。
・打衣(うちぎぬ)
・表衣(うわぎ)
・唐衣(からぎぬ)
・裳(も)

本日は徐々に紅葉していく様を表現した「紅葉のかさね」を着装していただいております。





【衣紋】
宮廷装束着装の技術のこと。

流派が2つあり、装束を着装する際の指導・お手伝いをする伝統がございます。
・衣紋道高倉流
・衣紋道山科流
皇室の方々が装束を着装する際には、この2流派の家元もしくはそれに連なる門弟がお手伝いをするということが行われております。
実際、私も令和元年の即位式の際、門弟の一人として宮中に参上いたしましてお手伝いをさせていただきました。

【十二単の由来】

平安時代は重ねる衣の枚数は自由でした。
防寒対策もありましたが、当時タブーとなっていた「顔を見せる」行為の代わりに女性が男性にアピールする方法として、重ね着がありました。(和歌や香も同様)
女性は季節に合わせて合わせの衣を楽しみ、自分を表現していました。

その後100年程経つと、財政が厳しくなったことと重ね着の枚数の張り合いがあり、規制が設けられることになった。
現在の構成はそのころの規制がルーツになっている。

【10枚の衣を何故「十二単」というのか】
平家物語の壇ノ浦の戦いの記述の際、安徳天皇の母・建礼門院が入水する姿を記した一節に「弥生の末の事なれば、藤がさねの十二単の御衣を召され」というものがあり、それを読んだ人々が「十二単というらしい」という言葉を徐々に浸透させていったことから、正式名称よりも通称である「十二単」と言われることが多くなりました。

後ろ姿(裳の様子)
後ろ姿(裳の様子)

【皇室の成人について】

女性の場合は「裳」をつけることから「裳着」を執り行い、男性の場合は、天皇陛下から冠を与えられることから「加冠の儀」を執り行います。
秋篠宮悠仁様におかれては、学業に専念されることから成人する2024年9月ではなく、高校卒業後に行うそうです。
前回の加冠の儀から40年ぶりとなる儀式になり、非常に貴重な儀式となりますので、是非テレビなどでご覧いただければと思います。


大河ドラマも含めて、来年は装束に触れる機会が多いかと思います。
ご興味を持っていただければ幸いです。
ありがとうございました。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 

今後の予定 


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