クラブ会報

第1075回 例会 2024年1月24日(水)

更新日:2024/01/24

第1075回 例会 

ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:丹羽 修君

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱(第4週) 

3.平野勝則会長 挨拶 

平野勝則会長  挨拶
平野勝則会長 挨拶

皆さんこんにちは。
先週は年男の皆様、ありがとうございました。
大変楽しく拝聴させていただきました。
本日三河安城ロータリークラブ創立25周年記念式典懇親会のご案内をさせていただきました。
記念式典まであと35日です。

さて、皆さんはお寿司を食べたい時は、どこへ行かれますか?
専門店、回転ずしと色々ありますが、A級グルメの久田さん横山さんは多分行きつけの高級なお店があると思いますが、B級グルメの私は、お値打ちで美味しいお寿司屋があるものですから、ちょっとご紹介をさせてください。

1軒目『にぎり鮨一五◯(いちごいちえ)』
高浜の衣浦大橋のお寿司屋さんです。
カウンターがあり、予約制で昼席が2回転、夜席が2回転で営業しています。
インターネット予約が可能です。
ここの凄さは何でも一貫150円なのです。
例えば大トロ、中トロ、ボタンエビ、大穴5本当の一流の高級ネタが、一貫150円で食べることができます。
カウンターで、目の前で職人さんが握っていただきます。
そして定期的にフェアをやっておりまして、例えば北陸フェアなんかは、ずっとのどぐろが出てきたり、北海道フェアでは毛ガニや北海道の特別な魚が出てきます。
昨日も行ったのですが、20巻食べて、3,300円ほどで終わっております。
普通のお寿司屋さんの半分の値段で、美味しいお寿司が食べれますのでぜひご興味のある方は、お出かけください。

2軒目『回転まるは』
ネタが良くて職人さんが回転ずしですが回ってはおらず、メニューを書いて出すと職人さんが握ってくれます。
平日のランチは酒と更に150円で全て2貫のっていますので、大変お値打ちかと思います。
そこの海鮮丼が大変素晴らしくて、1日10名限定なのですが、ネタが22、3種類ほどのっております。
それが2000円以内で食べられます。
こちらもご興味がありましたら是非足を運んでみてください。
以上です。

4.食事 (会長) 

5.荒木芳紀幹事 報告 

荒木芳紀幹事  報告
荒木芳紀幹事 報告

(1)本日例会終了後、“クラブアッセンブリー”を行います。理事、委員長のご出席をお願い致します。
(2)25周年記念式典懇親会の御案内をお配りしました。ご都合をつけて是非ご参加下さい。また、内容に訂正がございます。安城RCの「戸谷 央」様に訂正をお願いいたします。大変申し訳ございません。
(3)ホテルグランドティアラ南名古屋2階 和食レストランオープンに伴い試食会のご参加のお願いを配布させて頂きます。
(4)能登半島地震 被災地への義援金を送金致しました。
(5)メール等でご案内させていただきましたが、今日と来週の例会時、こちらのホテルに団体のご利用がありますので、駐車場の混雑が予想されるということでご案内させていただきました。

6.委員会報告  

杉山敏幸出席委員
杉山敏幸出席委員

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)

会員数        63名
出席義務者数    28名
本日の出席者数    48名
出席率       84.2%
先々回の修正出席率 100%

※他クラブの例会変更は事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願いいたします。

成田 徹ゴルフ部会長
成田 徹ゴルフ部会長

(2)第2階コンペのご案内 (ゴルフ部会)

加藤伴子ニコボックス委員長
加藤伴子ニコボックス委員長

(3)ニコボックス報告  (ニコボックス委員会)
10件

7.本日の例会   

卓話者 丹羽 修君
卓話者 丹羽 修君

卓話   :『百人一首を楽しむ』
卓話者  :丹羽 修君
卓話担当:丹羽 修君

常々この百人一首の歌を色々と見ておりますと、なかなか面白いものだなというふうに思っております。
今日は資料として皆さんに資料を1枚配らせていただきました。
定番になっているような歌ですので、皆さん御存知かと思いましたが、そこに有名なものを掲載させていただきました。

百人一首を楽しむと言っても色々な楽しみ方があると思いますが、子供の頃どういうふうに遊んだかということはあんまりよく覚えておりません。
少なくともカードを読んで次のカードを取るというようなことはしてなかったと思いますし、そういうことをやるようになったのは、小学校の高学年になったぐらいからだろうと思います。
新年に親戚が集まり、いとこ同士でやろうということになったと記憶しておりますが、
両親や祖母はよく覚えていて沢山とれるのですが、私はなかなか取れなくて悔しい思いをしたことを覚えております。

【百人一首とは】
百人の和歌を一人につき一首ずつ選んで作られた秀詞華集。
藤原定家が、昔からある慣習の中から100首選び、当時は襖や、障子に貼り付けるのが流行していた。
我々の常識教養としては、小倉百人一首というのが定着している

内容は四季折々の自然を読んだ歌と、それから男女の声の歌という二つに大体わかれると思いますが、私は自然の歌も良いのですが、やはり男女のドロドロとした関係の歌が、やはり面白いなと思っております。
それでは一つずつ読んでみようと思います。

1.秋(あき)の田のかりほの庵(いほ)の苫(とま)を荒みわがころも手は露に濡れつつ 天智天皇
当時は稲作の田んぼや畑のあぜ道に物置小屋みたいなものがあったそうです。
そこで現時点のは物置小屋の中で鎌を持って、今から稲刈りをしようという、そうい歌なのかなと思います。
実際は天皇が百姓と一緒に農作業をするというようなことは、多分なかったでしょうから、選者が選んだことの意味というのは日本の天皇というのは、もちろん行政のトップになるわけですが、上から目線で下々の者に命令するような、そういう立場ではなくて、一般の庶民と一緒に稲刈りをやったり、野良仕事をやったりして国民の平安を祈るような立場ということで、この歌を一番に持ってきたんだろうというふうに私は思っています。

2.春(はる)すぎて夏来にけらし白たへのころもほすてふあまの香具山 持統天皇
天智天皇の娘さんが持統天皇になるわけで、これも非常に有名な歌です。
白たへの衣ということですが、白たへというのは本当に真っ白の、というこんな言葉です。
枕詞で、外を眺めてみると、春が終わって、桜の春が終わって暑い夏がやってきたなというわけです。

3.あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 柿本人麻呂
1人で寝る寂しさというものを、切々と歌ってる感じの歌になります。
奥さんがいなくなってしまったのか、彼女がいなかったのか知りませんが、1人で読んでるのは、寂しいなと感じました。

4.田子(たご)の浦にうちいでて見れば白たへの富士の高嶺に雪は降りつつ 山部赤人
また白たへという言葉が出てきますが、これを読みますと富士山に雪が積もる様子が表れていて見た通りの形式を読んでいる素晴らしい歌だなと思います。

5. 奥(おく)山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき 猿丸太夫
奈良公園にはシカが1000匹ぐらいいるそうですが、秋になると雌を求めて雄の鹿が、鳴くという習性で秋が来たなということを感じる。
この猿丸太夫という方はどういった方かあまりわかっていないようですが、あまり高いくらいの方ではないようだと言われいています。
太夫とありますから女性かなと思うと、どうもよくわからないという伝説の人のようです。

7.あまの原ふりさけ見ればかすがなる三笠の山にいでし月かも 安倍仲麻呂
阿倍仲麻呂という人は、遣唐使の1人として中国へ渡った方ですが、この方は中国で遣唐使として50年ぐらい勉強しました。
唐の皇帝玄宗に気に入られて、中国でずっと仕事をしていましたが、やはり望郷の念がありました。
いざ「もう帰っても良い」と言われたときは、阿倍仲麻呂が日本に帰るから、送別会をやろうということで、その時にこの歌を歌ったそうです。
ちょうど送別会で何気なく夜の空を見ると月が出ており、中国へ来る前に奈良の春日大社に安全を祈願しに行った三笠の山に出ていた月と同じ月なんだなということで、歌った歌になります。
しかし、阿倍仲麻呂は日本へ帰るときに船が難破しまして、日本に着くことが叶わず、中国戻って生涯を終えたという、ちょっと悲しい物語がある人です。


8.花(はな)の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町
花の色とは自分の美貌ですが、綺麗だったのに歳を取って、虚しく、衰えてしまったなという気持ちを歌ったものです。
小野小町は、楊貴妃やクレオパトラと共に世界三大美人ということでございますが、私のイメージでは、ブリジット・バルドーぐらいな感じかなというふうに思います。
若い頃は本当に綺麗で、今はご存命ですが、かなり驚いておりますので、私の好きなブリジットばこような方だったのだなと思ってまおります。

9.これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 蝉丸
こちらはお坊さんの歌です。
私が一番最初に覚えた百人一首の歌です。
この歌がリズムも良くて非常に覚えやすかったので、この歌カードを自分の前にしっかり置いて、「手を出すな、俺が取るから」と最低でもこの1枚は取ったのがこの歌です。
行く人も帰る人も、別れる人も戻ってきて、お互いを確認する色々な風景があるけれども、これがかの有名な逢坂の関という関所なのだなというふうに、蝉丸さんが歌ったわけですね。

10.きみがため春(はる)の野にいでて若菜摘むわがころも手に雪は降りつつ 光孝天皇
これは天皇になる前の、まだ若い頃に詠んだ歌と言われています。
まだ寒い春の野に若菜を摘んでいる。
そこに雪がどんどん落ちてくるなという歌ですけれども、これも1番の歌と同じで、天皇というのは本当に庶民の側に立って、上から目線で仕事をしろとか言って命令するような、そういう人間ではないのだと、常に庶民と一緒に生活しながら、庶民の平安を祈るというのが、天皇の仕事をというか、貴族の仕事なのだということを思っていたということでこの歌を15番目に持ってきたのだろうと思います。

今日はこのあたりでお時間です。
ありがとうございました。

8.閉会 (会場委員会) 

9.点鐘 

今後の予定 


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