第1066回 例会 2023年11月1日(水)
更新日:2023/11/01
第1066回 例会
ビジター:島津孝久様(刈谷RC、シマツ株式会社代表取締役社長)
ゲスト:元会員 三輪哲也様
本日の卓話担当:大見育太君
1.点鐘
3.平野勝則会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
早いもので本日は11月1日、今年もあと2ヶ月になってしまいました。
今日は何の日かご存知でしょうか。
「1(ワン) 1(ワン)月1(ワン)日」=「いぬの日」です。
11月は語呂で「イイ」と読めるので、そういった日が多くございます。
11月8日は「良い歯の日」
11月12日は「洋服記念日」
11月22日は「良い夫婦の日」、こちらは会員の杉山君ご夫妻の結婚記念日でもあります。
この時期は赤松町などで素晴らしいコスモス畑を見ることができます。
是非行ってみてはいかがでしょうか。
4.食事 (会長)
5.荒木芳紀幹事 報告
(1)本日12時より、25周年実行委員会を開催致しました。また13:30より細則改訂委員会を開催します。於例会場
(2)次週11月8日(水)の例会は、“追悼例会”12時30分~於太平寺を行います。
12時よりお食事ができます。
(3)11月12日(日)地区大会2日目の当日の御案内・名札を登録された方にお渡ししました。宜しくお願いします。
(4)11月より、クールビズ実施を中止し、ネクタイ、ジャケット着用でお願い致します。
(5)東日本高校生支援「希望の風」への義援金を送金致しました。ご協力ありがとうございました。
(6)10月に行われました職業奉仕委員会、会員増強委員会の委員長会議が行われました。報告につきましては11月15日にお願いしたいと思っております。
(7)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
(5)会長ノミニーのご報告 (柵木政美指名委員長)
2023〜2024年度会長ノミニー
長坂 誠君
◯長尾 誠会長ノミニー 挨拶
この度、会長エレクトに指名をいただきました。
皆様のご指導とご鞭撻を切にお願い申し上げます。
また、推薦していただいた方にご迷惑をおかけしないように頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
昨今、よく耳にする言葉ではありますがイメージが先行して「じゃあ一体何なの」という言葉の1つが『コンプライアンス』です。
本日は肩の力を抜いてコンプライアンスについて考えていこうかと思っています。
【コンプライアンスとは】
法令遵守の事を指し、社会的規範により公平・公正に業務を行うこと行っているのですが、世の中を見ていますと不祥事案件が後を絶ちません。
そこで謝罪をする際に大体この言葉が使われています。
では実態として何をすれば良いのでしょうか。
【企業のコンプライアンスへの取組み】
・役員の選定・部署を立ち上げ、委員会を設置し内部監査をつくるような形が多い。
・内部通報
【不正防止】
コンプライアンスの一部ではあるが、基本要件でもある。
『不正のトライアングル』:「動機」「機会」「正当化」の3つの要素が揃うと内部不正が起こるという理論。
〇事案(例)
Aさんは地方の営業所に単身赴任をした。
ついつい遊興費にお金を使いすぎてしまい、サラ金を利用してしまった。
借入金額が200万まで膨れ上がり、返済に困ってしまった。
Aさん「まとまったお金が欲しい」=「動機」
また、出納管理も大まかなものだった。
Aさんの勤務先は現金管理が多く、その管理は社内の金庫(未施錠)で行われていた。
経理が銀行に行った際に、その管理方法をAさんは知った。
Aさん「未施錠の金庫に現金がある」=「機会」
人間は「動機」「機会」が揃ったとしても、最期の一歩を踏み出すことはあまりない。
しかしAさんの場合、勤務先の営業所ではサービス残業が常態化しており、あくまでAさんの視点からだが上役たちが接待と称して経費を私的な遊興費に使っているように見えた。
更には人間関係も良好とはいえない状態だった。
「残業費が相当額あるのではないか。上司だって会社のお金で遊んでいるではないか」=「正当化」
こうしてAさんは3つの条件が揃い、不正の事案が発生してしまった。
〇企業としてできる不正防止
不正を起こす当事者はどこにでもいる人でもある。
そういった人が不正に手を染めないための策を講じるという姿勢が大切なのだと思います。
【不正の芽を潰すために】
「動機」
・管理の在り方を改め、全員が周知しお互いにチェックをしていく。
「機会」
・簡潔でわかりやすい仕組みつくり
・全員の周知
・定期的な仕組みの見直し
・正常に管理されているかチェックしていく
「正当化」
・社内環境改善のための適切な労務管理
・幹部が自ら襟を正した経費の使用
・コミュニケーションの必要性
このことから次のことが大切だということがわかります。
(1)しっかりとした仕組み・ルールづくり
(2)(1)に対するヒアリング・モニタリング、フォロー
(3)健全な場づくり
【内部通報】
内部通報は最後の砦です。
・内部通報制度を設定していることを通知していく
・内部通報者の保護
・通報内容を真摯に受け止める
・関係者で共有したら速やかに行動を起こす
不正防止を行うということは極めてシンプルなことです。
万が一起こってしまった場合の心構えも必要です。
ただ、性弱説を念頭に置き性弱説を念頭におきメンバーに寄り添うことが大切だと思います。