第1064回 例会 2023年10月11日(水)
更新日:2023/10/11
第1064回 例会
ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:国際奉仕委員会
1.点鐘
3.平野勝則会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
先日、中日新聞のサンデー版に面白いコラムが載っていました。
「寿命とストック」というテーマで、母親が介護施設に入所している知人の話です。
『ある日、「ティッシュペーパーがなくなったから買ってきて」と母親に頼まれた。
その時、5箱セットになっているものは駄目だと言われた。
何故かと聞いたら「もう私は近いうちに死んじゃうからとても使いきれないと思うの。だからばら売りで十分」と答えたそうだ。
知人は面倒だから5箱セットを買って持って行った。
それから2年が経過した。
めでたいことに母親は健在で、ティッシュっも5箱セットを買い続けているという。
近頃、おじさんも同じようなことを思案した。
愛用のカミソリセットを買う際に「儂はこれを使い切ることが出来るのだろうか」と考えてしまった。
人生何事があるやも測りがたい。
だからといってストックが無ければ困る。
お金も最低限で良いからたくわえが無いと不安だ。
明日、死んじゃうかもしれないけど、何十年も生き続けられるかもしれない。
一寸先は闇か光か誰にもわからない。』
私はストックよりも最低限の物を買うようにしております。
ありがとうございました。
4.食事 (会長)
5.荒木芳紀幹事 報告
(1)本日12時より“25周年実行委員会”を開催しました。
祝賀会、記念事業に向けて各部会長のもと皆さんにはご協力いただきたいと思います。
(2)例会終了後、“戦略委員会” 於例会場を行います。
(3)次週12時より、定例理事会を開催します。於例会場
(4)11月1日掬び会、11月8日追弔例会の出欠の締め切りは来週10月18日になっております。多くの皆様ご出席をお願いいたします。
(5)本日の卓話に先立ち、米山功労者に感謝状をお渡しする予定です。
(6)会長からも出席に関するお話が幾度かありましたが、例会への出席をお願いいたします。
(7)他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します。
【ロータリー米山記念奨学事業とは】
、本のロータリーが協同で運営する民間奨学団体。
米山奨学会では日本で学ぶ外国人留学生に奨学金を支給し、支援する国際奨学事業を行っている。
【なぜ、外国人留学生を支援するのか】
日本のロータリーの創始者である故・米山梅吉氏の生前の功績を讃え、後世まで残るような有益な事業
を行いたいという想いから、海外から優秀な学生を日本に招き勉学を支援する奨学金事業を東京RCが設立。
【交流を重視した奨学金事業】
奨学生は毎月1回以上世話クラブの例会に出席し、会員との交流によって日本社会を知り、ロータリーの奉仕の精神について学ぶ。
奨学金期間終了後は、米山学友会への入会やロータリー学友として国際ロータリーのコミュニティに参加が可能。
【世話クラブのカウンセラー制度】
奨学生一人ひとりに地区内のRCが世話クラブとなり、世話クラブの会員がカウンセラーとなって日常の相談役を務める。
期間中、奨学生は世話クラブの例会に出席し、交流する。
過去のカウンセラーの皆さんの感想
〇カウンセラー 小西紀久雄君
私も留学生のお世話を20名ほどしましたが、その都度人柄・生活様式・勉学内容・地理・国柄など、国際理解を深めることが出来ました。
韓国は近隣国であり、弊社もある自動車部品会社と技術提携していましたし、馴染みやすい国であり本人も好人物でした。
彼が更に成長してくれることを祈っております。
米山記念奨学会について、私の理解不足があり戸惑うこともありました。
老婆心ながら申し上げるとしたら、学術内容の取扱いへの懸念が考えられ、今後の研究課題ではないかと思っています。
〇カウンセラー 小野 郁君
中国に対してのイメージが多少ですが変わりました。
クラブ内の親睦旅行があった日に、私自身が同行できなかったことが残念でした。
〇カウンセラー 齋藤光正君
奨学生から「日本は本当に美しい国だ」と言ってもらい、日本人として本当に嬉しかったです。
国際的なしがらみもある中、例会時の君が代斉唱にも礼節をもって対応してくださり、自分の些細な対応も伝わっているのだと感じることが出来ました。
最後の例会参加日に「本当に貴重な経験ができ、米山奨学生に慣れた自分は幸せだった」と涙ながらに語ってくれたことにより、自分の委員会活動がちゃんと伝わっていたと実感できました。
本人が愛教大寮に住んでいた関係で、例会場に来るまでに時間を要したことが申し訳ないと思いました。
本当に素直な方だったので、特に苦労はありませんでした。
〇カウンセラー 杉山敏幸君
本当に優秀な方でした。
母国の事も教えてもらえ、安城にも興味を持ってもらえたので嬉しかったです。
結局人と人との繋がりだと思いますが、カウンセラーという立場を務めさせていただいて良かったです。
奨学生から
〇劉 宇超(リュウ ウチョウ)さん
現在、愛知教育大学博士課程2年目。
「素晴らしい思い出を共有していただき大変ありがとうございます。コロナの大変な時期において米山奨学金は大きな助けになりました。親切な皆さんとの毎月の例会や、年末パーティーの素晴らしいパフォーマンスを楽しめました。そして、毎月の美味しいごはんが忘れられない思い出となっております。お世話になった経験が良い思い出となっていることを嬉しく思います。」
〇恩克郝日宝(エンケホルワ)さん
現在、国立高等専門学校機構八戸高等専門学校で助教授に就任。
「米山奨学生としての日々や、三河安城RCの皆様との交流は私にとって貴重な経験でした。得にカウンセラーの杉山様と安藤会長、杉崎様には大変お世話になり、一緒にモンゴルレストランの楽しい食事や安城市内における見学旅行は私の人生において忘れることのできない思い出となっております。」
〇杉山タカシさん(国際親善奨学生)
京都大学に従事。
「初めての例会参加は丈山園の例会でした。地区全体での会合への同行など親身にサポートしていただき、初の長期留学だった私の不安も随分和らぎました。受け入れ側へのお土産の用意などもしていただきました。帰国後の報告で質問攻めにあったのも懐かしい思い出です。」
これからも多くの方が米山奨学生としてお見えになると思います。
参考になればと思い紹介させていただきました。
カウンセラーの声、奨学生のその後を聞いていただき、米山奨学金についての意義を考えていただける機会になればと思います。