第1058回 例会 2023年8月23日(水)
更新日:2023/08/23
ゲスト:安城商工会議所青年部 深津貴弘様、総務課長補佐 黒野哲巳様
本日の卓話担当:川合誠治君
1.点鐘
3.平野勝則会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
長いお盆休み、どのようにお過ごしになられたでしょうか。
今年の盆休みは厳しい残暑と、台風の影響で予定を変更された方もおられるかと思います。
本日はガバナーメッセージを紹介させていただこうと思います。
『例会出席の意義』
この8月のテーマは「例会出席の意義」としました。新型コロナウイルスが5類に変わりコロナ前に戻リつつあるなか、通常の例会に戻してほしい旨の連絡をさせて頂きました。よって例会出席の意義を今一度考えようではありませんか。
ロータリーが単なる寄付団体、慈善団体又はボランティア団体ならば毎週例会に出席する必要はないでしょう。極端にいえば一度も例会に出なくても寄付さえしておけばいいのかもしれません。ロータリー運動は倫理運動であり、人の心を重視する優れた精神奉仕を目的として追求する団体ですから、倫理を提唱していく為には、まずロータリー会員自身が心を磨かなければなりません。決められた例会に出席して親睦を重ね、他の会員の良質な言動に接して自己改善を重ね、奉仕の心を醸成しそれを実践するよう自己研鑽するところが例会です。人間の精神的持続には限りがあり、せいぜい一週間だと言われています。親睦→奉仕の心→実践、そして一週間経ってまた、親睦→奉仕の心→実践と繰り返しながらロータリーの心を形成していく場所が例会であります。ロータリー会員として奉仕の実践の第一歩は例会出席にあると言えます。
たとえ話ですが、スイスの片田舎に一人のお婆さんが住んでいました。お婆さんは笊に羊の毛を入れて小川で洗っていました。そこに神父さんが通りかかり「お婆さんは毎週教会に来て私の説教を聴いているので、さぞ物知りになられたでしょうね。』と尋ねました。 お婆さんは「聴いてもすぐに忘れてしまうので何も残っていません。然し私はそれで良いと思っています。神父さん、笊の中を見てください。水は入っては流れ、入っては流れてい ますが笊の中の羊の毛はこんなに綺麗になって行きます。神父さんの話を聞いては忘れ聞いては忘れますが、私の心は綺麗になって行くと思います。』と答えたそうです。
「ロータリーの親睦」と「例会出席の意義」を噛みしめ、この老婆のように、焦らず、楽しいロータリーライフを送って頂きたいと考えます。
例会に参加しているうちに、自然とロータリーの心が身についていくと思います。
ありがとうございました。
5.荒木芳紀幹事 報告
(1)本日12時より定例理事会を開催しました。ホームページの会員専用ページに詳細を掲載させていただきます。7月12日をもって終結いたしましたRCCについて、RIに報告、承認いただき皆様へのご報告をもって完全に終結とさせていただく事をここにご報告させていただきます。
(2)25周年記念事業の内容が固まりましたので9月6日に委員会報告にて皆様にご報告させていただきます。
(3)次週30日の例会は、昼間の例会を変更し、“夜間親睦移動例会”18時開始 於バースホール知立店で行います。
(4)“秋田豪雨災害義援金”へのご協力を、お願い致します。
(5)地区大会への登録の締切は本日です。
(6)9月6日11時50分より第2回細則改訂委員会を開催致します。
(7)9月6日例会時、駐車場が混雑いたします。余裕をもってお越しください。
(8)ガバナー補佐訪問時の懇談会、クラブアッセンブリーの出欠について本日資料を配布しております。
他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します
【SDGsとは】
SDGs:Sustainable Development Goals
2015年9月の国連サミットで全会一致で採択。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標。
(その下に、169のターゲット、231の指標が決められている。)
我々が小さい頃や高度成長期にはまだ地球環境に対する問題はあまり取り上げられておらず、主に公害問題として認識されていたように思います。
〇過去の日本における環境問題
・水俣病
・イタイイタイ病
・四日市ぜんそく
・スモッグ
・光化学スモッグ
これらは地球規模ではなく、限られた範囲でのものでした。
しかし、高度成長期を迎え様々な問題がでてきています。
100年に1度と言われる異常気象で、熱中症による死亡リスクや台風の肥大化、農業、水産業への影響などが問題視されています。
1975年以降から平均気温は異常な上昇を続けています。
【異常気象の原因】
大気中の温室効果ガス濃度の高まりに伴って地球の平均気温が上昇することで降雨パターンが変動し、異常気象の発生頻度が高まったとされている。
【カーボンニュートラル】
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味する。
例えば、車両生産時の排出されるCO2を含めて、全てにおいてCO2を減らす取り組みを行っています。
【日本の目標】
2030年度の温室効果ガス46%削 減、2050年のカーボンニュートラル実現という国際公約を掲げている。
比較年は2013年。(世界では2005年を比較年に設定している国もある)
【エネルギー生産】
再生可能エネルギーは太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存在する熱、バイオマス(動植物に由来する有機物)があるが、供給が安定しないことから、原子力に頼る現状。
但し、原子力をはじめ、リスクを伴う為エネルギー生産においては課題が残っている。
【地球温暖化による影響】
各方面での検証が行われており、病気などがけねんされているが。中には「環境にはプラスになっている」という声もある。
過去のデータに基づくと「将来は明るい」とされています。
しかし、局所的には大きな災害が発生する可能性が高いともいわれています。
様々な情報を私達は毎日得ていますが、極端に恐れる必要はないのではないかという見解がある、今日はそういったお話をさせていただきました。
ありがとうございました。