第1069回 例会 2023年11月29日(水)
更新日:2023/11/29
第1069回 例会
ゲスト:安城市教育委員会 教育長 石川良一様
安城市教育委員会 生涯学習部長 加藤浩明様
安城市少年少女合唱団名誉団長 石原多美様
本日の卓話担当:社会奉仕委員会
1.点鐘
3.平野勝則会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
先日、安美展の表彰式に出席してまいりました。
グリーンリボン賞は工芸・彫刻部門の松井宗太郎様の作品でした。
特別賞受賞作品に『三河安城ロータリークラブ賞』『安城ロータリークラブ賞』がそれぞれあります。
『三河安城ロータリークラブ賞』は書部門の山口律舟様が、『安城ロータリークラブ賞』は日本画部門の杉山華仙様が受賞されました。
その他の賞と合わせまして、総勢50名の方が受賞されました。
会場には審査員として、当クラブの待田君と横山君が出席されていました。
本日のゲスト石川愛知県教育委員長もいらっしゃいました。
今日は審査員代表でもある待田君がいらっしゃいますので、総評を伺いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
〇待田和宏安美展審査員代表
この度の安美展示開催にあたり、皆様の温かいご支援にこの場を借りて御礼申し上げます。
是非皆様も安美展に挑戦していただければ幸いです。
ありがとうございました。
4.食事 (会長)
5.荒木芳紀幹事 報告
(1)本日12時より “定例理事会”を開催しました。
その中で次年度理事の候補者について提案がございました。12月13日の例会前に総会にて選挙させていただきます。
また例会終了後、“細則改訂委員会”を、例会場を行います。
(2)12月13日(水)年次総会の御案内を配布しました。ご欠席の方は委任状の御提出を
お願い致します。
(3)次週12月6日(水)の例会を変更し、12月9日(土)18時より年末会員家族親睦例会を行います。
12月6日の例会はありません。
(4)他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します。
今後のメーキャップについては細則に則り、出席委員会よりご案内させていただきます。
6.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)
会員数 63名
出席義務者数 27名
本日の出席者数 47名
出席率 82.5%
先々回の修正出席率 87.2%
本日欠席された方は是非メーキャップをお願いいたします。
皆さん、こんにちは。
今回、安城市少年少女合唱団についてご協力いただき、その御礼を直接お伝えしたくこちらに伺わせていただきました。
安城市では今年10月から三河地区としては全市としては初めて中学校の部活動を地域に移行する取り組みを始めました。
これは3年をかけて行われていく取り組みとして動いています。
しかし、芸術こと音楽に関しては受け皿がなかなか見つからない、施設の制約や費用という面で悩みを抱えております。
地域移行に踏み切れない利用でもあります。
今回、ご協力いただくことにより子供達にとってプラスになる選択肢が増える事になります。
学校に限定せず、地域でその可能性を増やしていくことが、これから大切な課題だと考えております。
毎年4月に行われる小中学校対象全国学力テストでの安城市の子供達は、『人の役に立つ人間になりたいか』という項目に対して、90%以上が『はい』と答えています。
また、市長に表敬訪問をする子供達からは『プロになるかはわからないけど、今の監督に人としての生き方を習っています』と言う声を聞きます。
いかに今の子供達が、学校外の世界で凄い人に出会っているのかがわかる答えです。
広い世界での出会いは、その子を人間として高めているというのが見えてきます。
それが私にとって楽しみでもあります。
その一方で「表面的にとても良い子」が浮かない姿を見せることがあります。
その子はとても辛く重い気持ちを抱えていたりします。
そういう子達から目を離す事ができません。
優等生に見える子がふいに、しかし確実に命を断とうと考えていたりします。
学力テストの質問項目でもその結果は現れています。
更にその数字の中には学校に来ていない子供達は含まれていません。
これが実際の学校の姿です。
先生達は普段の生活の中から、その気持ちを察知していかなければいけません。
私の教育人生で気にかけたほうが良いタイプというものがあります。
・主体的に動いていない子
・安心できる居場所が無い子
・過度の愛着を持つ子
・心地良い人間関係を築く事が出来ていない子
・無気力、不安を抱えている子
きちんと向き合う事が必要な子達が気づかれない環境で生活しているのが今の状況です。
この問題は強制的にでも他の大人に出会う場所を作らないとなかなか解決できないし、時間もかかります。
そこで、まずは部活動という枠組みからスタートし、学校は先生だけではなく地域の人も段階こそ必要ですが出入りできる環境づくりが必要なのではないかと考えています。
様々な人と関わり、地域との繋がりを持てる場づくりを来年度から始めようかと思っています。
本日はありがとうございました。