第964回 例会 2020年12月23日(水)
更新日:2020/12/23
ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:竹内泰夫君
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブ会員の皆さん、今日は
ゲスト、ビジターはおみえになっておりません。
本日の卓話は、会員の竹内泰夫さんです。
12月16日、第二回西三河分区会長幹事会が行われました。コロナの為ZOOMによるリモート会議でした。
これまでの事業の進行状況と後半の予定、各クラブのコロナ対策について報告がありました。
分区よりIMについて、ネットでの参加も対応する事、地区大会のオンサイトでの参加をお願いされました。
前回の例会では、レジ袋の有料化をしてもプラスチックゴミ全体の排出量の削減には、ほとんど影響ないとお話ししました。
本日は、レジ袋の代替として出された、エコバッグとバイオマス素材でできたレジ袋についてお話ししたいと思います。
まずエコバッグですが、「使い回しするエコバッグは環境負荷が高い」という真逆の研究結果がイギリスから報告されています。
「エコバッグ1個を作り、それを廃棄するのに発生する環境負荷は、レジ袋100枚に相当する。」という論文です。
質の悪いイギリスのレジ袋で100枚ですから、日本のレジ袋なら少なくとも200回は、エコバッグを利用してからでないと環境負荷の軽減にならない事になります。
また衛生面での不安があります。使いまわすエコバッグには「生鮮食料品からO157の感染が心配だ!」という声です。
次にレジ袋有料化の適用外になる買い物袋についてです。
前にも言いましたが、このレジ袋有料化を決定したのは、環境省と経済産業省です。その行政からの通達事項は以下のとおりです。
「有料化はプラスチック製買物袋を扱う小売業を営む全ての事業者が対象です。
ただし、環境性能が認められ、その旨の表示がある以下の3点のレジ袋は有料化の対象外となり、無料で配布しても良いとされています。」(環境性能が認められ表示がある!ここが怪しいところ)
(1)プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上で厚く繰り返し使える買物袋(エコバッグのこと)
(2)海洋 生分解性プラスチックの配合率が100%の買物袋
(3)バイオマス素材の配合率が25%以上の買物袋
この環境性能が認められるためには、役所の指定する試験や検査が必要です。その検査・認定機関が役所のOBの天下り先になっている事が多いです。
“バイオマスプラスチック素材”を製造する企業集団とは、モタレ合いの関係が疑われます。
このように、コロナ騒動のドサクサに紛れて進められたレジ袋の有料化で、また一つ日本に規制が増えてしまいました。
ここで内緒話ですが、今回のように国民に広く負担を求める時には、法律で定めて施行されなくてはいけないのですが、今回のこのレジ袋の有料化は、法律改正をせず役所の通達としています。
監督官庁が関係業界団体に対して出す、指導や規則なのです。
法的根拠を問われた場合、不当だとして裁判に訴えられたら、国は困る事になると思います。しかし、正義感ぶって裁判なんておこすと、後で役所に睨まれて「江戸の仇を長崎で取られる」のを解っているので、みんな黙っています。お上には従順な日本人ですから、文句の一言も言わずにレジ袋にお金を払うか断っています。
今年11月の調査で前年3月と比べてレジ袋を購入した人が71%も減少したそうです。
そういえば私も断っています。
お食事をどうぞ!
4.食事 (会長)
5.水谷 存幹事 報告
(1)本日例会終了後、定例理事会を行います。
(2)12月26日(土)~新年1月5日(火)まで事務局は休ませて頂きます。緊急の場合は幹事水谷までご連絡下さい。
(3)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
8.閉会 (会場委員会)
9.点鐘
今後の予定
12月30日(水)例会休会
定款第7条第1節
※12月26日(土)〜新年1月5日(火)まで事務局は休ませていただきます。
緊急連絡は幹事水谷までお願いいたします。
1月6日(水)例会(第965回)
『新年初例会』
18時〜 於ホテルグランドティアラ安城1F
担当:会場委員会
1月13日(水)例会(第966回)
『年男年女放談』
1月20日(水)例会(第967回)
『職場例会』
於 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
担当:職業奉仕委員会
1月27日(水)例会(第968回)
卓話担当:山口恭正君
○2020〜−2021年度 第7回定例理事会