第960回 例会 2020年11月25日(水)
更新日:2020/11/25
ビジター:横山真喜男様(安城RC 本年度IM実行委員長)
冨岡里美様(安城RC 本年度IM実行委員)
ゲスト:社会保険労務士法人絆 代表 山口剛志様
本日の卓話担当:植村真一君
2.ロータリーソング斉唱 (第4週)
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブ会員の皆さん今日は。
本日のゲストは、社会保険労務士法人“絆”代表 山口剛志様です。
後ほど卓話をよろしくお願いします。
担当は、会員の植村真一君です。
ビジターは、安城ロータリークラブから、IM実行委員長の横山真喜男君と委員の富岡里美さんです。
この後IMのPRをお願いします。
一昨日の11月23日、安城市歴史博物館で第77回安美展表彰式が開催されました。
そこで、三河安城ロータリークラブ賞の授与をしてまいりました。
審査委員長の待田和宏さんを始め、横山夕葉さん、加藤伴子さん、が審査員をされていて、我がクラブの芸術性の高さを感じました。
本日お話しするのは、前回の例会でお話しした「13秒後のベイル・アウト (緊急脱出)」その後です。
事故翌日の11月23日入間基地の全機の飛行停止命令が下されました。
11月29日に飛行停止命令は解除されましたがT-33の飛行停止命令は継続され、そのまま翌年2000年6月に全機除籍となりT-33は日本の空から消えて行きました。
そして事故原因ですが、燃料コントロールユニットから燃料漏れで、エンジンの推力が急激に低下した事が墜落の原因でした。
最終的に、パイロットおよび整備員に過失はなかったとして、被疑者不詳のまま書類送検されました。
現代のジェット戦闘機の緊急脱出装置は、大きく進化を遂げており、高度0m、速度0kmの状態からでも、パラシュートが十分開く高度までパイロットを打ち上げる、「ゼロ・ゼロ射出座席」となっています。
あの時、T-33がゼロ・ゼロ射出座席であったならば、二名のパイロットは助かっていたと思われます。
事故発生9日後の1999年12月1日、すでにこの時、T-33の墜落で殉職した自衛官の勇気ある行動を、多くの市民は知っていました。
事故のあった入間川付近にある狭山ヶ丘高等学校の校長が、校内新聞に寄稿した文章を紹介します。
校長は、二人の自衛官の勇気と崇高な自己犠牲を称えてこう述べています。
「もし皆さんが彼らだったら、このような英雄的死を選ぶことができますか?」と生徒たちに問いかけました。
そして次に、
「わたしも皆さんと同じ選択をするでしょう。実は、人間は、神の手によって、そのように創られているのです。」
「愛の対象を家族から友人へ、友人から国家へと、拡大していった人を
我々は“英雄”と呼ぶのです。」と締めくくっています。
私は、命を掛けて英雄にはなれませんが、そのかわり多少の寄付で国家や国境を超える奉仕ができる。それがロータリーだと思いました。
ご清聴ありがとうございました。
さて、12月5日(土)は年末会員家族例会です。
久田委員長をはじめ親睦委員会の皆さんが、何度も打合せして準備をしてお待ちしています。
是非ご参会いただきます様お願いして、挨拶とさせていただきます。
4.本年度西三河分区IMのPR (2020年度IM実行委員会)
横山真喜男様(安城RC 本年度IM実行委員長)
冨岡里美様(安城RC 本年度IM実行委員)
皆さんこんにちは。
本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
来年2月20日(土)に行われますIMのPRをさせていただきます。
昨年の7月から様々な準備をしておりましたが、このコロナ禍の影響で大きく形を変えざるをえなくなりました。
当初は各クラブの例会場においてリモートにて行う案もありましたが、幸いこちらのホテルグランドティアラの会場と衣浦グランドホテルの会場を合わせると500人はソーシャルディスタンスを確保できるという事で現在この2会場プラスαで考えております。
ただし現在の予定ではありますので、今後の変更もあるということもお伝えしておかなければなりません。
残念ながら例年開催している新入会員セミナーと大懇親会は開催を中止とさせていただきました。
シンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美様の講演がメインとなります。
それでは2月20日のIMをよろしくお願いいたします。
5.食事 (会長)
6.水谷 存幹事 報告
(1)本日例会終了後、定例理事会を行います。
(2)次週は12月2日(水)の例会を変更し、12月5日(土)18時~年末会員家族親睦例会を開催致します。
(3)先回のロータリー希望の風奨学金への義援金を送金致しました。
ご協力有難うございました。
(4)他クラブの例会変更は事務局へお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
(3)西三河分区ガバナー補佐杯懇親ゴルフ結果報告 (ゴルフ部会)
クラブ結果
優勝:碧南RC
2位:刈谷RC
3位:西尾RC
※三河安城RCは5位入賞いたしました。
個人結果
横山智則君:準優勝
金子豊久君:22位
タイトルにもありますように、今はみなさん顔を合わせればコロナについてお話されるのではないかと思います。
それは金輪際やめていただいて、これからは会社経営者として「ビヨンドコロナ」この後コロナの先をを見据えた経営に集中特化していかなければいけないと考えてください。
私は社会保険労務士ですので経営ついては詳しくありません。
私が詳しいのは「人・物・金」の「人」です。
今日はこれからの経営していく上で「人」に関わるお話をしていこうと思います。
【働き方改革のついて】
昨年の4月から「働き方改革」というものが始まっています。
・全社員の有給休暇取得
・全社員のl労働時間把握
・残業時間の規定
・残業の割増率
簡単に言えば国が「長時間労働はしないように」「休みをもっと増やすように」と企業に課しているわけです。
「そんなこと出来るわけないじゃないか。会社が潰れてしまう」
という声があがりそうですが、こういったことをやすやすとやっている会社さんもあるというのが現実です。
『いかに長時間労働をさせずにホワイト化を目指すか、そして利益を出すということ』が企業に求められています。
社員の働き方改革は言い換えれば経営者の働かせ方改革です。
そして「働き方改革」は「動き方改革」「稼ぎ方改革」なのです。
今までと同じようなビジネスモデルではこれからはやっていけません。
稼ぎ方はこのコロナ禍においてしっかりと変えていく必要があります。
そして大切なのは「トップの皆さんの働き方を変える改革」です。
まずトップ自らが働き方を変えて社員の働かせ方を変え、今まで以上に利益の出る会社に改善することが今求められております。
【生産性の向上】
これから求められる人事戦略はひとえに生産性の向上です。
何故生産性をあげるのか。
まずは「働き方改革」に対応するためです。
法律だからやらなければというのもありますが、本当の目的はコロナが終息したその後、永続的に事業を発展させるためにはこういったことが必要なのだと私は考えております。
生産性を上げるということは1時間あたりの生産性を上げましょうという話です。
ある製品を100個作るのに1時間かかっていたところを半分の30分で作れるようにしましょうという話です。
生産性を上げるとおそらく社員さんはサボります。
残業代をもらうためにサボる人もいるかもしれません。
ですので生産性を上げると同時にやらなければならないのが「企業のホワイト化」です。
よく僕のところにこういった相談がきます。
「良い人材が来ないんだよね、中小企業だからかなぁ。」
良い人材を引き寄せる会社はその規模に関わらずございます。
何が違うか。
当然給料の金額も違います。
しかし今1番違うのは労働条件です。
今の法律では年間105日の休日があれば良いとなっていますが、果たして105日ギリギリで良い人材が来るのかということです。
最低120日、125日は必要なのではないでしょうか。
勿論有給休暇とは別です。
そういうと否定的なご意見をいただくのですが、良い人材を求めるのならばそういった否定的な見方はやめましょうというお話なのです。
「我が社は年間休日120日あります。残業はほとんどありません」
こういった話をしないと良い人材は寄ってこないという時代です。
それと同時に現在会社にいる良い人材を引き止めることにもつながると思っています。
生産性の向上は間違いなく「人」のためです。
そういった事を取り組んでいきましょうというのが「ビヨンドコロナの働き方改革」です。
生産性が向上し、ホワイト化する事で今まで以上に利益が上がるのではないかという考え方です。
コロナがいつか終息した後も継続して行われるべき労働政策であると考えております。
【時間あたりの生産性の把握】
「生産性」と何度もお話ししていますが、生産性とは「1労働時間あたりの利益」です。
例えば営業会議などで「売上はどうだ」「先月はどのくらいの利益をあげたんだ」という話はしていると思います。
しかし、時間あたり生産性という指標を取り入れている会社はまだまだ少ないのではないでしょうか。
時間あたりの生産性を算出するにはに必ず全ての社員の労働時間を把握することが必要になります。
役職についている方でタイムカードを使用している方は少ないのではないでしょうか。
【パワハラ防止法について】
法律改正のお話の補足になりますが2022年より中小企業は4月から、大企業は6月から「パワハラ防止法」というものは施行されます。
皆さんが愛情をもって叱った場合でもパワハラとなるかどうかの判断基準は叱られる側に委ねられています。
つまり、受け手がパワハラだと言ったら認定されてしまうわけです。
今まで通りの叱り方ではパワハラ認定されてしまうかもしれません。
そうなると叱り方も変えなければいけません。
今の時代インターネット上に叱っている時の音声や動画が上がることも考慮しなければいけないかもしれません。
そういった事を意識すると自ずと叱り方も変わるのではないでしょうか。
【同一労働同一賃金について】
これは2020年4月から大企業で、そして来年2021年4月からは中小企業で施行されるものです。
是非今から4月に備えていただきたいと思います。
・パート、アルバイトと社員の間に給料や待遇に違いがある場合その理由をしっかりと考える必要がある。
・どうしても違いが出てきる場合はその理由を書面にて説明できるようにしておく
こういった様々な対策をとっていただいて皆さんがハッピーになるような会社を作っていただきたいと思います。
ありがとうございました。
9.閉会 (会場委員会)
10.点鐘
今後の予定
12月5日(土)例会(第961回)
年末会員家族親睦例会 18時〜
※12月2日(水)の例会を変更しています
12月9日(水)年次総会・例会(第962回)
卓話:『新型コロナ時代の法的リスク管理』
卓話者:深津茂樹君
卓話担当:深津茂樹君
12月16日(水)例会(第963回)
卓話:『神道の基礎知識』
卓話者:畔柳弘文君
卓話担当:畔柳弘文君
12月21日(月)
三河安城ロータリークラブ 創立記念日
12月23日(水)例会(第964回)
卓話担当:竹内泰夫君
○2020〜2021年度 第6回理事会
12月30日(水)例会休会
定款第7条第1節
1月6日(水)例会(第965回)
『新年初例会』
18時〜 於ホテルグランドティアラ安城1F
担当:会場委員会
1月13日(水)例会(第966回)
『年男年女放談』
1月20日(水)例会(第967回)
『職場例会』
於 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
担当:職業奉仕委員会
1月27日(水)例会(第968回)
卓話担当:山口恭正君