第959回 例会 2020年11月18日(水)
更新日:2020/11/18
ビジター:島津孝久様(刈谷RC、シマツ株式会社取締役社長)
ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:長坂 誠君
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブ会員の皆さん今日は。本日の卓話担当は、会員の長坂 誠君です、よろしくお願いします。本日のビジターは、皆さんお馴染みの嶋津孝久様(刈谷RC、シマズ(株)取締役社長)です。
職業分類は雑貨類販売です。
本日お話しするのは2014年3月22日、安倍晋三前総理大臣が防衛大学の卒業式で訓示された、「13秒後のベイル・アウト (緊急脱出)」についてご紹介したいと思います。
1999年11月22日午後、埼玉県狭山市の入間川河川敷に、航空自衛隊入間基地所属のT-33、ジェット練習機が墜落・炎上し、パイロット二名が死亡する事故が発生しました。
当時のマスコミは、「また自衛隊が事故を起こした。」、「送電線を切って多くの地域が停電した。」と自衛隊非難の大合唱でした。
操縦していたのは、中川尋史二等空佐47歳と、門屋義廣三等空佐48歳、二人の飛行時間はいずれも数千時間を超え、いかなる事態にも対応可能なベテランパイロットであったはずなのに、なぜもっと早くベイルアウト(緊急脱出)をしなかったのか?との疑問が湧きました。
その理由が、事故機と管制塔の通話内容や飛行記録、目撃者の証言から徐々に明らかになってきました。
ここからは時系列でお話しします。
13時2分、入間基地を離陸し30分の訓練飛行を開始する。
13時38分、事故機は、異臭、振動、異常音、オイル臭を通報、「緊急事態」を宣言する。
13時42分14秒、ベイル・アウトを通報。(高度約300m)
13時42分27秒、最初のベイル・アウトから13秒後、再度ベイル・アウトを通報。(高度213m)
13時42分34秒 後席操縦者が射出による脱出。
13時42分36秒 前席操縦者は事故機が送電線のグランドワイヤーに接触直後射出による脱出。事故機はグランドワイヤーを切断後、90m離れた位置に墜落炎上した。
まず、パイロットは最初に「ベイル・アウト」を通報した後、13秒後に再度同じ言葉を叫んでいます。
つまり、最初の緊急通報と同時に脱出していたなら、多分二人は助かったと思いますが、練習機は民家などに激突し、住民に被害が発生する可能性が高いと認めたパイロットは、この13秒間に被害を最小限にとどめるため、死を覚悟の上で最後まで操縦桿を握りしめていました。
そして、ぎりぎりの高度で河川敷上空までたどり着き、市街地に被害が及ばないことが確実になった段階で、緊急脱出ボタンを押したのですが、時は遅すぎた。
一人は全くパラシュートが開かないまま、もう一人は開きかけたところで地面に激突し、死亡したのでした。
さて、自衛隊員は入隊するときに必ず次の宣誓を行っています。
【自衛隊法施行規則による宣誓】
「私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操<固く守って変わることのない道徳心>を養い、人格を尊重し、
心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います。」
この宣誓を最後の最後まで守り抜いたことが、この事故の裏側にあったのであります。
最近はこの当時に比較すれば、自衛隊や在日米軍関係者を意識的に貶める報道は、随分と少なくなった様に思います。
震災などの災害支援活動で、国民の自衛隊への期待と評価は、間違いなく良い方向に変化しています。
私は我が国の自衛隊は、誇りをもって世界に称賛できる組織だと思います。
この続きは次回の例会で短くお話しします。
ご清聴ありがとうございました。
4.食事 (会長)
5.水谷 存幹事 報告
(1)本日、2月20日(土)の西三河分区IM開催のご案内並びに登録のお願いを配布させて頂きました。12月9日(水)までにご提出ください。
(2)ロータリー希望の風奨学金(東日本大震災青少年支援)へのご協力をお願い致します。義援金箱を御回し致します。
(3)次週例会終了後、理事会を開催致します。
(4)他クラブの例会変更は事務局へお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します
【最先端AIによるダイエット】
何故人は太るのでしょうか。
人類は感染症との闘いだとコロナウイルスを見て認識します。
しかし、それ以上に人類は飢餓との闘いでもあります。
有史以来、特権階級の人々以外は食糧不足に苦しみ飢餓による絶滅の危機に晒されてきました。
日本でも昭和の時代まで開放されませんでした。
そのため人は常に襲ってくる飢餓に備えて、必要以上の食料を摂らなければなりません。
現在多くの人が飢えから開放されました。
しかし、必要以上に食料を摂取することにより当然脂肪が溜まります。
私も40代から太り始め、40代は60Kg、50代は72Kgでした。
70Kgを超えると辛いです。
そこでダイエットを始めました。
まずウォーキング。
体に良いことはわかるのですが、暑いし寒いし雨が降るしで中続きしないのです。
次に試したのは健康器具。
つまらなくなってすぐに飽きてしまいました。
そしてカロリー計算。
面倒くさがり屋の私にはとても出来ませんでした。
今は食費を1円単位で節約するダイエットに挑戦しています。
毎日夜にその日の食費を計算します。面倒くさいのと計算をするのが億劫だったのですが、ここで最先端AIを投入しました。
卓上式電子計算機!
これで毎日の食費を計算し、節約したお金で豪遊したいと思っています。
【時代劇について想う〜竹内泰夫氏に対抗して〜】
《♪水戸黄門のテーマ》
「人生楽ありゃ苦もあるさ」と昭和44年の放映開始から平成23年の42年間、苦しかったことなんて無かったななんて思ってしまいます。
○代官の年貢の取り立て
「年貢を払えぬのなら娘をもらっていく」「それだけはご勘弁を」なんてやりとりがあります。
年貢を取り立てるのは代官の仕事なんです。取り立てず帰ることは出来ませんよね。
娘さんの器量も大事なのかと思って見てしまいます。
「お百姓さんは国の宝です。お百姓さんをいじめてはいけません。
助さん角さんが大暴れします。(公務執行妨害なのでは、、、。)
彼ら出向く為の諸経費もかかるのだろうなと思うと、お百姓さんのいじめているのはどちらなのだろうと考えてしまいます。
○代官と越後屋の密談
越後屋も自分の店の商品に自信があるから経費をかけて営業をするんです。
そうでなければとっくに店は潰れています。
代官にしても出来の悪い商品を手にすれば信用を失ってしまいます。
○風車の弥七
住居不法侵入なのでは?と思ってしまいます。
公文書を盗んで窃盗罪も追加です。
○代官の前に現れる水戸黄門一行
不法侵入したので排除しようとしますが、3分後には印籠を出します。
勝つことが分かっているのですよね。
その前に大立ち回りがあります。
そして決まり文句が出てきます。
○水戸黄門が判決を出す
勝手に出してしまってますね。
税金を使っている貴方が言っていいものか考えてしまいます。
そして水戸黄門自身は「先の副将軍」であって、今は何の権限も持たないのです。
どんなに優秀で組織に多大な貢献をした人間でも、いつか正確な判断ができなくなります。
これを防ぐために定年、引退という制度があります。
老害と言われた偉人達もその晩年の姿は酷いものが目立ちます。
東郷平八郎はその晩年、多大な権力をもっており逆らえる人間がいませんでした。
○ラスト
その地を後にする水戸黄門一行。
代官との一悶着で命を落とした侍達にも家族はいます。
仇討ちは永遠に繰り返されていきます。
水戸黄門は地元の大富豪です。
そこにいてくれれば良いのにと思わずにはいられません。
8.閉会 (会場委員会)
9.点鐘
今後の予定
11月25日(水)例会(第960回)
卓話:『よくある労務トラブル傾向と対策、ビヨンドコロナの人事労務戦略』(仮)
卓話者:社会保険労務士法人絆 代表 山口剛志様
卓話担当:植村真一君
○2020〜2021年度 第5回定例理事会 例会終了後 於花屋前ラウンジ
12月5日(土)例会(第961回)
年末会員家族親睦例会 18時〜
※12月2日(水)の例会を変更しています
12月9日(水)年次総会・例会(第962回)
卓話担当:深津茂樹君
12月16日(水)例会(第963回)
卓話:『神道の基礎知識』
卓話者:畔柳弘文君
卓話担当:畔柳弘文君
12月21日(月)
三河安城ロータリークラブ 創立記念日
12月23日(水)例会(第964回)
卓話担当:竹内泰夫君
○2020〜2021年度 第6回理事会
12月30日(水)例会休会
定款第7条第1節
1月6日(水)例会(第965回)
『新年初例会』
18時〜 於ホテルグランドティアラ安城1F
担当:会場委員会