第956回 例会 2020年10月28日(水)
更新日:2020/10/28
第956回 例会
1.点鐘
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブ会員の皆さん、今日は3週間ぶりの例会です。最近夜がグッと寒くなってきました。
風邪などにお気をつけ下さい。本日の卓話は、会員の金子功男さんです。よろしくお願いします。ビジターはおみえになっていません。
来週の11月3日は「アメリカ合衆国大統領選挙の投票日」です。
共和党「ドナルド・トランプ」が再選するのか、民主党「ジョー・バイデン」が勝つのか?とても興味があります。
しかし、その結果はすんなりと決まらないだろうと予想されています。
どちらかが敗北宣言をしない限り、法廷闘争にもつれ込み新大統領が決まるのは、年末か来年の初めになると言われています。
ここで、アメリカ大統領選挙の仕組みについてお話したいと思います。
アメリカ大統領選挙は4年に1度オリンピックの年に行われます。
投票日は、「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」と決められています。
投票できるのは、18歳以上のアメリカ国民で事前に登録する必要があります。その有権者が、大統領にふさわしいと思う人に投票します。郵便投票もできます。
しかし、全米の総得票数で勝者を決めるわけではありません。投票は州ごとに開票され、それぞれの州での勝者を決めます。
50の州とワシントンD.Cには、人口などに応じて割り当てられた「選挙人」がいて、州の勝者は、その州の選挙人の全てを獲得できる「勝者総取り方式」です。そして全米の538人の選挙人のうち、過半数の270人以上を獲得した候補が、「勝者」つまり次期大統領となるわけです。
CNNをはじめとするアメリカの主要メディアは、こぞってバイデンが優勢だと報道していますが、4年前の大統領選挙では、事前の世論調査でヒラリー・クリントンの優勢が伝えられていました。
事実、総得票数でクリントンはトランプより200万票以上多かったのです。
しかし、選挙人の数ではトランプが74人多い306人を獲得したため、トランプの逆転勝利となりました。
このように事前の世論調査があてにならない事、そして10月22日の最後の討論会でトランプが優勢だった事、現在、バイデン親子のスキャンダルをFBIが捜査をしている事などなどがあり、この後1週間で何が起きるか解らないと思われます。
日本にとって、防衛や貿易で最も影響力の大きいのがアメリカ合衆国です。
われわれ日本人は、その大統領選挙にもっと注目しても良いのではないかと思います。
ご清聴ありがとうございました。
5.食事 (会長)
6.水谷 存幹事 報告
(1)次週、新会員 柴田茂博さんの入会式を行います。
(2)本日例会終了後、理事会を開催致します。 於花屋前ラウンジ
(3)クールビズの実施は10月までです。次週よりネクタイ、ジャケット、バッジの着用をお願い致します。
(3)他クラブの例会変更は事務局へお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
今年数えで80歳になったということで、思わぬところで声をかけられたり、プレゼントをいただいたりして「俺も歳をとったな」と思うところであります。
いつお迎えが来てもおかしくない歳になりましたので、いつもよりちょっと辛口でお話しようかと思います。
はじめに、会場正面に置かれている時計と皆さんの時計を見比べてみてください。
1分少々会場の時計の方が遅れております。
ロータリーの命は時間を厳守することです。
是非気配りをお願いしたいです。
また、クールビズが終わるのでバッジをつけてきてくださいとお話がありましたが、そうではなくバッジはつけてほしいと思います。
しかし、クールビズの時期はなかなか上着を着ないのでロータリーバッジの入ったボウタイなどもありますのでそういうので対応しようといったあたりも説明してほしいと思いました。
私はよく、事務局員さんに「先回りして全てやらずに、言われたことだけやればいいのでは」と意地悪なんかも言ったりするのですが、彼女は優秀なものですから気を利かせて先に仕事を進めてくれるわけです。
しかし、その彼女が仕事をお辞めになった時に困るわけです。
そんな事にならないように三河安城RCの定款や細則を知っておいてほしいと思います。
三河安城RCの個性のあるクラブになってほしいからこそのお話です。
私が最初に幹事を拝命した際は、地区の用事に行ったのは3回のみでした。
各委員長への要望などは送られてくるもので、あとは各クラブが独自でやればいいという感じでした。
2回目の時は5、6回行ったかと思います。
最近はほとんど毎月のように何かしらがあり、更に地区の委員会も重なっています。
これは自分のクラブのために力を注ぐ間もないのではと思ってしまいます。
その点で我々は「ロータリーとは何か」という事を考えてみる機会なのではないのでしょうか。
昔はどうだったのかご存知の会員メンバーも多くはありません。
今のうちにしっかりと教えていただいてこれからのクラブがどうあるべきか考えていただけると当クラブが益々良くなるのではないかと、個人的には思っております。
さて、私がこのように辛口な発言をするというのは「環境によって人間は左右される」ということではないかなと思っております。
子供の頃、父親が戦争で亡くなっておりますので祖父母と姉、兄、私と百姓の強みを活かして暮らしておりました。
米で様々な物と交換できてはいましたが、お金に関してはなかったわけです。
お袋が「人に後ろ指を指されるような人間にはなるな」、「人に負けるな」とよく言っていたのが印象に残っています。
私は次男坊でしたので、いかにも勉強しているような顔をして部屋で様々な本を読んでおりました。
その当時は学校の図書館から本を借りてきて読んでおりました。
その中で《太閤記》や《三国志》のような歴史に関する本が好きで、それは今日まで続いております。
そして良いのか悪いのかわかりませんが、歴史の偉人達の生き方を自然と学ぶようになりました。
更に小中高の担任の先生から可愛がっていただいた事も幸運でした。
「お前は口が達者だから学校の先生をやると良い」
と言われたり、
「お前は出来るという割にあの学校も受からないのか」
と言われ、負けず嫌いなものですから受験して合格したり、
「お前の成績では受からない」
と言われた大学受験もその言葉に奮起して合格し、奨学金もいただきました。
大学の時に膝を痛めまして、整形外科では「まだ若いから治るだろう」と言われ駅伝が終わった3月に引退をしました。
大学の授業はきちんと計算したら3年あれば卒業できるんですね。
2年生の時はやることがなくて、まあ子供を相手にする仕事を目指しているのであればということで、心理学や社会心理学、行動心理学等を聴講しに行っておりました。
今思えば、その頃身についた「この人はどのような人なのか」というのを考える習慣が社会に出てから随分参考になったのではと思います。
体育心理学などは全てが関係してきます。
行動心理学もそうですが、生理学や解剖学が必修単位でした。
純粋なる医学的論争もやったりしました。
社会に出てすぐに学校の先生になったわけですが、配属された学校は思想に振り回されていたりしました。
そんなわけですから職員会議では物が言えない状態でした。
ある時指示された事をやっていたのですが、生徒は言う事を聞かないし少し強めに指導したら他の先生から指摘されました。
到底納得のいかない事でしたので職員会議で意見をしたらないはずの予算がすぐおりるなんてこともありました。
そんな中で感じたのは「正論であれば言うべき事が正しい行いではないのか」ということです。
周りを気にして言わないでいるとかえって良くないのではと感じました。
その後縁があり今の会社に入社しまして、トヨタ自動車等に営業に行きました。
我々のような職業の人間は大卒なのが珍しく、課長クラスに可愛がっていただきました。
こういう性格なものですからおかしいことは「おかしい」と言い、わからないことは「ちょっと教えて」と言えば教えてくれました。
その中で人との付き合いを学びました。
当時なんかは怒られているうちはまだ脈があると思いました。
今なんかは怒られる前に出入り禁止になるような出世競争が激しくなっているような気がします。
この3、40年の間に世の中が猛烈に変化していると感じています。
このような中でこれからどういう生き方が正しいのか個人的に頭を抱えています。
これからは私のやり方では喧嘩になりかねないとも考えて、息子に会社を譲りました。
自分の物差しで測らず、彼らは彼らでやっていくものだと考えており、ありがたいことに自分の言いたい事を言える場所もある生活が出来ております。
また、私はゴルフと相変わらず読書が好きです。
皆さんにおすすめしたいのは歴史書です。お配りした資料にも書いておりますが、健康維持に意味のある本等もおすすめしております。
そういう本を読むことで、自己満足かもしれませんが80近いおじいさんがどうやったら邪魔者扱いされずに人生を有意義に過ごせるのかと思っております。
専門知識はもう必要ないので、人間を幅を広げることでより正しく生きられるのではないかと思います。
そういう点で今はロータリーとゴルフと麻雀と読書で人生をエンジョイしております。
ですから明日お迎えが来ても悔いておりません。
私は私で優雅に暮らしていきます。
ご清聴ありがとうございました。
9.閉会 (会場委員会)
10.点鐘
今後の予定
11月4日(水)例会(第957回)
クラブフォーラム
卓話 :『ロータリー財団プログラムについて 〜財団は、ロータリー会員の財産です〜』
卓話者:成田 徹地区補助金委員会委員長
卓話担当:国際奉仕委員会
11月11日(水)例会(第958回)
健康診断(採血と血圧測定)
卓話 :『職業奉仕は日本のロータリーの心』
卓話者:パストガバナー 村井總一郎様(豊橋RC)
卓話担当:職業奉仕委員会
11月18日(水)例会(第959回)
卓話担当:長坂 誠君
11月23日(月・祝)
西三河分区ガバナー補佐杯懇親ゴルフ 於葵CC
11月25日(水)例会(第960回)
卓話担当:植村真一君
○2020〜2021年度 第5回定例理事会
12月5日(土)例会(第961回)
年末会員家族親睦例会 18時〜
※12月2日(水)の例会を変更しています
12月9日(水)年次総会・例会(第962回)
卓話担当:木村恭子君
12月16日(水)例会(第963回)
卓話担当:畔柳弘文君
12月21日(月)
三河安城ロータリークラブ 創立記念日
12月23日(水)例会(第964回)
卓話担当:竹内泰夫君
○2020〜2021年度 第6回理事会
12月30日(水)例会休会
定款第7条第1節