第950回 例会 2020年8月5日(水)
更新日:2020/08/05
第950回 例会
1.点鐘
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブ会員の皆さん、今日は
本日は「ガバナー補佐訪問」です。ビジターとして、
大見 宏西三河分区ガバナー補佐(安城RC)、成田孝則分区幹事、(安城RC)、中村陽公地区副幹事(名古屋北RC)、がお見えになっています。
後ほど大見ガバナー補佐には卓話をお願いいたします。
ゲストは米山記念奨学生の劉 宇超さんがおみえになっています。
75年前の明日、1945年8月6日午前8時15分、世界最初のウラニュウム型原爆(リトルボーイ)が、アメリカ空軍B29爆撃機(エノラ・ゲイ号)から広島に投下されました。爆心地は、広島県広島市細工町29番地-2「島病院」とされています。投下された原爆は13秒後、地上600メートルで核分裂爆発を起こしました。
当時、広島市の人口は35万人、内訳は居住非戦闘員29万人、軍関係者4万人、市外から流入者2万人、ほぼ9割の人は民間人でした。その中には、勤労動員された中学生(1万数千人)や、女子挺身隊など12~14歳の子供達が、三菱重工や東洋工業の軍需工場で作業を開始した直後でした。 爆心直下では、爆発による閃光と熱線で人は一瞬で蒸発、その直後の爆風で建物のほとんどが倒壊しました。爆心地から半径500m圏内は90%人が即死、1km圏内では70%の人は翌日には亡くなっていました。昭和20年の年末までの死亡者数は89,025人と発表されましたが、一家全滅や在日外国人など、消息の確認が取れない数はこれには含まれていません。
この3日後には、長崎にプルトニューム型原爆(ファットマン)が投下されました。広島と同様に一瞬で壊滅的被害を受け昭和20年12月末で74,909人が亡くなりまた。そして、原爆から生き残った被爆者の人たちは、終戦後も長年に渡って原爆症で苦しむ事になったのはご存じの事と思います。
日中戦争・太平洋戦争によって亡くなった戦没者は、軍人230万人(内140万人は餓死)、沖縄邦人30万人、内地邦人50万人、合計310万人とされています。そんな甚大なダメージを受けた日本で、生き残り懸命に働いてくれた先人達のお陰で、日本は驚異的な戦後復興を遂げ、世界第2位の経済大国と呼ばれるまで発展してきました。その経済力で近隣のアジア諸国に投資と経済援助をして、平和を維持してきました。しかし、その近隣諸国が日本を超える経済力を持った現在、どうしたら日本の国土と国民の生命財産を孫子の代まで守っていけるのか?それを考え行動するのが私たちの責任だと思います 。この8月は、「戦争の悲惨」さと「平和の尊さ」を今一度思い起こす良い季節だと思います。
さて、本日お見えになっています大見 宏ガバナー補佐ですが、安城ロータリークラブに所属されています。実は私は大見補佐と同じ昭和31年生まれでして、安城青年会議所でも同期の卒業でした。しかし、大見補佐はJC卒業前の36歳の時、安城ロータリークラブに入会をされましたので、今年ロータリー歴27年のベテラン会員であります。本日は、ガバナー補佐として岡本務ガバナーの方針を伝達いただくだけでなく、ご自身のロータリー歴から経験されてきた思いの一部でも、お聞かせ願えればと思っております。よろしくお願いいたします。
5.食事 (会長)
6.水谷 存幹事 報告
(1)本日例会終了後、クラブアッセンブリーを開催します。理事、委員長、昨年度入会の方のご参加をお願い致します。ご欠席の場合は、代理の方をお願い致します。
(2)次週8月12日(水)の例会は、休会となります。また8月8日(土)より8月16日(日)まで事務局は夏季休暇とさせて頂きます。緊急の場合は、幹事までご連絡お願い致します。
(3)新しい会員手帳を配布させていただきました。個人情報の取り扱いには十分ご注意ください。
(4)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
8.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (金子功男出席委員)
会員数 66名
出席義務者数 43名
本日の出席者数 59名
出席率 95.3%
先々回の修正出席率 100%
(2)ゴルフ部会よりご案内
(3)ニコボックス報告 (ニコボックス委員会)
19件
皆さん、こんにちは。
新型コロナウイルスの流行によって「人と人との交わり」について根本から考え直さなければならない時代になりました。
そして新型コロナウイルスの治療薬が開発されるまでの時間、私達はウイルスと共に社会生活を送らねばなりません。
いわゆる「with コロナ」です。
このような状況の中でいかにロータリー活動を継続していくか考えなければなりません。
今私達は大規模な会合を避け、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、会員の健康と安全に配慮しながら出来る限り会員相互の懇親を深め、そして奉仕につなげていかなければならないという難しい課題を与えられています。
本年度4月RI理事会ではRIの会合はオンラインで行われることが確認され、この第2760地区においても地区研修協議会は各分区のガバナー補佐のみの出席で行われ、会員には資料の配布とビデオ配信のみとなりました。
また、知立RCホストで行われる予定だった地区大会も当初の予定を延期し、2021年3月14日の1日限りでの開催となりました。
このような状況下で、今回のガバナー補佐訪問に関しても地区からはオンラインで実施してほしいとの要請がありました。
私自身も新時代のロータリーの在り方を考えていく上で、オンラインの活用も良いのではないかとも思いました。
実際にZOOMというツールを活用し、議事を中心とした会議についてはオンラインでの遂行は可能だと思いました。
しかし会長幹事会での皆様のご意見を聞き、ガバナー補佐訪問の意義を振り返って考えてみますと、この訪問というのは単なる議事だけではなくガバナー補佐自らが各クラブを訪問し、例会場の雰囲気を肌で感じ、会長幹事をはじめとする会員の皆様と画面越しではなく直に懇談をすることにより、そのクラブの持つ特徴を知り会員の声を聞き出せるということに意味があるのではないかと考えました。
その結果、今回の補佐訪問に関しては訪問先のクラブのご意向を最優先としながらも原則として自分が現地に訪問するという形を取ることにしました。
【ホルガ―・クナークRI会長からのメッセージ】
ホルガー・クナーク RI 会長のテーマは「ロータリーは機会の扉を開く」です。
1.ロータリーは会員がリーダーシップを強化する機会を与えてくれる
2.ロータリーは 4 つのテストという共通の価値観を下に固い友情で結ばれたロータリアンにより、奉仕プロジェクトを実践する機会を与えてくれる
3.中核的価値観を基に、ロータリアンと受益者の人生をより豊かに意義あるものとする機会を与えてくれる
このように解説しています。
私自身はこれを聞いて「ロータリーは扉を開く」「ロータリーはチャンスをくれる」と解釈した方がわかりやすいのではないかと思いました。
今回の地区研修協議会で、鈴木一作パストガバナーが近年のRI会長のテーマについて次のようにお話しされました。
「ロータリー、変化をもたらす」= 変化
「インスピレーションになろう」= 感化
「ロータリーは世界をつなぐ」= 繋がり
「ロータリーは機会の扉を開く」= 再出発
私自身は本年度テーマは「原点」或いは「本質」ではないかと感じました。
つまり、ロータリーがロータリアンにとって素晴らしいものであるということを自覚し、そして実践していこう。それがグロウロータリアン、グロウロータリーにつながるのだ、ということだと思います。
これを受けて岡部ガバナーは地区方針として「行動するロ ータリアン!世界で何かよいことをしよう、TOGETHER!」-ロータリークラブの奉仕が、世界の平和につながってゆきます-を掲げ、6 つの方針を示しました。
1.クラブはロータリーの中心。クラブの活性化を図ろう
2.ロータリーファミリーとの連携を強化しよう
3.オンラインツール、リソースの活用をしよう
4.会員増強しよう
5.ロータリー賞へ 挑戦しよう
6.国際大会へ参加しよう
また、本年度は 3 つの委員会 が新設されました。
1.地区ロータリー奉仕委員会(社会奉仕に職業奉仕委員会、青少年奉仕委員会、国際奉仕も含めて統括する委員会)
2.防災対策委員会(愛知県との防災協定システム具現化として、次年度より密接な連絡網を築く予定)
3.桜の回廊プロジェクト委員会(全国植物園大会名古屋大会に合わせ、東山植物園の桜の回廊をアピールし、各所で寄贈した施設などを公共イメージ向上でアピールする委 員会)
そして各会長幹事の皆様へのお願いもございますのでご確認いただければと思います。
最後に、私からのお願いです。
本年度もIMを含め、行事を予定しております。
新型コロナウイルスが収束していないという想定で、これまでとは違った開催方法を検討しております。
西三河各クラブの皆様のご理解、ご協力をどうかよろしくお願いします。
ありがとうございました。