第947回 例会 2020年7月15日(水)
更新日:2020/07/15
ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
2.ロータリーソング(第3週)、4つのテスト 斉唱
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城RCの会員の皆さん、こんにちは。
本日は本年度事業計画発表の最終日です。
先週、例会で熊本南部水害のお話をしました。
その後、犠牲になられた方の人数が刻々と判明しました。
昨日の段階で72名の方が亡くなり、13名の方が未だ行方不明となっておられます。
あわせて広島の方でも大変な災害となっております。
お亡くなりになられた方、被災された方々が早く復興される事をお祈りしております。
この件に関して職業柄遺憾に思うことがございます。
今回氾濫した球磨川の過去についてです。
球磨川は日本で3本目に入るくらい急流な河川ですので、過去400年間の間に100件以上の洪水、河川の氾濫があった場所です。
1965年にも球磨川は氾濫し、多くの方が犠牲になりました。
翌年、当時の建設省ではこの球磨川の最大水量の30%を低減出来ないかという考えのもとに、上流にある川辺川にダムの建設計画をたてました。
紆余曲折ありまして、建設がスタートしてからも建設に反対する団体、推進する団体が対立しておりました。
2008年、蒲島郁夫現熊本知事が建設反対を表明して知事に立候補し、当選いたしました。
翌年、民主党政権は事業仕分けが行われ、川辺川ダムの建設も中止となりました。
総工費1200億円。
この時点で70%工事は進んでおりました。
この川辺川ダム計画が完遂出来ていれば、コストベネディクト理論に基づきますと6000億円の利益が見込まれた計画でした。
様々な利益と合わせて、住民の方が数年に1度の洪水に怯えなくても済む効果がございました。
一方で群馬県に八ッ場ダム計画がございました。
川辺川ダム計画と同様に事業仕分けで工事は中止となったのですが、ここからが川辺川ダム計画とは違いました。
地元自治体のトップの方々が強い要望を出し続け、政権が自民党に交代した際工事が再開されました。
本年4月にこの八ッ場ダムは完成いたしました。
昨年10月に試験的に貯水をしましたところ、台風19号の影響で100年に1度と言われる豪雨に見舞われました。
この際、八ッ場ダムが洪水を阻止し被害が少なくて済んだという結果が出ております。
ダム建設に足してのトップの考えにより、これほどの差が出てきたというのが現状です。
当時建設業はは環境破壊であり、悪だと言われておりました。
民主党政権は「コンクリートから人へ」とも言っておりました。
今考えますと「コンクリートが人を守る」という考えが正しかったのではないかと、私見ではございますが思っております。
この結果は今後様々なところで議論になると思います。
治水事業計画は様々考えられておりますが、半世紀以上かかる計画です。
費用にしても莫大な額になります。
その計画が完遂されるまで、今住んでいる地元住民の方はどうやって自身を守るのか不安な日々を過ごすことになってしまいます。
世界一自然災害が多い日本において防災と国防こそが政府の将来への投資だと私は思っております。
5.水谷 存幹事 報告
(1)次週7月22日(水)12時より、定例理事会を開催いたします。
(2)熊本豪雨災害への義援金にご協力をお願いいたします。
(3)他クラブの例会変更は事務局へお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
7.本日の例会
○職業奉仕委員会 (杉山敏幸委員長)
健康診断(11月11日予定)と職場例会(2021年1月20日アイシン・エィ・ダブリュ様訪問予定)を担当させていただきます。
奉仕と名のつく委員会の中で、内容が理解しにくい委員会だと常々思っておりました。
ロータリーの奉仕活動の説明として、木の真ん中、幹から枝分かれしている絵をご覧になったことがあるかと思います。
私はその幹の部分が職業奉仕だということは認識しておりますので、ロータリー活動において職業奉仕というものは基本になるのだと考えております。
実はRIには現在職業奉仕というものはありません。
活動する委員会の数が多くなり、それを集約させるのが地区のガバナーに一任する経緯があり、青少年奉仕や職業奉仕を社会奉仕の中に含むという議事録がございました。
ただ、2760地区には職業奉仕委員会はありますので、私もそちらへ出向し勉強してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
○国際奉仕委員会 (成田 徹委員長)
ロータリー財団と米山記念奨学会を担当させていただきます。
米山記念奨学会については、劉宇超さんを当クラブで担当させていだだきます。
どちらも会員の皆さんにご協力をいただく形になりますが、合わせて「エンド ポリオ ナウ」というご協力のお願いもございます。
皆さんのご理解をお願いしまして計画発表とさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○プログラム委員会 (金子豊久委員長)
会長の方針をもとに「卓話を通してメンバー間の親睦を深めること」「公私に渡る役立つ情報の共有」などをお願いできればと思います。
本年度は19名の卓話者を予定しております。
卓話者になられた方はどうかよろしくお願い申し上げます。
また、昨今のコロナ禍を鑑みリモート例会の可能性も模索していきたいと考えております。
担当例会であります8月19日にご紹介をさせていただく予定をしております。
実際にリモートで例会を行う予定ですので、楽しみにしていただければと思います。
1年間精一杯務めさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
○会員増強委員会 (荒木芳紀委員長)
本年度は純増2名という方針ですが、現状計画は厳しい状況であります。
今回計画するための情報が非常に少なく、現段階で2名の方と面談させていただきましたが、入会は難しい状況であります。
しかしながら、1年間精一杯務めさせていただきたいと思いますので、会員の皆さんのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
○職業分類委員会 (岡崎重太郎委員長)
当委員会の活動は大きく分けて2つございます。
1つ目は、当クラブの職業分類表を作成して未充填、もしくはまだ余裕のある職業について明確にし、会員増強の資料として配布したいと考えております。
2つ目は、新入会員予定者の職業分類がRI規定に沿っているか調査し、その結果を会員選考委員会に報告いたします。
現在職業分類は多岐にわたっております。
今まで想像だにしなかったメンバーの増強をやっても良いという規定が今までの変更でございました。
例えばその中には「主婦」という分類もございます。
そして会員の分類は、会員増強委員会、会員選考委員会、そして職業分類委員会の3委員会が力を合わせて新しい会員を発掘し、我々の力強いメンバーになってもらうことを目指していると思います。
委員会名は分かれておりますが、連携して活動してまいります。
皆さんの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
○会員選考委員会 (石原勝成委員長)
会員選考にあたりましては例年に則りまして、次の3項目を主体に選考してまいりたいと思います。
・人格や同業者の評価はどうか
・会員としての責任を果たせるかどうか
・全会員と親睦を図れるか
当クラブは非常に人材に恵まれていると思います。
非常に和やかでもあり、親しみも持てるクラブです。
事業については内外問わずきめ細かい配慮があり、外部からも評価を受けております。
創立以来、会員の皆さんの全面的な努力によりそういったクラブになっていると思います。
会長方針のもと一生懸命やっていきたいと思っております。
よろしくお願い申し上げます。
○クラブ会報・インターネット委員会 (渡邊真一委員長)
12年前に委員長を務めさせていただいた時には自分で筆記をして会報を載せておりましたが、現在は外注で原稿をあげていただいておりますので、その分の時間を使って会報で何が出来るのか、独自性を出していければと思っております。
私自身インターネットなどについて勉強が必要ではありますが、ホームページ等ネットの広告媒体を最大限活用していきたいと思います。
・会報の作成業務
・ホームページの適宜柔軟な更新活動
・各種クラブの主催する各種行事や事業などにおける写真撮影を含めた取材活動、それに伴うホームページの掲載作業
・上記編集した各種データの保存作業
以上が活動内容となります。
こうしたものを伝える、皆さんで分かち合う活動の一端を担わせていただきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
○雑誌委員会 (加藤伴子委員長)
入会して経験が浅いこともあり未熟者ではございますが、これを機会にロータリーの目的、奉仕の理念などを意識してロータリーの友を読み、興味深い記事を紹介していきたいと思います。
コロナ禍の中でロータリーの友は参考になると期待いたします。
一生懸命務めさせていただきます。
何卒ご指導、ご協力のほどをお願い申し上げます。
また、ロータリーの友からのお願いがございます。
コロナ禍の影響でロータリーの友編集部もテレワークを実施しております。
その中で委員会の会議を中止した関係で、投稿数が減少しております。
この傾向についてはおそらく続くと思われます。
会員の皆さんの多くの投稿をお待ちしております。
投稿される場合は事務局員の杉崎さんの方にお願いすることも可能です。
以上お知らせも合わせまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○広報・公共イメージ向上委員会 (木村恭子副委員長)
委員長からお預かりしております原稿を代読させていただきます。
当クラブの本年度計画している事業を、各種報道機関と連携をとりながら地域社会にPRしてまいりたいと思います。
広報委員会として最初の仕事でもある役員メンバーを報道機関への発表は既に行なっております。
また、地区委員会からの情報をクラブにフィードバックし、会員の皆さんの意識向上を目指します。
会員一人ひとりが当クラブの広報としてPRをしていただけるように、皆さんのご協力をお願い申し上げます。
以上でございます。
一生懸命頑張らせていただきますのでよろしくお願い申し上げま