第873回 例会 2018年8月29日(水)
更新日:2018/08/29
第873回 例会
ビジター :太田幹浩様(西尾一色RC 会長、太田歯科 院長)
田中三千雄様(西尾一色RC 幹事、田中養魚)
鈴木茂朗様(西尾一色RC 会場監督、(株)鈴木傔詞鉄工所 代表取締役社長)
ゲスト :おみえになりません
本日の卓話担当:稲垣 靖君
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱 (第5週)
3.古居一雄会長挨拶
皆さん、こんにちは。
今週末に秋の会員家族親睦旅行がございます。
秋というにはまだまだ残暑が厳しそうですが、今年度のスケジュールの関係で本年度開始直後ではございますがこの時期にさせていただきました。
多くの方にご参加いただくことになっており、大変感謝しております。
事前に親睦委員会に米山記念館訪問をお願いしまして、今回の日程に組み込んでいただきました。
米山梅吉氏生誕150周年、米山記念館が開館50年を迎える年でもあります。
本年度テーマでもあります「温故知新」の「古き」を訪ねる旅になると思います。
ロータリークラブの原点の地でもありますし、ロータリーの基礎を築かれた方ですので、本年度テーマの出発点にしたいと思っております。
他にも素晴らしい場所への訪問を予定しておりますので、参加される方は楽しみにしていただければと思います。
5.渡辺真一幹事 報告
(1)本日12時より定例理事会を開催いたしました
(2)10月28日(日)のWFF移動例会分のチケットは会で購入致しますが、家族、従業員の方の分をご購入希望の方は、本日までに幹事または事務局までお知らせください。
(3)9月26日例会終了後、クラブアッセンブリーを開催します。理事、委員長、
入会3年未満の会員のご出席をお願い致します。
(4)他クラブの例会変更をご参照の上、メーキャップをお願い致します。
6.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (町田和宏副委員長)
会員数 65名
出席義務者数 44名
本日の出席者数 54名
出席率 85.7%
先々回の修正出席率 99.6%
(2)秋の会員家族親睦旅行のお知らせ (植村真一親睦活動委員長)
(3)ニコボックス報告 (矢田良一委員長)
10件
現政府は「3本の矢」と題して、(1) 大胆な金融政策(2)機動的な財政政策(3)民間投資を喚起するという成長戦略を、経済成長を目的とした政策運営の柱に掲げています。
今日は、その中にある事業承継についてお話ししたいと思います。
【平成21年度税制改正】
財務省公式HP
https://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei09/04/index.htm
【新制度の中身】
平成30年度事業承継税制の改正の概要
中小企業庁公式HP:http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2018/180402shoukeizeisei.htm
○事業承継の際の贈与税・相続税の納税を猶予する「事業承継税制」を、今後5年以内に特例承継計画を提出 し、10年以内に実際に承継を行う者を対象とし、抜本的に拡充。
○(1)対象株式数・猶予割合の拡大(2)対象者の拡大(3)雇用要件の弾力化4新たな減免制度の創設等を行う。
【従来の制度からの改正点】※一部抜粋
○税制適用の入り口要件を緩和 ~事業承継に係る負担を最小化~
《旧制度》
納税猶予の対象になる株式数には2/3の上限があり、相続税の猶予割合は80%。
↓
《新制度》
対象株式数の上限を撤廃し全株式を適用可能に。また、納税猶予割合も100%に拡大。
《旧制度》
税制の対象となるのは、一人の先代経営者から一 人の後継者へ贈与・相続される場合のみ。
↓
《新制度》
親族外を含む複数の株主から、代表者である後継者 (最大3人)への承継も対象。
○税制適用後のリスクを軽減 ~将来不安を軽減し税制を利用しやすく~
《旧制度》
税制の適用後、5年間で平均8割以上の雇用を維持 できなければ猶予打切り。
↓
《新制度》
5年間で平均8割以上の雇用要件を未達成の場合でも、猶予を継続可能に(経営悪化等が理由の場合、認定支 援機関の指導助言が必要)。
《旧制度》
後継者が自主廃業や売却を行う際、経営環境の変化により株価が下落した場合でも、承継時の株価を基に贈与・相続税が課税されるため、過大な税 負担が生じうる。
↓
《新制度》
売却額や廃業時の評価額を基に納税額を計算し、承継時の株価を基に計算された納税額との差額を減免。経営環境の変化による将来の不安を軽減。
※以上のほか、相続時精算課税制度の適用範囲の拡大及び所要の措置を講じる。
また、相続時精算課税制度等も平成30年度4月1日より新制度が施行されている。
但し、要項を満たしていない場合(適正な理由がある場合は除く)は原則に戻って納税義務が発生する。
初年度からの5年間のモニタリング、その後3年毎のモニタリングにて要項を満たす必要がある。
【M&Aによる事業承継】
○売却側のメリット
・非上場株式(換金性のない株式)を換金性に変えることができる
・株式譲渡の為、低い税率での譲渡が可能になる
・後継者不在の場合、会社存続というオーナー側のメリットがある
・第3者への譲渡により、事業経営がしっかりと譲渡できる
○購入側のメリット
・新規事業、新規マーケットの獲得
・購入事業とのシナジー効果
・スケールメリットがでる
・地域、業界の再編
・優秀な人材の確保
但し、日本においての法整備の遅れや馴染みの無さ、相談できる専門家が少ないことがデメリットとして予想される。
【最後に】
M&Aに関して言えば、かがやき税理士法人も経営統合したという経緯があり、決して大企業のみの話ではありません。
そのことを含め、本日は税制についてお話しさせていただきました。
ご静聴ありがとうございました。
8.閉会 (会場委員会)
9.点鐘
今後の予定
9月2日(日)
『秋の会員家族親睦旅行 ~米山記念館・三養荘~』
9月5日(水)例会(第874回)
卓話:『働き方改革を実現できるワークスタイルとは』
卓話者:(株)オカムラ フゥーチャーワークスタイル戦略部 コミニケーションセンター 所長 武田浩二様
卓話担当:堀尾佳弘君
9月6日(木)第1回三河安城RCゴルフコンぺ 於ロイヤルCC
9月12日(水)例会(第875回)
卓話:『災害時にも配慮した水まわり』~現場の声から見える求められるトイレ~
卓話者:TOTO(株) 中部支社岡崎営業所 鳥越一郎様
卓話担当:長田和人君
○2018~19年度 第3回定例理事会 12:00~ 於花屋前ラウンジ
○第1回指名員会 例会終了後 於花屋前ラウンジ
○カラオケ同好会 18時~ 於ら・むーる
9月19日(水)例会休会
定款第8条第1節により
○麻雀同好会 18時~ 於今村クラブ
9月26日(水)例会(第876回)
『ガバナー補佐訪問』
西三河分区ガバナー補佐 寺部保美君
○クラブアッセンブリー 例会終了後 (出席義務者:理事、委員長、3年未満会員)