第973回 例会 2021年6月23日(水)
更新日:2021/06/23
ゲスト:米山奨学生 エンケホルワさん
3.柵木政美会長 挨拶
三河安城ロータリークラブの会員の皆さん今日は。
二か月ぶりの例会となりましたが、いかがお過ごしでしたか?
本日は例会のスケジュールが立て込んでいますので、挨拶は後ほどの会長報告でお話しさせていただきます。
ここでは二件の報告を致します。
まず、会員の安藤一高さんの退会についてです。健康上の問題から6月30日をもって退会をされます。
次に、会員の待田和宏君が内閣総理大臣賞を受賞されたことであります。クラブとしても大変名誉なことでありますので、お祝いを考えたいと思います。
4.米山奨学生 エンケホルワさんの紹介
○ カウンセラーの杉山敏幸さんより紹介
皆さんこんにちは。
次年度、奨学生の米山カウンセラーを拝命することになりまして4月に一度、研修会に出席させて頂きました。
20年以上在籍しておりますが、これも初めての経験でありましていろいろ研修させて頂きました。
こういうご時世、彼ともなかなかお会いすることがなく今日が2回目です。
自己紹介は後ほどしていただきますが、研修会に出て自分なりに入会して初めてびっくりしたことがあったので、それだけ紹介してバトンタッチしたいと思います。
皆さん多くの方がご存じかと思いますが、この米山奨学生は日本にしかない制度だそうです。
そして皆さんはじめ、ロータリークラブの寄付によってその奨学金がまかなわれているそうです。
少し言いにくいですが、奨学金を頂いている学生さんは言葉を選ばずに言うなら少し貧しい方なのかと思っていました。
しかし、実はそうではなく、今回もこの愛知2760地区には120名を超えるエントリーがあり、その中から選ばれた方達がこうして次年度奨学生として活動していくという事であります。
三河ロータリークラブでは、彼、エンケル君が5人目になります。
現在、名古屋工業大学社会工学科で古い建物の研究などをされているそうです。
詳しくはご本人から自己紹介していただきます。
来年の3月末まで宜しくお願い致します。
○米山奨学生 エンケルホルワさん 自己紹介
皆さん、はじめまして。
エンケルホルワと申します。
モンゴルではエンケルとは平和の意味で、ホルワというのは世界の意味です。
あわせると世界平和という意味です。
お父さんから頂いた名前です。
故郷は中国の中の内モンゴルのアルシャというところ、ゴビ砂漠地域です。
皆さんがご存知の通りに、モンゴルは草原のイメージではないです。
そんな遠いところから日本に来るのが私の夢になったのは、実は母の影響と思っております。
母は小さい時、実は日本語を学んでいました。
しかし、若い頃はお金がなくて日本に留学することはできなかったです。
その夢を私が叶えたと思います。
現在は日本の名古屋工業大学社会工学専攻、博士後期課程の3年生です。
主に建築について勉強してきましたが、現在は古い建物の研究を行っております。
研究テーマは、日本の古建築についての研究理念を活かして、モンゴルの仏教寺院建築についての研究を行っております。
皆さん、宜しくお願い致します。
9.水谷 存幹事 報告
(1)本日例会終了後理事会を開催致します。
(2)次週6月30日(水)の例会は、休会です。お間違いないようお願い致します。
(3)新事業計画書あたり、会員名簿の内容(住所、電話番号、役職など)変更のある方は、早目に事務局までお知らせください。
(4)他クラブの例会変更を事務局にお問い合わせの上、メーキャップをお願い致します。
(2)ロータリーの友5、6月号のご紹介
○コロナに関係する事について
○5月号、国内クラブにてRI会長が卓話者として日本で初めての例会参加
○当クラブメンバー矢田良一君エッセイ掲載について
1年間本当にありがとうございました。
2020-2021年度を振り返って思う。
一言で言えば、約35%の例会と対外事業が中止になり、「残念」「無念」な一年になってしまいました。
会員の皆様には心よりお詫びを申しあげます。
新型コロナウイルス感染拡大が、前年度末にある程度の覚悟はしていたものの、これほどの影響を受けるとは思ってもいませんでした。
2009年に幹事を終えてから11年の間、もし万が一自分が会長になる事があるならば、自分らしい事業をしようと密かに考えていました。
それが「三河安城ロータリークラブ・ヨットセミナー」でありました。
2019年11月この事業の実施にあたって、社会奉仕委員会と青少年奉仕委員会の、共同事業として準備を始めました。
同時に2760地区への補助金申請について、成田 徹君のご指導を頂きました。 参加者の募集については、寺部保美さんにご協力いただきました。
ラグナマリーナとラグーナヨットクラブの協力も得て、2020年2月の時点で計画はほぼ完了していました。
しかしながら、4月16日の「緊急事態宣言発出」で事態は急転してしまいました。
5月15日、断腸の思いでヨットセミナー事業の中止を決断いたしました。
社会奉仕委員会と青少年奉仕委員会の皆さんには、本年度が始まろうとする矢先に、担当する事業が中止になり、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいでありました。
8月6日、愛知県の緊急事態宣言発令以降は、例会を始めとするクラブ奉仕活動全般の運営と、会員の安全確保に専念することにしました。
10月3日、久田庸平委員長を中心に、親睦活動委員会による秋の会員親睦旅行、12月5日、年末会員家族親睦例会が行われました。
コロナ禍の中にもかかわらず、多くのメンバーとご家族のご参加を頂きありがとうございました。
川合誠治委員長と会場委員会には、毎回の例会はもちろん、9月2日のガバナー公式訪問や、3月31日の「安城RC・三河安城RC合同夜間例会」の設営では、急なお願いも致しましたが対応していただきました。
おもてなしの心が溢れる設営に、「さすがは三河安城さんですね!」と他クラブからお褒めを頂きました。
職業奉仕委員会のアイシンAW職場例会は、2021年1月14日の緊急事態宣言により、度重なる予定変更でご迷惑をおかけしました。
杉山敏幸委員長は、決して諦めることなくギリギリまで奔走していただいたお陰で、3月24日、三輪哲也君の有終の美を飾る職場例会がアイシンAWで開催されました。
青少年奉仕委員会は、地区RYLAセミナーが中止になりましたが、次年度以降につながる参加希望者へのフォローをしていただきました。
山本雅仁委員長には、夜間合同例会のアトラクション・ベリーダンスの準備頂きました。
国際奉仕委員会では、米山記念奨学生 劉 宇超さんの最後の例会での「感激の涙」が、一年の成果を物語っていると思いました。
斎藤光正君ご苦労様でした。
3月31日の合同夜間例会の後、新型コロナの発症騒ぎで少々肝を冷やしましたが、当クラブからの感染者は無くホッとしましたが、油断は大敵である事を思い知らされました。
2021年5月12日、次年度との引継ぎの重要な時期でありましたが、再度の緊急事態宣言発出で、次年度合同委員会を中止せざるを得ず、混乱の尾を引くことになってしまいました。
こうして現在、私のRC手帳と2020-2021年度事業予定表を眺めますと、予定の変更のまた変更、修正につぐ修正で紙面がグシャグシャになっております。
その一つ一つを振り返って感じますのは、全ての委員会と理事の皆さん、卓話の変更や延期を快く了解いただきました会員の皆さん、そして、忘れてはならないのは、突然の例会中止や変更を受けながら、精一杯の接客をして頂きました、ホテルのスタッフの皆さんの協力のお陰だと思っています。
そして、この困難な状況を何とか乗り切ることができたのは、水谷 存 幹事の明るい性格と素早い行動力、事務局員の杉崎義枝さんの情報収集・処理能力に他なりません。
冒頭のあいさつで「残念・無念」と申しましたが、「感謝・感謝」に替え最後の会長報告とさせていただきます。
追伸:例会が15回も少ない一年でしたので、会長挨拶のネタが余ってしまいました。今後、卓話の時にご披露させていただきたいと存じます。
本当に一年間、ありがとうございました。