第784回 例会 2016年9月21日(水)
更新日:2016/09/21
第784回 例会
司会 杉山敏幸君
本日のゲスト :おみえになりません
本日のビジター : 山﨑秀夫様:西尾RC 山旺建設(株)代表取締役社長
本日の卓話担当:卓話『後期高齢者になって』 金子功男君
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱 (第3週)
3.4つのテスト 唱和
皆さんこんにちは。
先週は一色の地まで例会にご出席いただきましてありがとうございました。
さて、リオのパラリンピックも無事閉会しましたが、身体の障害を持つ方々が色々な素晴らしい活躍をされているのを見て、改めて人間の可能性が努力と訓練によって無限に広がるものだと感じました。
選手達を見た時に、昔ある研修会で知ったサリドマイド児の吉森こずえさんのことを思い浮かべます。
ご存知とは思いますが、母体に睡眠薬として投与され、その副作用で奇形児として生まれてきた事件のことです。
その研修で両足を使って箸で食事をしたり、裁縫をしたりしているのを映像で見て、人間の可能性が無限であることを実感しました。
その時に書で「希望」という字が見事に書かれていたのを今も忘れません。
今日は奥歯が痛くて歯を一本抜いてきました。ですが、そのために食べるのが遅くなるし、噛みきれなくなっています。努力と訓練ということで、私も何とか歯茎を鍛えて歯の代わりになるようにしたいと思います。
5.食事 (会長)
7.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員長 長田和人君)
会員数62名、名誉会員数1名、出席義務者数45名、本日の出席者数54名、出席率89・8%、前々回の修正出席率95%
(2)雑誌委員会 (都築征成君)
常々、読者の少ないと嘆かれる【ロータリーの友】ですが、ちょっとした時に見てみると面白い事もあるもので、私なんかですと妻と旅行に行った思い出の場所が載っていたり、日本のロータリーの歴史を見えるページを見れば私が歩んだ歴史も邂逅出来るものでして、是非皆さんにもそういった楽しみ方をしていただければと思います。
(3)山本彰秀社会奉仕委員長 本年度社会奉仕事業 報告
(4)ゴルフ部会 (齋藤 博幹事)
西三河分区ガバナー補佐杯親睦ゴルフ大会開催のご案内
1、日時 2016年11月23日(水・祝 勤労感謝の日)
午前 7時30分 アウト・イン同時スタート
2、場所 葵カントリークラブ
(5)親睦活動委員会 (杉浦秀郎委員長)
秋の旅行案内
世界文化遺産 国宝 姫路城見学
2016年11月13日(日) 日帰り
行先 姫路城
集合時間:6時45分 三河安城駅 新幹線改札口前
(6)カラオケ同好会 (竹内裕恭世話人)
案内 本日6時より
(7)ニコボックス報告 (委員長 稲垣善朗君)
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8.本日の例会
卓話 「後期高齢者になって」
卓話者 金子功男君
担当 金子功男君
皆さんこんにちは。
実は私は明日誕生日でして、これで後期高齢者の仲間入りです。
私が今一番ストレスを感じているのは「今のロータリーとは何ぞや?」ということであります。
本来、ロータリーというのは各クラブが核であったはずが、昨今では地区委員会等の召集が増え、長い時間を使って中身が如何なものかという状態です。
会員増強につきましては、何が何でも頭数を増やそうというような動きになっているように感じ、遺憾に思います。
今一度、ロータリーバッジの誇りを考えていただきたいものです。ロータリーバッジは我々の誇りであると言える会員増強をしていきましょう。
ポール・P・ハリスはこう言っています。
「ロータリーの物語は何度も何度も書き直さなければいけない、しかし、変えてはいけない基本理念があるはずだ」
今、この基本理念が崩れてきているような危機感を覚えております。
ですので是非、塩野七生の【ローマ人の物語】を読んでいただければと思います。ローマ人が勃興して成長し、そして最後は空中分解して散り散りになっていく様が描かれています。
そういった時のリーダーシップの在り方を見ていくと、今の日本も何となく似たような道筋を辿っているような気がしてなりません。
では、我々はそれに歯止めをかけるべく今何をせねばならないのか。
そういうことを考える時期にきてるのではないかなと思います。
「人生男は80年だ」
これを考えたのは70歳の時なのですが、運の良い人はもっと長く生きれるし、運の悪い人は明日つまづいて転んで死ぬかもしれないと・・・70歳からはいつお迎えが来てもおかしくないなとその時思ったわけです。
今は5年刻みで「生きてる間にやりたい事」を考え、悔いのない人生を送れるようにと思っております。
それにはまず「ボケない事」「健康を維持する」ことだと思いつきまして、今始めているのが「読書」です。
皆さんも機会がありましたら【外山滋比古著 老いの生理学】【五木寛之著 下山の思想】【曽野綾子著 老いの才覚】【塩野七生著 ローマ人の物語】を読んでいただければと思います。
特に曽野綾子氏の本には「奉仕の仕方、ボランティアの仕方は表向きのポピュリズムに走りすぎていないか。本当の裏側はどうなんだろう。」「現状を踏まえた上でどういった奉仕が本当に現地の人の為になるのか」という事などをかなり厳しく書かれております。
老後はどういう生き方をしたら心豊かに生きれるか、本の中にヒントがあるかもしれません。
また、地域社会を見て思うことは「今教育はどうなっているのだろう」ということです。
世間では物騒な事件が様々起こっておりますが、対処療法ばかりで根本的な解決がなされていないのが現状です。
これは元を辿れば子供時代の家庭教育や学校教育が引き起こしていると思うのです。
そこで参考になるのが【森 信三著 修身教授録】です。これを読むと今の教育の矛盾やマイナス点をじっくりと考えなければいけない、そうしないと根本的な解決にはならないと感じると思います。
「怒る」と「叱る」、「殴る」と「叩く」の区別がつかない親が多いことなどを含めて、考えを巡らせる毎日でございます。
最後になりますが、今日は後期高齢者になる日を明日に控え、今後の人生を豊かに送るためにもストレスを溜めずに率直にお話をさせていただきました。どうもありがとうございました。
10.閉会 (会場委員会)
11.点鐘
今後の予定
9月28日(水) 例会 (第785回)
卓話 『当社の「トヨタ流」』
卓話者 上向 宣明君
担当 上向 宣明君
2016〜17年度 第3回定例理事会
10月5日(水) 例会 (第786回)
『ガバナー補佐訪問』
西三河分区ガバナー補佐 近藤一幸様 (知立RC)
クラブアッセンブリー 例会終了後 於2Fパーティールーム
(出席者:理事・委員長・入会1年未満会員)
10月12日(水) 例会 (第787回)
クラブフォーラム (青少年奉仕委員会)
“稀酒・珍酒・迷酒をあじわう会”18時~ 於川本
10月21日(水金) 例会 (第788回)
『ガバナー公式訪問・安城RCとの合同例会』
12時30分より 於碧海信用金庫本店3F
※10月19日の例会を変更しています
10月26日(水) 例会 (第789回)
担当 プログラム委員会
2016〜17年度 第4回定例理事会