第1129回 例会 2025年5月28日(水)
更新日:2025/05/28
第1129回 例会
ビジターならびに、ゲスト:おみえになりません
本日の卓話担当:竹内泰夫さん
3.弥政晋輔会長 挨拶
私は40代後半頃から頭痛に悩まされてきました。
だいたい真夜中の1時か2時頃に右目の奥に不快感が現れ、だんだん痛みが強くなります。
痛みの種類は、生け花の剣山で目の奥を突かれるようなもので、非常に強いです。
睡眠どころではなくなり、台所に降りて氷をつかみ、冷やして耐えます。
医学的には氷は効くわけではありませんが、冷たさで皮膚が麻痺し、痛みが和らぐように感じます。
この痛みは1時間ほど続き、その間に涙や鼻水も出て、床が濡れてしまうこともあります。
こうした発作は1週間ほど続き、睡眠不足になります。
神経内科の先生に相談すると「典型的な群発頭痛」と診断されました。
良い薬は少なく、いくつか試しましたが効果はありませんでした。
この発作は年に1〜2回起きます。
ある時、東京での学会に行った際、先生から新しい注射薬を試すために持たされました。
ホテルで同じ発作が起きたため注射を試みましたが効果はなく、翌朝注射器などを持ち帰りました。
最近の発作は2017年、8年前に起きました。
痛みの種類は同じですが、昼間に起こり、15〜20分の短い発作が何度も起こりました。
仕事ができず1週間の夏休みを取りました。
その時期に「君の膵臓をたべたい」という映画が封切りされ、話題になっていました。
私も休みを利用して映画を観に行きましたが、痛みが来て座席でうずくまっていました。
掃除のお兄さんに声をかけ、優しく対応してもらいました。
それから8年、発作は起きていません。
おそらく血管が硬くなり、これで卒業かと思っています。
群発頭痛は千人に1人の割合と言われています。
同じ症状の方はいらっしゃいますか?
以上です。
4.杉浦秀郎幹事 報告
(1)本日例会終了後、定例理事会を開催します。関係者の皆様、よろしくお願いいたします。
(2)先週および今週、会員台帳を配布しております。ご確認いただき、訂正・変更がある場合は事務局へご返信ください。変更がない方もご返却をお願いいたします。
(3)新しいロータリー手帳が届いております。受付にも置いてありますので、ご利用の方はお持ち帰りください。
(4)事業報告書の原稿締め切りが本日となっております。未提出の方は早めに事務局へご提出ください。
5.沓名由美子副幹事 報告
(1)次年度の事業計画書の原稿の締め切りは本日28日までです。未提出の方はお早めにご提出ください
(2)7月のクラブフォーラム計画発表の日程表を理事委員長の皆様に配布しました。ご都合が悪い方はご連絡ください
〇 東海道はよく「53次」と言われますが、実は江戸幕府が整備した宿場は全部で57ありました。53だけでなく、4つの延長部分も含まれているんです。
〇 江戸から京都までは約496キロ。昔の人は靴もなく、わらじや草履で砂利道を歩き、女性なら15日ほどかけて旅をしていました。
〇 江戸時代の旅は自由ではなく、通行手形が必要でした。特にお伊勢参りは人気で、当時は年間最大500万人もの人が参拝に訪れていたそうです。
〇 宿場は旅人が休んだり泊まったりする場所で、人足や馬を無償で提供する代わりに宿屋営業が許されていました。岡崎周辺には「うと茶屋」や「大浜茶屋」という休憩所もありました。
〇 尾張藩が盗賊対策として作った鳴海の茶屋では、有松絞りの手ぬぐいが誕生し、旅人にとても喜ばれました。
〇 東海道には船で渡る区間もあり(熱田~桑名、浜名湖)、潮の満ち引きや船酔い、トイレの問題など旅の大変さが伝わります。
〇 広重の浮世絵「東海道五十三次」は、実際に歩いたかどうかは諸説ありますが、当時の東海道の様子を感じさせる素敵な作品です。
〇 矢作橋は当時日本一の長さの橋で、大名行列が描かれています。参勤交代とは国元から江戸へ行くことを言い、橋の向こうには岡崎城の天守閣も見えます。
〇 大井川は「越すに越されぬ難所」と言われていましたが、現代のリニア中央新幹線の工事で再び環境問題として注目されています。
〇 江戸時代の街道の整備や旅の様子は、今の地域の文化や交通と深くつながっていて、とても興味深い歴史です。