第1113回 例会 2024年12月25日(水)
更新日:2024/12/25
第1113回 例会
ビジター:おみえになりません
ゲスト :アクサ生命保険(株)岡崎支社安城営業所所長 戸澤拓哉様
本日の卓話担当:大見知生さん
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱(第3週)
3.弥政晋輔会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
中学生の時、3年間バスケットボールクラブに所属して主将を務めておりました。
当時の中学生は、リバウンド取ったらほぼ6割か7割速攻で、ひたすらコートを走り回って、持久力だけは自信がありました。
私の通った名古屋市立川名中学校では、秋の体育祭で1500m走というのがあり、200mトラック7周を競います。
私のライバルは水泳部主将で、実は中2のときに彼と勝負して負けていました。
ですから中3はどうしても勝ちたいと、雪辱に燃えていました。
重いバスケットシューズから陸上用のシューズに変えて足を慣らし、家の周りを走って本番の日を迎えました。
協議前にライバルの彼に会った時、彼は私の足元を見て「気合入ってるな」と動揺していました。
しめしめと思っていたのですが、いざスタートをきるとそれはもうすごい勢いでライバルはスタートダッシュをしたのです。
周りもつられてハイペースで走り出しました。
私は後ろから2番目くらいを走っていましたが、4周目あたりで2位まで追いつくことが出来ました。
最後の7周目に色々と考えましたが、飛び出して走ることにしました。
クラスメイトからは「やめておけ」「速すぎる」とヤジが飛んでいましたが、構わず走り続け、100m位の差をつけてぶっちぎりで勝つことが出来ました。
これが体育祭で私が一番輝いた日でした。
明治の文豪に菊池寛の『形』という短編に、中村新兵衛という槍の使い手がいまして、戦場で彼が一番槍で出てくると、敵は慌てふためいて後ずさりするぐらい強かったという武将がおりました。
ある日、若武者が初陣を飾りたいと中村に鎧兜貸してくれと頼みます。
快く交換して、その若武者は一番槍で突っ込んでいきました。
敵は浮き足立って、ワーッと逃げるような感じで、若武者は大成功をおさめました。
その頃中村は2番槍として戦場に突っ込みます。
しかし、いつもと戦い方が違う。
敵はは全く怯むことなく襲ってくる。
しまったと思った時には脇腹刺されてしまい、死んでしまう。
そういったお話です。
この話で、形というものは大変大事なのだと気づかされるのですが、あの時のライバルも私の靴を見て無謀ともいえるスタートダッシュをしたのだと思うのです。
形は良きにつけ悪しきにつけ、とにかくその相手に先入観を植え付ける重要なアイテムだろうというふうに思います。
食事 (会長)
5.杉浦秀郎幹事 報告
(1)本日例会終了後、定例理事会を開催します。 於例会場
(2)次週1月1日の例会は、休会です。
(3)12月28日(土)~1月5日(日)まで事務局はお休みをいただきます。緊急の場合は幹事杉浦までご連絡ください。
(4)1月8日(水)の"新年初例会”登録の件、出欠の変更があった時には速やかに幹事までお知らせ下さい。それ以降のご変更もご連絡頂きたく、お願いいたします。
(5)2月22日(土)のIM登は、本日が締め切りです。
(6) 他クラブの例会変更を事務局に御確認の上、メーキャップをお願い致します。
【戸澤拓哉様 自己紹介】
2022年1月 アクサ生命保険株式会社 入社
入社以前は信用金庫に勤めていたが、入社をきっかけに健康経営に触れ感銘を受ける。
【健康経営とは】
経済産業省が中心となって取り組んでいる国策
企業が従業員の健康づくりや働きやすい環境づくりを行うことで会社の活性化やイメージ、また業績の向上を目指す取り組み
(1)従業員の健康で生き生きとした人生の実現
(2)健康で活力あふれる従業員が大きな原動力となり、会社の永続的な発展に繋げていく
【健康経営を推進する背景】
〇日本の少子高齢化
生産年齢人口(働き手)の人口は50年後には半数に減少すると予測されている
高齢になっても元気で活躍できる社会を作り上げていくことを目指す
定年と言われていた65歳以上の人も「働き手」の枠組みへ参入し、活躍していく時代になってきている
〇人生100年時代
『LIFE SHIFT』の著書であるリンダ・グラットン氏が本の中で提唱した言葉
長寿国である日本も平均寿命は延伸の一途を辿っている
この長生きの時代に「どのような人生を歩みたいか」
折角であれば健康で生き生きとした、そんな未来を描く人が多い
【健康経営をはじめたきっかけ】
〇実際にあった声
「従業員が疲れていて社内に活気がない」
「従業員の平均年齢が上がってきている」
「業務がなかなか回らない」
「転職・離職が多い」
「採用募集に人が集まらない」
以上のように「人」関する悩みが多く、人手不足の課題解決の一つとして健康経営に取り組んでいる企業も少なくない
【健康経営の効果】
〇A社(印刷業)の場合
慢性的な人手不足によるコミュニケーションの悪化
若手社員の離職等
↓
食生活の改善
運動不足の解消
メンタルヘルス不調者へのフォロー
↓
従業員の体調が改善された
従業員間の連携が密になった
残業時間が撮影削減され、業績維持ができた
〇B社(建設業)
従業員の体調不良による長期的な休暇がきっかけ
↓
健康診断をしっかりと行う
自治体の補助金制度等を活用
社内全員で禁煙に取り組んだ
↓
健康意識が向上
会社の取り組みがメディアに取り上げられてイメージアップに繋がった
求人説明会への参加者数増加
採用に繋がった
【健康経営優良法人認定制度】
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備することを目的に、日本健康会議が認定する顕彰制度
1万6733社が参加(2023年度)、申請数は増加している
・認定されると自社HPや求人広告に認定マークを掲載することができ、採用課題の解決に繋がる
・低金利融資であったり、自治体の公共調達における家庭など優遇措置
(例:愛知県信用保証協会、また愛知銀行名古屋銀行そして愛人県内の15の信用金庫で金利の優遇を受けることができる)
【健康経営のはじめかた】
(1)交付宣言
(2)実施するための環境整備
(3)健康課題の把握と目標の設定
※従業員にアンケート調査を行い、数値化することで課題を見つけやすくなる
(4)取り組みの実施と効果の検証
※効果についてはアンケート調査にて確認することができる
アクサ生命では独自のアンケートを用意し、健康経営に必要な項目をスムーズに把握、実施、検証できるようにサポートしている
さらに詳細を知りたい場合は、健康経営アドバイザーが資料と一緒に説明を行うので安心
本日は概要をお話させていただきました。
ご興味のある方は後日改めてご訪問させていただきますので、是非お声がけください。
ありがとうございました。