第1099回 例会 2024年8月7日(水)
更新日:2024/08/07
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱(第4週)
3.弥政晋輔会長 挨拶
皆さん、こんにちは。
昨日は広島、それから明後日は長崎の原爆の日、来週は終戦記念日です。
今日は少し太平洋戦争に関するお話をしたいと思います。
何年か前に私がプラモデルに熱中し、沢山作っていた時期があるというお話をしました。
その時に作った非常にユニークな形をした煙突が斜め外側に向いている巡洋という航空母艦があります。
2万7000トンぐらいある大型空母と言ってもいいでしょう。
昭和17年5月末に北太平洋のアリューシャン列島へ出撃しています。
ミッドウェーでは加賀、赤城、飛龍、蒼龍などの航空母艦が一気に沈没させられたのとほぼ同じ時期に、その北の方の海域で、アラスカのアリューシャン列島の一番東側にあるダッチハーバーというアメリカ軍の基地を使うために巡洋は出撃しました。
巡洋の初代艦長は後に中将に昇進した角田覚治というのは猛将でした。
初代艦長はダッチハーバーにいっぱい攻撃を出したわけですね。
九七艦攻といって、魚雷を積んで海面スレスレに飛んでいくものや、九九艦爆といって爆弾を積んで急降下して落としてきます。
それを守るための零戦。
この3種類の飛行機を積んで出撃をさせています。
三次攻撃までありました。
夕方になると帰投してくる飛行機を収容していましたが、1機だけ九九艦爆が戻ってきません。
もう暗くなってしまうのにどうしたのだろうと思っていたら、飛行機から艦の位置を教えてくださいという無線が入りました。
しかし巡洋はここだよと知らせていても、どうやら受信機が壊れていたようで何回でも同じように無線が入ってきました。
もう真っ暗になってしまったので角田覚治は全艦明かりを灯すといいました。
参謀達は敵にも発見されやすくなるからそんな危険なことはやってはいけないと思ったけれども、強引に全艦探照灯をつけて明るくして少しでも船の位置を知らせようとしました。
結局その九九艦爆は位置を知らせるからと、これから不時着するっていう無線を最後に巡洋には戻って来ませんでした。
私は本でこのことを知り、なんと部下思いの艦長だろうと思って最初は感激しました。
しかしよく考えると、1200人の乗組員全員を危険にさらすこの判断が本当に艦長として良かったのかどうか少し疑問になりました。
未だにどっちがいいのかという答えは出ていません。
皆さんはどのようにお考えでしょうか。
ちなみに角田覚治はその後、南太平洋の海戦で大活躍しますが、最後はテニアン島に上陸したところで海軍の陸戦隊として陸軍に協力して玉砕されております。
今日は太平洋戦争のお話でした。
5.杉浦秀郎幹事 報告
(1)本日例会終了後、臨時理事会開催について
(2)会員候補者に関する資料配布について
(3)次週例会休会について
(4)事務局お休みについて(8月10日~18日)
緊急の連絡は幹事杉浦まで
7.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)
会員数 59名
出席義務者出席数 32名
本日の出席者数 43名
本日の出席率 82.6%
先々回の修正出席率 86.2%
〇岡本和也様プロフィール
・2006年4月名古屋の不動産会社に入社
・2009年9月稲垣公認会計士事務所現かがやき税理士法人に入社
・2013年6月かがやきコンサルティング株式会社取締役就任
・2022年9月かがやきグループのホールディングスに伴い、かがやきホールディング株式会社取締役に就任
〇かがやきホールディングス概要
・かがやきグループ創立は1997年です。30年弱というところ
・代表稲垣、安城に生まれる
・今グループの職員が231名お客様3200先ぐらい
・2003年かがやき税理士法人設立
・2018年ぐらいから経営統合(いわゆるM&A)直近まで7回ほど経営統合
・2020年かがやきホールディングス制移行
現在では東海エリア大阪エリア関東エリアにオフィスがありますが安城発祥の会計事務所グループというところで安城には恩返ししていきたい所存でございます。
〇かがやきグループの経営理念、行動規範
・経営理念
かがやきグループは中堅中小規模の個人事業主法人個人参加および地方自治体の存続発展に貢献する応援団であることを追求するとともに全役職員の物心両面の幸福を追求する。
成長を支え続ける応援団でありたい。
あくまで我々は士業ではなくサービス業だと、お客様の応援団なんだというところを常々我々職員に対しても掲げて説明をしてそういったグループですので、ぜひとも皆様、企業経営していらっしゃる方の応援団であり続けたいというふうに考えています。
・行動規範
1.自利利他
2.真面目で誠実
3.プロフェッショナル集団
4.ワクワク感
5.変化を恐れない勇気
特に一番下の「変化を恐れない勇気」ここを特に大事にしており、変化の早いこの時代の中で我々のような会計事務所自身が変化を恐れない勇気を持って率先して変化をしていこうというところを行動規範の一つに掲げております。
ホールディングス化を大きく分けると二つにわかれていまして、下が税理士法人の社労士法人いわゆる士業法人です。
上が事業会社株式会社で、人材派遣や経営コンサルティング、DX支援、M&A、不動産などのサービスを展開しているホールディングスグループでございます。
〇補助金の目的と特徴
・生産性を上げるということが補助金の目的
・固定資産投資してそれをもとに利益や付加価値、生産数量を上げる
・生産性を上げる考え方に即しているかどうかが補助金の申請が通るかどうかに繋がってくる
(なぜ生産性を上げると国や県がお金を出してくれるのか)
・日本の1人当たりの生産性、付加価値が低い(G7の中で最下位)
・中小企業が多く生産性が上がりきらない
補助金を積極的に出していくという考え方がベースにございます。
〇助成金と補助金の違い
助成金
・助成金は基本的に要件を満たせば受給されるもの
・予算の制限はありつつもいわゆる早い者勝ちということ
・人に関するものが多い内容のため社会保険労務士が支援してくれる内容
補助金
・審査により採択される
・補助金の目的に即しているかどうかというところが重要になるので書類選考がある
・応募時期があるというところ
・年間3回~4回あるがその時期に合うかどうかで使えるかどうかというのが特徴
・不採択の場合がある
助成金は要件を満たせば受給でき、補助金は審査があって採択されなければ使えないという違いがございます。
〇四つのメジャー補助金新たな大型補助金
・事業再構築補助金
お金をかけて新しいことを何かやりたいなこういった場合に申請する補助金
・IT補助金
最新の設備で新製品を作りたい、IT・DX関係事務の効率化など、IT関連で何か取り組んだ場合に申請する補助金
登録している事業者であればこの補助金の申請まで合わせてしてくれる
・小規模持続化補助金
小規模事業者が補助金ちょっと投資しようというときに申請する補助金
要件として従業員数で縛りがある
・もの作り補助金
試作品開発、新製品の製造DX投資するときに申請する補助金
内容によっては業種が幅広く対象になる
どの補助金も採択後1年ほどで入金される
・新たな大型補助金
大規模成長投資補助金
補助金最大50億、国が目玉補助金として最近出したもの
補助率3分の1で投資規模10億以上が対象
10億以上の投資で補助率が3分の1、最大50億150億の投資で50億の補助金
我々会計事務所グループ・経営コンサルタント会社として補助金の申請をおろすことも重要ではありますが、ひいては企業様の成長、事業の発展に繋がると思っております。
我々の支援実績は業種、補助金の種類問わずとなっておりますので、補助金の申請をお考えの場合はぜひ我々にご相談くださったらと思います。
寄り添ってサポートさせていただければと思っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡いただけたらと思います。