第941回 例会 2020年3月25日(水)
更新日:2020/03/25
第941回 例会
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱 (第4週)
3.山口恭正会長挨拶
皆さん、こんにちは。
先回の例会から3週間が経ちましたが、新型コロナウイルスの状況は一向に良くなりません。
例会に先立ちまして行いました理事会で今後の例会について協議いたしました。
後ほど、深津幹事のほうから詳しくご説明させていただきます。
さて、先月のロータリーの友の中に千葉県の方より次のような投稿がありました。
『昭和26年9月サンフランシスコ講和会議が開かれ、戦勝国50ヵ国の中でセイロン(現スリランカ)の財務大臣リチャード・ジャヤワルダナ氏がこのような発言をされています。
《日本の独立を許し、戦後賠償を求めることもやめようではないか。日本には昔のようにアジアの兄、アジアの光となってほしい》
そして次のような演説を行いました。
《 何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望す るのでしょうか。
それは我々の日本との永年に亘るかかわり合いの故であり 、又アジア諸国民が日本に対して持っていた高い尊敬の故 であり、日本がアジア緒国民の中でただ一人強く自由であった時、私は、この前の戦争の最中に起きたことですが、アジアの 為の共存共栄のスローガンが今問題となっている諸国民に アピールし、ビルマ、インド、インドネシアの指導者の或人達がそうすることによって自分達が愛している国が開放されるという希望から日本の仲間入りをした、という出来事が思い出されます。
セイロンに於ける我々は、幸い侵略を受けませんでしたが、 空襲により引き起された損害、
東南アジア司令部に属する大軍の駐屯による損害 、並びに我国が連合国に供出する自然ゴムの唯一の生産国であった時に於ける、我国の主要産物のひとつであるゴムの枯渇的樹液採取によって生じた損害は、損害賠償を要求する資格を我国に与えるものであります。
我国はそうしようとは思いません。
何故なら我々は大師の言葉を信じていますから。
大師(ブッダ)のメッセージ、
「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる 人は憎しみによっては憎しみを越えられない
実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの恩むことがない。
怨みをすててこそ恩む、これは永遠の真理である。」
はアジアの数え切れないほどの人々の生涯を高尚にしました。
仏陀、大師、仏教の元祖のメッセージこそが、 人道の波を南アジア、ビルマ、ラオス、カンボジア、シャム(現タイ)、インドネシアそれからセイロン(現スリランカ)に伝え、 そして又北方へはヒマラヤを通ってチベットへ、支那へそして最後には日本へ伝えました。
これが我々を数百年もの間、共通の文化と伝統でお互いに結びつけたのであります。
この共通文化は未だに在続しています。
それを私は先週、この会議に出席する途中日本を訪問した際に見付けました。
又日本の指導者達から、大臣の方々からも、市井の人々(街の中にいる普通の人)からも、寺院の僧侶からも、日本の普通の人々は今も尚、平和の大師の影の影響のもとにあり、それに従って行こうと願っているのを見いだしました。
我々は日本人に機会を与えて上げねばなりません。
そうであるから我々は、ソ連代表の云っている、日本の自由は制限されるべきであるという見解には賛同出来ないのです。》
この演説を聞いた吉田茂首相は涙を流したと言われています。
そして、ソ連(現ロシア)を除く49ヵ国の調印によって日本は占領統治を免れ、国際社会に復帰することができたそうです。
このジャヤワルダナ氏はその後も日本との交流を深く持たれ、死後は角膜を片方を日本人に提供してくださっています。
氏を讃える碑が日本に3カ所建てられております。
5.深津茂樹幹事 報告
(1)本日12時より定例理事会を行いました。
(2)次週4月1日(水)より当面休会にすることといたします。今後の予定は理事会で協議し、ご連絡させていただきます。ご協力の程よろしくお願いいたします。
(3)新会員候補者・磯村孝彦様、上村祐貴様入会について
(4)4月12日(日)に予定されていました、地区研修・協議会は延期されました。現在開催日は未定となります。
(5)メーキャップにつきましては、事務局までお問い合わせください。
6.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)
会員数 65名
特別会員 1名
出席義務者数 42名
本日の出席者数 56名
出席率 85.7%
先々回の修正出席率 92.1%
皆さんこんにちは。
寺部さんからお話をいただいた時に「退会した自分が卓話をして良いものか」と悩みましたが、お世話になった皆さんに「元気にやっていますよ」とお伝えしたかったのと、こういった難病に苦しんでらっしゃる方に少しでも参考にしていただければと思います。
【多発性筋炎とは】
膠原病の一種。
筋肉の 炎症 により、筋肉に力が入りにくくなったり、疲れやすくなったり、痛んだりする病気。
他の膠原病と同じく、筋肉と皮膚の症状以外にも様々な症状が現れる。関節痛は頻度が高く、そのため、リウマチ性疾患に含められることもある。
その他、肺も症状を起こしやすい臓器である。
合併しやすい病気のうち特に注意しなくてはならないのは間質性肺炎と悪性腫瘍。
現在推定で20,000人以上の患者がいる。
完治出来るのか、何年かかるのかわかりません。
しかし私は今、完治を目指しています。
そしてお世話になった皆さんとまた一緒に活動したいと思っています。
また、難病で苦しんでいる方へ「諦めない」気持ちを少しでもお伝えできたらと思い、お話をさせていただきました。
ご静聴ありがとうございました。