937回 例会 2020年2月12日(水)
更新日:2020/02/12
第937回 例会
1.点鐘
2.ロータリーソング斉唱 (第2週)
3.山口恭正会長挨拶
皆さん、こんにちは。
本日もだいぶ暖かいですが、先日南極で歴史上最高気温の18.2度を記録しました。
日本なら梅や桜を通り越してそろそろ藤の花が咲きそうな気温です。
今日のお話は62年前の昭和33年のことです。
第2次南極観測隊を乗せて出発した南極観測船「宗谷」が、昭和基地より200キロの位置で強烈なブリザードに襲われて身動きが取れなくなりました。
氷と一緒に450キロ離れたところまで漂流し、1月末にアメリカの砕氷艦「バートンアイランド」に救助を要請しようやく外海に出ることができたそうです。
砕氷船の力を借りて、昭和基地から100キロのところまで行きまして接岸しました。
この頃運悪く「宗谷」と日本の電波状態も悪かったようで、本部との連絡がうまくいかなかったようです。
2月11日になりまして、第1次越冬隊員を「宗谷」に収容します。
この時一緒に三毛猫1匹、カナリヤ2羽、そして前年秋に生まれた子犬と母犬も収容されています。
翌12日に第2次越冬隊用の物資と隊員3名が観測基地に運ばれましたが、以後天候と氷の状態が悪く、14日にはその3名も「宗谷」に帰船しまして、24日に第2次越冬隊を諦め日本への帰路についたそうです。
「宗谷」はこの時スクリューが破損しており、満身創痍の航海だったようです。
その時に基地にいた樺太犬15頭が置き去りにされました。
全ての犬が鎖に繋がれていたそうですが、隊員にとっては断腸の思いだったと思われます。
自由にしておくと生き延びた場合に繁殖し南極の自然形態を破壊する可能性があるからの処置だったそうです。
その1年後第3次南極観測隊が基地についた時、当然全頭死んでいると思われていた樺太犬が2頭隊員の所へ駆け寄ってきました。
それがタロとジロです。
7頭は鎖に繋がれたまま死んでいました。餓死の状態だったそうです。
残りの6頭は鎖から抜け出して行方不明。10年後1頭が死骸で発見されています。
では何故タロとジロは生き延びたのか。
まずこの2頭は当時1歳で1番若い犬でした。そしてアザラシのフンを食べていたようです。
このフンの中には未消化の魚や小海老が含まれており、無人の基地を訪れたソ連の隊員が2頭を見つけ餌を与えております。
この話は映画化、テレビドラマ化されていますのでご存知かと思います。
タロとジロは記念硬貨にもなっております。
ちょうど60年前のこの時期にそんなことがあったというお話でした。
5.深津茂樹幹事 報告
(1)次週2月19日(水)の例会は、2月22日(土)に変更しています。
(2)IMの記念品、プログラムを配布しました。ご参加の方はご確認をお願いいたします。
(3)日本のロータリー100周年記念バッチをお配りいたしました。
(4)他クラブの例会変更をご参照の上、メーキャップをお願い致します。
7.委員会報告
(1)出席委員会 出席報告 (出席委員会)
会員数 65名
特別会員 1名
出席義務者数 42名
本日の出席者数 59名
出席率 88%
先々回の修正出席率 90.5%
9.閉会 (会場委員会)
10.点鐘
今後の予定
○カラオケ同好会 18時30分〜 於ら・むーる
2月22日(土)(第938回)
『西三河分区 IM』
14時〜 於知立リリオ・コンサートホール
※2月19日(水)の例会を変更しています。
2月26日(水)(第939回)
卓話 :『ミニミニミニミニ音楽会 PARTII』
卓話者:二胡奏者 竹内有希様、ピアノ奏者 那須朝子様
卓話担当:小野 郁君
○2019〜2020年度 第8回定例理事会
3月4日(水)例会(第940回)
『クラブフォーラム 』
担当:雑誌委員会
3月11日(水)例会(第941回)
担当:プログラム委員会
○カラオケ同好会 18時30分〜 於ら・むーる
3月18日(水)例会休会
定款第8条第1項により
3月25日(水)例会(第942回)
担当:寺部保美君
○2019年〜2020年度 第9回定例理事会