クラブ会報

第779回 例会 2016年8月10日(水)

更新日:2016/08/10

第779回 例会 

司会 水谷 存君

ビジター :
ゲスト :(有)稲垣石材店社長 稲垣 寿(ヒサシ)様 岡崎東RC

1.点鐘 

2.ロータリーソング斉唱 (第2週) 

4.安藤一高会長挨拶 

安藤会長  挨拶
安藤会長 挨拶

皆さんこんにちは、暑い日が続きますので体調管理には充分ご注意ください。特に連日熱戦が続きているオリンピック中継などの観戦で夜更かししないようにしてください。
 さて私はオリンピックというと思い浮かべることがあります。私の家は子供が4人いまして、4人がそれぞれ4歳ずつ離れています。皆さんから子宝に恵まれましたねといわれた時に、私はオリンピックの年になるとどうしても張り切ってしまって4年毎にひとりずつ作りました。それにオリンピックの5輪にちなんで5人もがんばろうと思いましたが、内のかみさんから「うちのような母子家庭の家ではとても5人は無理です」と言われてあきらめましたと冗談を言いますが、時々まともに受ける方が見えますので困ってしまいます。冗談はこれくらいにして、最近オリンピックにちなんで、1つ気になることがあります。それは幾多の熱戦を勝ちぬいて代表に決まった皆さんが「オリンピックを楽しんできます」と言う方が大変多くいることです。私としては、毎日毎日何千回、何万回と練習を重ね、戦いに勝ち抜いて勝ち得た栄冠ですのでそれはそれで悪いとは言いませんが、その影にいかに多くの人が涙を飲んだ人、あるいは人生を棒に振ってしまった人などのことを考えた時に、「楽しんできます」だと「ふざけるな」、行けなかった人のことを考えたら、「必死で、死に物狂いでがんばってきてくれよ」と言いたくなってしまいます。
過去にマラソンで活躍したが、成績不振の責任感から自殺をされた円谷幸吉選手のことを思う時どうも納得できないところがあります。こんなことを考えるのは私が年を取ったせいでしょうかね。 

5.食事 

6.小野幹事 報告 

小野幹事  報告
小野幹事 報告

・次週17日(水)の例会は休会となります。
・事務局夏季休暇は、8月13日(土)〜21日(日)とさせていただきます。
・他クラブの例会変更をご参照の上、メーキャップをお願い致します。

7.委員会報告 

(1)出席委員会 出席報告 (出席委員長 長田和人君)
 名誉会員1名 会員数62名 出席義務者数45名 本日の出席者数52名 出席率89.7%
前々回の修正出席率98.2%

(2)雑誌委員会 ロータリー友の会8月号紹介 (委員長 荒木芳紀君)
 皆さんこんにちは。
 雑誌委員会からロータリーの友8月号のご紹介をさせていただきます。
 まずは、縦組み4ページからの名古屋ロータリー所属の岡谷鋼機株式会社の社長岡谷篤一さんの引退式ミーティングのスピーチをご紹介いたします。
岡谷鋼機株式会社さんはご承知の通り、商社として世界展開をされている企業でありますが、経営理念を『ものづくりに貢献する“グローバル最適調達パートナー”を目指す』とされておられます。創業347年の企業の持つ歴史の重みに興味を持っていただける方は御一読いただきたいと思います。
 2つ目は、ロータリアンの3つの義務について縦組み15ページ、横組み36ページの2箇所に今回書かれております。改めてロータリアンの義務について考えさせられる興味深い記事となっております。
 3つ目は加藤委員推薦の記事で「ロータリーがたちまち好きになる理由」、横組み44ページ、縦組み57ページに「会員の条件が前より柔和になったから」「クラブ会則は各クラブが自主・自立・確定すべきではないか」といった記事がございます。こういった事は、今後我々が考えていかなければならないのではと思います。
 最後に、私が面白いと思いました川柳をご紹介します。
「昭和生まれ パンツは下着と 思ってた」
以上でございます。

(3)国際奉仕委員会 (副委員長 深津茂樹君)

(4)地区財団セミナー報告 (小野幹事)

(5)ニコボックス報告  (委員長 渡邊真一君)   13件

8.本日の例会   

卓話者   稲垣 寿様
卓話者 稲垣 寿様

卓話 「お墓は幸せのシンボル」
卓話者 (有)稲垣石材店社長 稲垣 寿様(岡崎東RC)
担当  天野竹行君

只今ご紹介にあずかりました稲垣寿と申します。
岡崎東RCに所属しております。今回天野さんからお声がけいただいてこういう場をいただきまして、本当に緊張しております。
昨年の地区大会でホストを務めさせていただいた折には、皆様のご協力を持ちまして無事に終える事が出来ました。こういう席ではございますが改めて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

 『お墓は幸せのシンボル』
この言葉自体は私共の全国組織でもあります、一般社団法人日本石材産業協会が提唱している合言葉であります。
以前、私が今回のテーマでお話をさせていただいたところ、お墓というものは家族の誰かが亡くなったから必要になるのであって「幸せのシンボル」とは到底思えない、これは「不幸のシンボル」なんじゃないかというお話をいただきました。
やはり、ご家族がお亡くなりになるというのは大変残念な事ではありますし、不幸なことでもあります。しかし、そこにおいてお墓の役割という事をもう少し深く噛みしめていただくと別の見方が出来るのではないかなというところが今回のテーマに通じるところであります。
お墓参りをすると何か良い事があると言うと少し語弊がありますが、何か心の中に変化が、それも前向きな変化が表れてくる、そういった所に今日のお話の中で「お墓は幸せのシンボル」ではないでしょうかという入口をお伝えできればと思っております。

 ここで普段皆さんあまり石について馴染みがないと思いますので、少しだけ聞いてみたいと思います。
お墓の単位、石の単位というのは30センチ(1尺)のサイコロを1単位として金額をはじいたり重さを量ったりする時に必ず出てくるもので「1才」と呼ぶんですが、この辺りで良く見かける御影石が『1才何キロ位あるか』ご存知でしょうか。
正解は(2)約70キログラムです。
普通のお墓のサイズの頭の部分が約1.3才位なので、大体100キロくらいになります。

 では、『黒い石を墓石に好む地方は』という事ですけども、この地方では基本的には非常に少数派です。関西に行けば行くほど少数派になっていきます。
正解は東北地方です。
 さて次は『標準的な墓石の大きさが一番小さな県は』という事ですが、日本全国各地お墓の大きさというのは様々です。
正解は愛知県なんです。
京都も非常に小さいんですけども、愛知県は墓地の面積が非常に小さいという事もあって標準サイズのお墓の大きさが一番小さいです。
どちらかというとお仏壇の方が本願寺の方が多いのもあってお仏壇に立派なものが入っていてお墓は若干控えめという事が多いと思います。

この息子さんが産まれる前にご主人が亡くなったので、これが初めての親子の対面でした。この経験に私はすごく感動しまして、勝手な想像ですがお父様も嬉しかったのではないかなとそういう風に感じました。
この時私がふと思ったのは、死というのはどなたにも訪れる事ですが「死んだら何も無し、ゼロ。おしまい」という訳ではないなと、きちんとご説明できる根拠は無いのですが、私にはそういう風に思えてなりません。
これが自分自身の今の仕事にも影響しておりますし、お客様にもこのお話をさせていただきながらお墓造りの事を深く考えていただくきっかけにもさせていただいております。

唯一そういった行動をとるのは私達人間だけですね。我々はお骨を埋葬した所に石を用いてその目印とし、そこへ出向き祈りを捧げるという事が、世界各地でも行われています。

 それぞれの大変有名な祈りのスポット、思いを寄せる場所というのはやはりそれなりの理由があっての事だと思いますけど、是非ご家族の一番の拠り所となるお墓に出向いていただきたいなと思っております。
 世の中には沢山の信仰、宗教がありますけれども、それを少し大雑把にまとめてしまうと、『私達は先祖を大切にする先祖教』を普段無意識のうちに進行しているのではないかと思う事があります。先祖の労を労い、先祖の徳に感謝し、先祖の力に願ったりすがったりする事は誰にでもあるような気がします。

 そして『私達は子孫教』というのも言えるのではないでしょうか。色々な信仰がございますが、やはり家族を大切にする、先祖を大切にする、未来の子供達を守りたいと思う・・・そういう気持ちを持ってお墓参りをしていただければなと思っております。
 最後になりますが、『秋分の日はお墓参りの日』という事で、秋分の日は「国民の祝日に関する法律」により「先祖をうやまい、なくなった人をしのぶ」事を趣旨としていると制定されています。

お盆が迫っております。ご家族でお墓参りをしていただき、奥様のご実家のお墓参りもしていただきたいと思います。車の洗車よりもお墓参りが多くなるように努力をしていただきたいですし、お墓参りの回数よりゴルフの回数が多いというよりも「今日はお墓参りに行ってきたよ」と仰っていただいたほうが何となく素敵な感じが勝手ながらしております。
 拙いお話でしたが以上で終了とさせていただきます。
 ありがとうございました。

10.閉会 

11.点鐘 

≪今後の予定≫ 

8月17日(水)
例会休会 定款第6条第1節により

8月24日(水) 例会 (第780回)
卓話 『クラフトデザインと建築設計』
卓話者 (有)矢田義典建築設計事務所 所長 矢田 義典様
担当 安藤 毅君

8月31日(水) 例会 (第781回)
卓話 『地球のものさし~ライズエイジアの夢~』
卓話者 ライズエイジア 代表 上田俊博様
安城学園高等学校フィリピン留学生 マリアアルティア・ブリアナ・ベルトラン様
担当 石川 孝文君

9月6日(水) 第1回三河安城RCゴルフコンペ 於セントクリークゴルフクラブ

9月7日(水) 例会 (第782回)
担当 稲垣 善朗君

9月15日(木) 例会 (第783回) クラブフォーラム(職業奉仕)
『職場例会 西尾 三水亭』
※9月14日の例会を変更しています
 
9月21日(水) 例会 (第784回)
担当 金子 功男君

9月28日(水) 例会 (第785回)
担当 上向 宣明君


2016~2017年度版

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